僕はげきからマホイップと世界を巡る   作:三笠みくら

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アカマツくんは男の娘派閥がいるそうで。アカマツくんは恥ずかしがりながら女子の服を着させられるのが合うと思うの。

感想ちょうだい!!


アカマツ、陥落

 

アカマツくんの実家である食堂は広々としていて、とても親しみやすいところだった。とても賑わっていて、お客さんも美味しそうにご飯を食べている。

 

 

「はい、これがお品書き!オレのオススメはこのカツカレー!もちろん辛口でおいしいよ!」

 

「じゃあそれにしようかな、お願いします」

 

 

カレーを待つ間も、アカマツくんとの辛いものトークは続く。やっぱり同じものを好きな人との話は楽しいね!!

 

 

「…うふふ」

 

「どうしたの?」

 

「ううん、なんでもない。ただ…」

 

「ただ?」

 

 

 

「アカマツくんみたいな素敵な人と会えて、よかったなって」

 

 

「ヒュ」

 

 

なんだか恥ずかしいな、でも本当のことだからね!アカマツくんみたいな素敵な激辛仲間に会えて、本当に良かったと思ってるんだから。

 

 

「はい、カツカレーお待ち!」

 

「わあい、いただきます!」

 

 

!! これは…カツがさっくさく!!カレーについている部分もシナっとしておいしいけど、やっぱりカツはサクサクがいいよね。それにカレーもただ辛いだけじゃない、コクがある!これはそうだな…ハチミツを使ってるな?それでほんのり甘みが追加されて、より辛さと濃厚なカレーの旨みが引き立つ!素晴らしい料理だぁ……

 

ただ強いて文句を言うとすれば。量が多いんじゃ。おかしいな、写真だと普通盛りくらいだったんだけど。これが逆写真詐欺ですか。まあ食べれるからいいんだけど。

 

 

「おいしいね、さすがアカマツくんのオススメ」

 

「………」

 

 

アカマツくん、何やらぼーっとしているな。どうしたんだろう。

 

 

「アカマツくん?」

 

「わっ!!ど、どうしたの??」

 

「いや、なんだかぼーっとしてたから」

 

「ああ!!き、気にしないで!新メニューのこと考えててさ!!」

 

 

新メニュー!!さすがアカマツくん、そういったことも考えてるのか。僕の場合はなぁ。辛いものの許容範囲が一般の方とかけ離れすぎててメニュー開発とかは協力できなかったんだよなぁ。ひのこ級の辛さもいいけどもっとあっても良くない?と思ってしまう悪癖がありまして。

 

 

「いいね、どんなの考えてるの?」

 

「え!?えーっとねえ、やっぱり子供にも辛いものをおいしいって思ってほしいなーって!だからそういう親しみやすいやつがいいかなって思ったり…」

 

「なるほど確かに。でも辛いものは刺激が強いから悩ましいよねえ」

 

「そう、なんだよ!もちろん普通のメニューでもいいけどそれはなんか違うじゃん?」

 

 

確かに。辛い料理といえばやっぱりどうしても人を選ぶからなぁ。でもみんなに辛いものを愛してほしいのも事実だ。どうしたものか……

 

 

「まあ!急いでるわけじゃないから別に……」

 

「いや!」

 

 

ガシッとアカマツくんの手を握る。そしてまっすぐに彼の目を見つめる。真剣モードONだ。

 

 

「協力するよ、絶対辛くておいしい新メニューを僕たちで作ろう」

 

「あ、アマネ、ちゃ……」

 

「大丈夫、僕とアカマツくんならできる。2人で頑張ろう」

 

「あ、うぁ……」

 

「ねっ!」

 

「……ウン」

 

 

こうして辛くておいしい、そして色んな人に食べてもらえる料理を開発することになりました。頑張るぞー!!




アマネ
またしても何も知らない男。

アカマツ
純粋でいい子。
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