次の日、再び工廠に来てます。新しい武装を作りにきたのだけれどここ最近作ってなかったから妖精さん達も気合十分ね。
「さてと、今日はレーザー兵器を作るわ。核レベルの奴。」
「コノマエノアニメノヤツデス?」
「シュウソクホウゲキデス!」
「アレハマホウデシタヨ?」
「だから科学に置き換えるのよ。無理やり。」
「ムリヤリナラシカタナイ」
「ヤッテヤルデェス!」
「ひとまず完成かしら……」
「デキタンデスー」
「ヤッテヤッタゼー」
「早速試射してみますか。実践で暴走なんて考えたくもないし。そうなるとやっぱり外ね。」
こんなの室内でぶっ放した日には夕張に怒られてまた改造禁止されちゃうわ。
「準備はいいかしら?」
「イツデモオッケー」
「カンリョウデスヨー」
「それじゃあ行くわよ。」
今回作ったのは収束型広範囲殲滅砲。砲身の先端から空気中の窒素を吸収、圧縮して極密度の窒素空気を作り出す。それを濃縮したカリウムと一緒に砲撃することで正面にものすごい勢いで窒素を発射、同時に海面を擦ることによって海水が蒸発し得られた水素と酸素が急激に燃焼、窒素が通った後を爆炎が通り過ぎるって訳。なぜカリウムを混ぜるかって?炎色反応だとカリウムは紫色なんだけど爆炎と交ざり合って桃色になるのよ。管理局の白い悪魔さんみたいにね。
「窒素吸収開始……圧縮……濃縮カリウム混入開始……バルブ開放……準備完了、撃つわよ!」
そういって妖精さん達の避難が完了したのを確認して
「これが私の全力全壊!スターライト…ブレイカァァァァァー!」
ブォン ドドドドドドドドカーーーーーン!
掛け声と共に砲身先端から桃色の閃光が弾け飛んだ。そのまま直線上を海面を抉りながら視界から消えるまで伸びていった。
「………失敗かしらね?」
閃光が消えた後砲身のや先端は赤く焼け付き反動に耐えられなかったのか中程から折れかけていた。ある程度の強度はあったはずだがそれを超える負荷がかかったのだろう。何にせよこれを元にさらなる改造を施せばいい。
「みんな戻るわよ。今の問題点を洗い出して再設計よ。」
「ワカリマシター」
「テイトクサンノジッケンハオモシロイデスー」
「ロマンガアフレテルノダー!」
「その調子よ、ロマンを追いかけて行きましょう!」
「それで?何か言うことはありますか提督?」
「えっと……あの…すいませんでした。」
「えっ?何ですか?」
「すいませんでした!」
あの後改造したら試射問題が分かったらまた改造し、それの繰り返しをした結果殲滅砲は完成した。が、試射していた先に島がありその島が、突如穴だらけになったという報告を受けて夕張が特定し、今に至る訳だ。
「しばらく提督と妖精さんは改造禁止!」
「えー?!それだけは勘弁をー!」
「シンジャウノデスー!」
「オウボウダー!」
「オニー!アクマー!」
「鬼でも悪魔でも結構です!しばらく大人しくしていてください!」
はぁ…………結局怒られちゃったな。
今回の科学云々は作者の頭の中の設定です。実際にこうなるかはわかりません。なので、暖かく見守ってください。