僕はげきからマホイップと世界を巡る   作:三笠みくら

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なんか新作書きたいのでアイデアください


うみのでんせつ

 

焦るシロナさんとヒカリさんと一緒に、ナギサシティに向かう。するとそこには黄色い髪の気だるげなお兄さんが立っていた。

 

 

「デンジさん!状況は?」

 

「ああ。先日俺が夜中に街を散歩していたところ、ギンガ団の制服を着た奴らが何やらコソコソしているのを見つけてね。その時は放っておいたが…今もこうして活動しているとは」

 

「それにしてもどうしてナギサシティで?アカギさんの時は被害が出てなかったのに…」

 

 

何やら考えこむヒカリさんたち。置いてけぼりになって浜辺を見ていると…あれ?

 

 

「皆さん、あれって!」

 

「あれは…メノクラゲたち!?」

 

 

浜辺に向かうと、そこには大量のメノクラゲたちが打ち上げられていた。しかも様子がおかしい、これは…何か良くないものを食べた時だ!

 

 

「体調が悪そうですね…ポケモンセンターに!」

 

 

ポケモンセンターでメノクラゲたちを調べてもらうと、衝撃の事実が明らかになった。

 

 

「メノクラゲたちの体内から…大量の放射性物質が発見されました。」

 

「放射性物質ですって!?どうして、ナギサシティはそんな発電方法なんてしていないはず…」

 

「…そういえば、さっき街中でギンガ団のCMを見た時」

 

「CM?それがどうしたの?」

 

「いや…ギンガ団はエネルギー開発に勤しんでいますって言ってて。もしかしてそれじゃないか、って…」

 

 

僕の言葉に、皆が神妙な面持ちになる。ナギサシティでギンガ団が発見されたのも、ひょっとして。

 

 

「まさか、海に放射性物質を放棄していたというの!?」

 

「まだ確証はないが…調べる価値はありそうだ」

 

 

早速デンジさんが自作の機械を使って、水質を調べる。

 

 

「…そこのキミの言った通りだ、ここら一帯の水は汚染されている」

 

「なんてこと……」

 

「アカギさんの計画はわたしたちが止めた…でもその結果、残党たちが海を汚すなんて」

 

「こうしちゃいられないわ、すぐにギンガ団ビルに向かうわよ!」

 

「はい、サターンさんに話を聞かないと!」

 

 

シロナさんとヒカリさんは急いでそのギンガ団ビルとやらに行ってしまった。そしてデンジさんも調査のためと言ってどこかに行っちゃった……どうしよう、この状況でひとりになっても何かできることってあるのかな。

 

 

「ねえ、そこのキミ」

 

「ん?」

 

 

誰かの声が聞こえた。でも姿は見えない。気のせいだったかな?

 

 

「キミだよっ」

 

「うわ!?」

 

 

いつの間にか、僕の背後に女の子が立っていた。水色のきれいな髪に、透き通るような白いワンピース。

 

 

「ね、キミってシンオウの人じゃないんでしょ。ちょっとお話しようよ」

 

「お話……?」

 

 

近くの流木に腰掛けて、女の子と話をすることになった。

 

 

「キミさ、海は好き?」

 

「う〜ん、僕泳げないから…でも見るのは好きだよ、きれいだよね」

 

「うん、ボクも好き。でもシンオウの海は、今汚されちゃってるんだ」

 

「あ、聞いてたんだ…だよね、もちろん人間の生活も大事だけど…海に暮らすポケモンもいるからね」

 

「そうだねー……ニンゲンって傲慢だよね、自分たちさえ良ければいい、みたいな感じでさ」

 

「それはまあ、そうだね。」

 

「でもニンゲンがみんなそうじゃないとは思うんだよ。実際キミは…とっても心がきれいみたいだ」

 

「ええ?そうかな……」

 

「そうだよ、ボクは人の心がわかるからね」

 

 

イタズラっぽく女の子は笑う。なんだかよく分からない子だなぁ。いい子なんだろうけど…なんだか掴みどころがないというか。

 

 

「キミはポケモンがスキ?」

 

「うん、好きだよ」

 

「じゃあもし……ニンゲンの世界を壊せちゃうようなポケモンがいるとしたら?」

 

「え、なにその質問」

 

「なんとなく。ほら、答えて」

 

「うーん……でもそんなポケモンがいるのも変じゃないよね、ポケモンって不思議な生き物だし。それに…」

 

「それに?」

 

「そんなポケモンが出てきたら…それってよっぽど人間が悪いことをした時じゃないかな。」

 

「……そっか」

 

 

女の子は黙って海を見つめ始める。なんなんだこの子、不思議だなあ。

 

 

「キミはいい子だね」

 

「それは…ありがとう」

 

「じゃあ、キミにこのタマゴをあげる」

 

 

そう言って女の子が出したのは、水色のタマゴ。真ん中には赤い丸があって、なんだか宝石みたいにキラキラしてる。

 

 

「すごく綺麗……これって、ポケモンのタマゴ?」

 

「そうだよ、そのポケモンをキミに託す。キミみたいな子なら、大丈夫だと思うからさ」

 

「きみは……」

 

 

僕が振り返ると、女の子はいなくなっていた。僕の手元には、不思議なタマゴが残された。




アマネ
謎の女の子から謎のタマゴを託された。

シロナさん
ちゃんとかっこいい。
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