今回が初見の人は1話から読んでってね(強欲)
女装は男にしかできない最も男らしい行為
カロスの中央に位置する大都市・ミアレシティ。そんな街で僕は。
「ふふ……キミ、かわいいねぇ」
「ひぇ……」
きれいなお姉さんに絡まれていました。こわい。
そもそもどうしてミアレに来たのかと言うと。ミアレ…もといカロス地方ではメガシンカが盛んで、本場でメガシンカを学んできてほしい、というリーグ委員長・ダンデさんのお願いで僕がミアレに行くことになったのだ。(他に行ける人材がいないから)といっても好きに観光していいとは言われてるし、ミアレに来たのもミアレにはメガシンカ使いの人が多いということ。
空港から乗り継いで、電車でミアレに降り立つ。するとものすっごく広い街!!シュートシティも広いけど、ミアレも広いなあ。
ポケモン研究所に行って、ワイルドゾーンでポケモンを見て。ひと通り今日できることは終えたからベンチで休んでいたら。
「キミ、見ない顔だね。観光客さん?」
「え、はい……」
黒髪のきれいなお姉さんに声をかけられた。キリッとした顔立ちで、スタイルもいい。モデルでもやってそうな美人さんだ。
「だと思った。ミアレでマホイップを連れてる人は少ないからねー」
「はい、ガラルから来ました」
「ガラル!遠かったでしょ」
「そうですね……お姉さんはミアレの人なんですね?」
「ん?うふふ、そうだよ。もとは観光…というか家出で来たんだけど、色々あって定住しちゃった」
「家出…詳しくは聞かないでおきます」
「そうだね、それが賢いね」
お姉さんは、しれっと僕の隣に座ってきた。間近で見るとほんとに美人だ。けど美人というより、妖艶とかそっち系の言葉が似合いそうだな。そうして今に至るわけですが。
「キミさあ……カワイイってよく言われない?」
「あー……まあ、言われます」
「うふふ、慣れてるんだ。でも本当にそうだもん……ふわふわの髪につやつやのお肌。でも……」
お姉さんが、真剣な顔を近づけてくる。一瞬心臓止まるかと思った。美人の真顔は心臓に悪い(某ヤバい女のせい)。
「……キミ、男でしょ」
「………」
「確かにカワイイけど、細かい骨格が男の子だもん。でも相当注意深く見ないとこれは分からな…」
「え、そうですけど」
「え?」
確かに僕は分かりづらいと言われるけど、そんな真剣な顔して言うことかしら。
「っはぁ〜〜、なーんだ。真面目に絡んで損した」
「え、え?」
「てっきり同類かと思ったのに。しかもその反応見るに美人に耐性あるでしょ」
「耐性というか抵抗というか……ていうか同類って?」
「分からない?
「………へっ?」
「あはは!新鮮な反応はいいねえ!やっぱり俺って美人だからねー、分かんなくても仕方ないよ!」
「え、え?お兄さん…ってことですか?」
「そうだよ、俺はキョウヤ。女装は趣味」
なんてこった……確かに女の人にしては若干声が低いなとは思ったけど、まさか本当に男の人だとは。世界は広いなあ……
「あまりにフェアリーでガーリーな格好して自然に歩いてるから、キミも女装仲間だと思ったんだけどなあ。ざーんねん」
「女装仲間って……」
「女装して無垢な男子の脳を破壊するのが趣味なんだ〜」
「邪悪すぎる」
この人相当性格悪いな。いやあけっぴろげにしている分マシなのか……?
「ミアレはいいよ、俺の素質もあるだろうけどブティックが多いからね!その分女装のクオリティも上がるってものさ」
「なぜそこまで女装に情熱を……」
「いや俺も最初は罰ゲームだったんだよ。でもそしたら意外ときれいにできちゃってさ。それから試しにメイクとか研究してみたら色々ハマっちゃってね」
「まあ、きっかけが何であれのめり込めることが見つかるのはいいことですよね……じゃあ僕はこれで」
「おっと、逃がさないぞ⭐︎」
勘弁してほしい。女装癖の性格の悪いお兄さんとこれ以上話してたらなんか痴情のもつれとかに巻き込まれかねない。まだ死にたくないんだよ僕は。
「
「……えっ?名前…」
「とにかくピンクでカワイイ子……そんな情報で分かるわけないと思ってたんだけど、そんな目立つ位置に
「え、あの」
「これからホテルに行くんだよね?ホテルZはいいとこだよ?」
「あの、なんで知って」
「さ……」
キョウヤさんが、僕の肩をがっちり掴んだ。その笑顔に、僕は背筋が冷たくなるのを感じた。
「……ホテル、行こっか♡」
いやああぁぁーーー!!
アマネ
ガラルからミアレに出張。やべーやつに絡まれた。
キョウヤ
ZA主人公。みんな女装させたよね?
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