僕はげきからマホイップと世界を巡る   作:三笠みくら

57 / 109
ユウキくんの脳破壊は確定です


ホウエン旅スタート

 

「えっと…ユウキさん、助けてもらった上に宿まで紹介してもらうなんて…本当どうお礼を言ったらいいか」

 

「いいよ!困ってる人は見過ごせないし!あと…タメ口でいいよ、なんか敬語って落ち着かない」

 

「じゃあ……ユウキくん!よろしく!」

 

カワイイ!!

 

 

トウカの森で助けたアマネを、ユウキは宿へと道案内していた。トウカシティにあるポケモンセンターまでだがアマネと共に歩くことのできる幸せを、ユウキは噛み締めていた。

 

 

「そういえばユウキくんって、ホウエンの人?」

 

「え、そうだよ?俺の父さんがトウカジムのジムリーダーなんだ」

 

「そうなんだ、僕ホウエンに来たばっかりだから詳しくなくって。迷惑かけちゃってごめんね」

 

 

アマネのその言葉にユウキの脳は超高速で回転し、そしてまたしても結論を出した。

 

 

「だったらさ!俺が色々案内するよ、ホウエンは一通り巡ってるから詳しいし!」

 

「………」

 

(しまった、ちょっといきなりすぎたか!?)

 

「いいの!?」

 

(よっしゃーーー!!!!)

 

 

こうしてユウキはアマネのことを案内することが決まり、心の中で高らかにガッツポーズをした。

 

 

「ホウエンに来たばっかりって言ってたけど…どこから来たの?」

 

「もともとはガラルにいたんだけど…色々あっていろんな地方を旅してるんだ。シンオウ地方から来たんだよ」

 

「シンオウ!?すごい遠かったでしょ、大変じゃなかった?」

 

「大丈夫、僕には心強いポケモンがいるから!」

 

「そっかぁ、でも何かあったら言ってね!俺、力になるから!」

 

「ありがとう、ユウキくんかっこいいね!」

 

「へぇ!?ま、まあ男ならこれくらいは当然だよっ!」

 

 

アマネの一挙一投足にメロメロなユウキは、アマネに褒められて舞い上がっていた。そして何かお礼がしたいとのことで、アマネとユウキはトウカシティの茶屋でお茶をすることになった。

 

 

「ホウエン地方って暖かい場所だって聞いてたけど…本当だね、のどかで優しい感じ。」

 

「でしょ?俺も生粋のホウエン人ってわけじゃないけど、ホウエンはいいとこだよ!」

 

「ここなら、タマゴも孵るかも…」

 

「タマゴ?」

 

 

ユウキがそう聞くと、アマネは水色のタマゴを取り出す。中心には赤いコアのようなものがあり、一見するとガラスのインテリアのようにも見える。

 

 

「それ、本当にタマゴ?」

 

「うん、少しだけど鼓動みたいなのも聞こえるんだよね。それにほんのり温かいんだ」

 

「へえ…やっぱポケモンって不思議だなー」

 

「ね、僕もびっくり。でもどんなポケモンが孵るのか気になるし、大切にするよ」

 

 

そう言って、アマネはタマゴをタオルで包む。その優しさと微笑みに、ユウキはまたしても胸を射抜かれる。

 

 

「そうだ、ホウエンでどこか観光名所ってあるかな?やっぱりホウエンに来たからには観光したいし、タマゴにもいろんなところ見せてあげたいんだ」

 

「そっか、それなら俺に任せて!色々巡っちゃおう!」

 

 

アマネとホウエンを巡ることになって、ユウキは天にも昇る気持ちだった。

 

 

 

 

 

 

しかしこの小説を読んでいる人はお分かりだろう。アマネは男である。

 

 




アマネ
ホウエンにやってきたぞっ

ユウキ
アマネさんかわいいなぁ、一人称僕かぁ……カガリさんもそうだったし流行ってるのかな?(都合のいい脳みそ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。