魔改造好きな提督   作:粉プリン

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孤立

あの後艤装を外し人間に戻ったが何処からか噂が広まり曰く、

 

『どんな艦娘よりも速い』

 

『百を超える魚雷を打ち込んでくる』

 

『大和型の装甲すら貫く砲撃を行う』

 

『相手が駆逐艦であろうと情け容赦がない』

 

『銀髪巨乳眼鏡っ娘である』

 

など様々な噂が飛び交っていた。その結果、

 

「ふむ、誰も来ないわね……」

 

「そりゃあれだけ暴れまわったりしたらみんな近寄りがたくなるでしょ」

 

「これでは指揮が取りづらいのよ」

 

「そうね、その結果仕事が少なくなるからね。どうにかその噂とやらを否定したほうがいいんじゃない?」

 

「人の噂も七十五日、ヤケになって否定する方が返って悪い結果になることもある」

 

「まぁそうだけどさ………でも」

 

「そんなことより改造よ。今日は夕張、貴方を弄らせてもらうわ。」

 

「えっ?聞いてないよ提督!」

 

「言ってないもん、さっさと行くわよ」

 

「いやだー!ろくな事にならないわよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてと、どこを改造したい?要望はあるかしら。」

 

「……じゃあ速くなりたい」

 

「どのくらい?」

 

「少なくとも普通の軽巡の子に追いつけるくらいには。」

 

「分かった、私に任せなさい」

 

「絶対に何かするでしょ………」

 

「改造するだけよ」

 

「すごい心配だけど………頼むわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「提督、出来た?」

 

「出来たわ、試運転して来なさい」

 

「ありがとう、ちなみにどれくらい速くなったの?」

 

「島風と同じ位」

 

「………はぁ?」

 

「時速40ノット」

 

「いくら何でも速すぎるわよ!そんなの扱えるわけないでしょ?!」

 

「大丈夫よ、先生を呼んでおいた。」

 

「駆逐艦島風です、スピードなら誰にも負けません!」

 

「島風に教えてもらえばすぐ扱えるようになるでしょ?」

 

「さぁ夕張ちゃん、早く走りに行こう!」

 

「ちょっと待ってよー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのあと提督室に戻ってきた。

 

「さてと………一人になったわね」

 

ここ最近はいつもこんな感じだ。自業自得なのは分かっているけどやっぱり一人はなれないわね。

 

「いいわ、改造でもしにいきますかね……あら、誰かしら?」

 

「……司令官、何してるの?」

 

「弥生じゃない、強いて言うならこれから何かするのだけどね」

 

「……私もついていく」

 

「そうなの?」

 

「……最近司令官が一人でいるから何かあったのかと思って」

 

「……気にしなくていいのに。でもありがとうね」

 

ナデナデ

 

「……///」

 

照れてる、可愛い。

 

「それじゃあ、工廠に行くわよ。どうせなら貴方も改造受けてみる?」

 

「……みんなが言ってたよ。司令官がいつも工廠で怪しいことしてるって」

 

だから誰も寄って来なかったのか。そりゃそんなことしてたら近づきづらくなるわね。

 

「別に怪しいことはしてないわ。私が艦娘になったり、艦娘の武装を改造してるだけよ」

 

「……そうだったの?」

 

「そうよ、危ないことも怪しいこともしてないわ」

 

「……だったら手伝う」

 

「……いいの?」

 

「……いいよ、司令官のためだから」

 

「ありがとうね、頼むわ」

 

それじゃあ、始めますかね。




次回、鬼畜艦誕生
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