種付け奴隷剣闘士として売られた僕が貞操逆転世界で地位を得るには 作:恋狸
僕の高IQによるロジックを説明しようか。
まずもって僕は、メスリスさんについて情報収集をした際に
多分だけど字面通りなら、体の一部を硬化させて防御するような魔法だと思うのだけど、僕はこれを取得することでメスリスさんの
そのためまず僕は、闘技場の係員みたいな人……まあ身の回りのことをある程度担当してくれる人とパーフェクトコミュニケーションを取り、硬化魔法の使い方を教えてもらった。
「硬化魔法は戦闘魔法において最も簡単な魔法であり、最も取得するべき魔法です。男性は魔法が不得手とされていますが、硬化魔法くらいなら少し練習すれば使えるようになるでしょう」
とのことだった。
これを戦闘中に使うことで、急所に当たる攻撃の威力を軽減させることができる。致命傷を重傷にまで軽減できるのはかなりデカいと僕は思う。
そしてこの世界に来た時にある程度の魔法の素養を会得した僕は、硬化魔法の発動に無事に成功。
どうやら魔力を硬化したい部分に集中させて心の中で念じることが発動条件らしい。
確かにこれくらい簡単だったら誰でも使えても不思議ではない。
──問題は、過去に試した男娼の金玉が犠牲になっていることだ。
これは由々しき事態だと僕は思った。
過去の失敗例をなぞるだけでは同じ結末を辿る他ない。
だからこそ僕は灰色の脳細胞(自称)を全力で運用しつつ、部屋で丸一日思考し続けた。
どうすれば硬化魔法という新たに会得した武器で金玉スレイヤー……金玉ブレイカー……デストロイ・オブ・キンタマイヤーを回避できるかと。
「────ハッ!」
僕はその時、暇勃ちしていた自分のおちんちんを何気なく見たことで、まるで心のモヤが一瞬で晴れんばかりの解決策を思い
「この世界の男は自力で勃起することができないよね? つまり……つまりだ。過去失敗した男娼はふにゃちん、ふにゃきんたまのまま硬化魔法を使って、敢え無く握り潰された」
僕は装着していないイマジナリーメガネをクイッと上げて、IQ190はあるだろう説を唱える。
「
勃起──それは男性の性的興奮、または心理的、身体的な行動により
大部分の人は、この硬くなる現象を陰茎……つまりは竿のみだと思っているだろうけれど、男性諸君の皆さんは思い出してほしい。勃起した時の愛息子を。
確かに勃起ほど硬くなることはないけれど……というか金玉単体がめっちゃ硬かったらそれは何らかのヤバい病気だから病院行こうね……というのは置いておいて、勃起した竿に引っ張られるように少しだけ金玉が引き締まるじゃないですか。
寒い時に金玉が縮こまるのと同様に、勃起状態の金玉は通常状態のふにゃちん金玉よりは硬いのではないかと僕は推測した。
だからこそ、勃起した状態で硬化魔法を使用──特に、全力で魔力を金玉に集中させることで、メスリスさんの金玉ブレイカーを防げるのではないかと思った。
そしてその目論見は────
☆☆☆
痛い痛い痛い痛い痛い痛いッッ!!!!!
あ、想像よりもいたぁぁあいい!!!!
ひぃひぃひぃ……潰れてはいないし、ちゃんと原型は保ってるけど、やっぱり竿くらい硬くはならないせいで一応ちゃんと痛いよおおおお!!!
「潰せ、ない!?!?!?」
「ふっ……」
だがしかし、この勝負は最早メンタル勝負。
僕は痛がっている内心の悲鳴をおくびにも出すことなく、むんずと金玉を掴まれたまま悠然と立っていた。
……ふむ、よくよく考えたら女の子に金玉を掴まれるというのは普通に嬉しい案件では?
僕は発想を転換し、勃起ポイントを貯めた。
ムクムクムク。
『おおっとおおお!! なんということでしょう!! メスリス選手得意の
僕が痛みに耐えながら勃っていると、メスリスさんはぷるぷると震えながら金玉から手を離して頭を抱える。
「そ、そんな……あ、あたしが潰せなかった金玉なんて一玉も無かったのに……!!!」
常にキル数二玉なんだから一玉換算することないでしょ。
「君に僕の金玉は潰せないよ。だって、背負ってるものが違う。──君は遊び感覚で金玉を潰してるかもしれないけれど、僕は今まで君に潰された金玉の痛みを背負ってここに勃って……立ってるんだ。そんな生温い攻撃で僕に勝てると思ったら大間違いだよ」
「そ、それでも……!! 男は軟弱でひ弱で……! いつだって搾取される存在で……! い、今まで逆らってくる存在なんて一人も……!」
メスリスさんは怯えを含んだ視線を僕に向ける。
今までずっと優位に立ってきたのに、ここにきて現れた僕というイレギュラー。
悶絶必死の金玉攻撃は効かず、ビクビクしているこの世界の男たちとは違って悠々と悠然と、自然体で女性たちに接している。
メスリスさんにとっては未知。
そしてメスガキ属性にとって最も有効なのは、分かりやすい形での敗北と──自分のフィールドに存在しない未知である。
「ふふ……」
「ち、近寄らないでぇ!!」
僕は笑みを見せながらゆっくりとメスリスさんに向かって歩いていく。
悲鳴を上げながら後退るメスリスさんだったが、彼女は後ろの白線を見て、自分がもう一歩も後退できないことに絶望する。
そして僕はメスリスさんと接触してしまうほど近寄ると、彼女の耳元で囁くように言った。
ここで一つ──エルフの耳は敏感である。
「ねえ、ずっと下に見てた男に負けるのはどんな気分かな?」
「ひゃうっ♡ し、しらない!! そんなのしらない!! あたしが負けるなんて、そんなわけぇ……!」
びくんっ! と体を震わせたメスリスさんは、弱点である耳元の刺激に艷やかな声を発する。
さしもの僕も勃起ポイント+4ポイントである。
ムクムクムクムクッ!(愉快な勃起サウンド)
「金玉攻撃しか能がないざーこざーこ♡ 君風に言うならこんなところかな?」
「……っ!! お、男に負けるくらいなら自分から……!!」
ここでメスリスさんは男に敗北を突きつけられるくらいなら自分から失格になってやろうと、わざと後退した白線を越えようとした。
だが僕は──そんな逃避を許さない。
ぎゅっと。
僕は抱きしめながらメスリスさんを自分のもとに引き寄せる。絶対に離さないと言わんばかりの力で。
「にゃ、にゃにをおぉ!!!♡♡ む、むねに硬いのが当たってぇ……」
メスリスさんが蕩けそうな声で小さく言う。
彼女の言う通り、僕のフルフルにフル勃起したちんちんは、身長差により彼女の胸元にダイレクトアタックしている状態にある。
メスリスさんの無くはない、と評することが可能なちっぱいの感触が僕の股間を刺激して、またしても勃起ポイントが加算されていく。
くっ……限界がないのか僕の勃起には!!!
常にフル勃起してるはずなのに、どんどん大きくなってるような錯覚を……!!!
「このまま逃げるだなんて僕は許さない。君には敗北を身をもって教えてあげるって言ったんだから。──ふぅ〜」
「ひ、ひゃぁあ!!! あんっ……んぁ……!♡」
エルフの耳は敏感であるという特ダネ情報を仕入れていた僕は、執拗にメスリスさんの耳を攻め始める。
たった一つ息を吹きかけただけなのに、メスリスさんはもう腰砕けになりそうな域だ。
僕がちゃんと支えていなければ、きっと彼女の膝は両方とも地面についてフィニッシュだっただろう。
だがそうは問屋が卸さない。
『ど、どういうことでしょうか!! 観客席からどよめきの声が聞こえます!!! 白線から出ようとしたメスリス選手を、まさかのユウタ選手が抱きしめることで阻止!! そして羨まけしからん恥辱をメスリス選手が受けています!! そこ代われ!』
『カワレー!』
実況の声を聞きながら、僕はただひたすら息を吹きかけて、彼女の艷やかな嬌声を聞きながら勃起ポイントを貯めていく。
……そろそろ十分かな。
もう気絶しそうなほどに意識が曖昧になっているメスリスさんの耳に、僕はハムっとかぶりついた。
「ん〜〜〜〜〜〜っっ!!!♡♡♡」
そして手を離す。
「いっちょあがり」
メスリスさんは声にならない悲鳴を上げながら、重力に従い膝をついた状態でぺたりと座り込んだ。
半立ちというやつである。まだ意識はあるんだ。
『──試合終了です!!!! ここでもまさかの大番狂わせが起きました!!! 圧倒的にメスリス選手側に有利だった種目を、攻めに攻めることでまさかの打破!!! 二回戦を勝ち進んだのは──ユウタ・ハイバラだぁぁあ!!!!』
『うおおおおお!!!』
少ない観客から叫び声のような歓声が響く。
僕は無事に勝てたことを安堵しながら、眼前で膝立ちのまま「あえあえ」と舌を出して頬を紅潮させるメスリスさんの姿を見た。
刹那──僕の勃起ポイントは閾値を超えた。
超えて──しまった。
「あっ……」
──バツンッ!!
僕の下着が弾け飛び。
──ブルンッ!!
僕の愛息子が勢いをつけて世に放たれ。
──バシンッ!!!
目の間にいたメスリスさんの頬を、思いっ切りおちんちんでビンタしてしまった。
「あえっ……………お、ちんぽさまぁ……♡」
その瞬間、地面にぶっ倒れながらメスリスさんは、この世のものとは思えないほどエロい表情をして気絶した。
うん、まあ。
おちんぽビンタは予想外だったけど、最後のセリフを聞く限り僕の目的は果たしたと言える。
「わからせ──完了だね」
10話目にして鬼のように筆が乗る乗るの巻。
電車の中でこれ書くとなぜか捗るんすよね。
二試合目──終了!!!
面白いと感じてくださった方はお気に入り、高評価、感想、ここすきなどなどよろしくお願いいたします!!!
皆様からの反応すべてが作者にとってモチベになります!!!