魔改造好きな提督   作:粉プリン

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素敵なパーティにしましょう?

「哲君、ちょっとうちの子達と演習しない?」

 

「はぁ?いきなり何を言ってるんだ。そんな暇はない」

 

翌日、大本営にいると聞いて哲君の元へ来た。現在食堂で哲君と昼食をとりつつ会話していた。

 

「実はさ、うちの清霜なんだけどこの前改造したのよ。でもうちじゃみんな改二だったり私の作った武装してるから清霜には強すぎるのよ」

 

「言外にうちは弱いって言ってないか?」

 

「私に勝てる?」

 

「お前は規格外だ!」

 

「はいはい怒らない。それにもし私たちに勝ったらうちの武装あげるわよ?」

 

 

ガタッ

 

 

周りで話を聞いてた提督が立ち上がったけど無視。お前らには言ってないよ。

 

「……本気か?」

 

「本気も本気、勝てばちゃんと上げるよ。何ならワンオフで作ろうか?」

 

「……分かった。演習だったか、三日後でいいか?」

 

「全然オッケー!ほんじゃこっちも事前準備とかしとくね。ごちそうさまー」

 

帰ったら色々やらないと、あれもこれも試したいしついでにチェックしてた武装全部試そうかな。

 

「…………受けたけど、生き残れるか」

 

 

ーーーーーー

ーーーー

ーー

 

 

三日後

 

「……わたしが頼んだの哲君だったと思うんだけど?」

 

「俺じゃない、元帥がどうせならって言ってな」

 

「あーはいはい。元帥なら仕方ないや」

 

指定された場所に来てみれば哲君以外にも提督がちらほらと見えるし、艦娘なんて溢れるほどいる。時折掛け声みたいなのが聞こえるから、協力して倒す気かな?

 

「……提督」

 

「平気でしょ、逆に言えば物量で私たちに勝てるなんて考えてる時点で弱いわよ。哲君のところなんて三人だよ。少しは見習えばいいのに」

 

「提督ー!まだ始まらないの!おっそーい!」

 

「少し待てい、こっちにほ準備ってもんがあるのよ」

 

こっちの面子は清霜、島風、弥生、初雪、不知火+私の構成。えっ、私がいる?別にいいでしょそんくらい。初雪と不知火を連れてきたのはそれぞれ私の武装をチェックしてもらうためだ。志願制にしたけど一番に二人が食いついてきたためこうなった。

 

「…………終わったー!よっしそれじゃあ行きますか!」

 

「おい待て、まさかお前も出てくるのか?!」

 

「え?当たり前じゃん」

 

「……悪いことは言わない、やめにしないか?資材が消し飛びそうだ」

 

「だーめ」

 

開戦まで後、1分

 

 

 

 

 

 

「合図の空砲が鳴ったわ。それじゃあ作戦通りに……ていっても作戦も何もゴリ押しなんだけどね」

 

「もう少し精密に立てた方が良いんじゃないの?」

 

「二人に渡したのはそんな面倒なことになる前に全部一掃するための武装だから、むしろこれでいいわ」

 

「……了解、頑張る」

 

「よーし、行ってらっしゃい!」

 

まず先鋒として初雪と不知火を敵隊に当てる。その側面と背後から清霜、島風、弥生が抑え込む形だ。

 

「名付けて『囲んでリンチ作戦』開始ね。作戦かどうかは不明だけど」

 

それに全員が囲んでいる間に自分も上から(・・・)叩き込まなきゃいけないし大変だね。艦載機も今日は妖精さん達にお休み出してるし。

 

『そっちはどうかしら?』

 

『こちら、初雪……これ楽しい』

 

『不知火、楽しいかは不明ですが被弾なく戦えています』

 

『それなら上々、そのままやっちゃって』

 

初雪に渡したのはファンネルもどき。前に天龍が使ってみたいと言っていたのを思い出して、改良したまま放置していたのを昨日掘り出し調整したものだ。射撃と防衛の両方をこなせるが逆に柔軟に状況判断をしないとすぐにファンネル達が混線し制御不能になる。まぁゲームやってるし初雪ならいけると思ってたけど。ガンダムとか見てそうだし。不知火に渡したのは超超距離射撃用の主砲だ。飛距離と安定性のみに特化させたから威力はほとんどないけど、使う前に足元を狙わせる訓練をしたから不知火なら使いこなせるはず。というか訓練なのに本気で私の脚を撃ち抜こうとして少しびびった。

 

『左側島風!みんな遅すぎてつまんなーい!」

 

『……こちら弥生、平気です』

 

『清霜だよー!これすっごく強くて使いやすいよ!』

 

そりゃそうだ。光速駆逐艦(誤字にあらず)に装甲駆逐艦に霧の駆逐艦だ。負ける要素が見当たらない。でも

 

『油断しないでね、哲君ならそろそろやってくるはずだから』

 

一番の不確定要素の哲君はまだ仕掛けてこないし、どこで何してるんだか……お?

 

『……提督、三人抜けられました』

 

『どんまい不知火、それは近距離じゃ無理だから抜けたんなら私がやるよ。それに』

 

見えるのは北上、大井、霧島だ。どれも哲君のところの艦娘で間違いない。やっと攻めてきたのか。

 

『こっちも戦闘開始するからそっちは現場判断でよろしく!』

 

無線を切り、前を向くと

 

「うわっ!」

 

目の前に着弾し水柱が何本も立ち上がった。おそらく霧島の一斉射撃だ。まだ当たるような距離じゃなかったし、てことは……

 

「北上さん!」

 

「いっくよー」

 

雷巡組の魚雷か!いくら私でも何本も魚雷を食らえば倒せると思ったようだ。でも私にはクラインフィールドがあるし、そもそもの耐久力からして違う。それに

 

「まず魚雷になんて当たりたくもないし……全門、薙ぎ払え!」

 

掛け声と共に上空から降ってきたレーザー(・・・・・・・・・・・・・)が二人の放った魚雷を根こそぎ誘爆させた。

 

「「「はぁぁぁぁあああああ?!」」」

 

「残念、そこは射程内だよ」

 

そう言ってる間にも第二射のチャージが終了したと報告が来た。

 

「第二射、砲撃開始!」

 

続いて放たれたレーザーに避けることもかなわず三人は直撃し大破状態に陥った。

 

『よっし、こっちは終了したよ』

 

『こっちも終わったよー!』

 

『被弾ゼロ……ぶい』

 

 

 

 

 

 

 

 

「ドヤァ」

 

「こっちは喧嘩売られて資材消費した上でそのドヤ顔か……割に合わねえ」

 

「まあまあ、いい経験になったと思うし良かったじゃん」

 

「はぁ……まあこれで無闇にお前に挑もうなんて輩は減るだろう。俺も金輪際お前とは演習するのは嫌だわ」

 

「なんでよ!」

 

「衛星からレーザー撃ち込む奴らにどう勝てと?!」

 

「えっと……てへっ?」

 

「なんでもかわいければ許されると思うなよ」

 

「ちょ、待って頭掴んでなに……いだだだだ!ギブギブ!」

 

「……なんで挑発するんですか」

 

「提督だから仕方ないんじゃない?」

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