艦これ関係ない?やって見たかっただけです許してくだしあ
私は今射撃演習場に来ている。最近できるようになった技の練習をするためにね。だって、この前山に向かって撃ったらえぐれちゃって上司にすごい怒られたわ。
「おぉ、提督も練習か?」
「いや、軍服着てどうやって射撃練習するんだよ」
「やっぱり俺達の様子見にでも来たんじゃないか?」
今喋ったのは摩耶、木曾、天龍の三人。みんな、この鎮守府の中でも特に男勝りな部類に入るわ。特に木曾は古参の艦娘だから雷巡への改装も行っているくらいね。結構かっこいいわ。私は年上好きだけど。
「違うわ、ちょっと練習しに来ただけよ。技のね」
「技?どんなのだ」
「この前山に向かって撃ったら山を吹き飛ばしちゃって怒られたのよ」
「何してるんだよ………」
「かっこいい!ちょっと試しに撃ってみてくれよ!」
天龍が興奮気味に頼んできたわね。まぁ、そのために来たんだしいいか。
「いいけど、少し離れててくれない?」
天龍たちが離れたのを確認して、私は"詠唱"を始めた。
「"千手の涯"
"届かざる闇の御手"
"映らざる天の射手"
"光を落とす道"
"火種を煽る風"
"集いて惑うな"
"我が指を見よ"
"光弾・八身・九条・天経・疾宝・大輪・灰色の砲 塔"
"弓引く彼方"
"皎皎として消ゆ"
破道の九十一 『千手皎天汰炮』」
的を巻き込んで壁が消え去った瞬間だ
ただいま夕張に提督室に呼ばれたんだけど阿修羅みたいなオーラ出してる夕張がいた、怖い。
「提督?今度は何してくれちゃったの?」
「あの………夕張、怒ってる?」
「別に、これっっっっっっっぽっちも怒ってないですよ?」
「すいません、出来心だったんです許してくだしあ」
「はぁ………で、何なんですかあれは」
「あれ?」
「演習場でかましてくれた奴ですよ」
「あれは密集地帯狙撃型非固定砲台よ、元々は妖精さんと一緒に見てたアニメの技だったんだけど妖精さんが作ってみたいって言い出したから……」
某死神マンガよりは酷くないよ。決して五番隊隊長に撃ちこむわけじゃないし。
「……じゃあ、あの呪文みたいなのは何ですか?」
「あれは他の子が勝手に発動させないように設定したパスワードみたいなものね」
決して詠唱がかっこ良かったとかじゃないから。
「最後に一つ、演習場の壁はどうするんですか?」
「そこは妖精さんの不思議パワーで」
「てーいーとーく?」
「すいません自分で直します」
「じゃあ早く直してきてください……」
「hai!!」
危なかった……夕張の怒りが有頂天になった瞬間だったよ。
「提督ー!いるか?」
「何天龍、用でもあったの?」
「さっきのやつ俺でもできるか?」
「出来無くはないけど、艦娘の艤装とは相性が悪いから最悪腕が吹っ飛ぶわよ?」
「………やっぱりやめとくぜ」
武装の説明
千手皎天汰炮(せんじゅこうてんたいほう)
起動前は腕につけているブレスレットが待機状態(IS技術)で、詠唱を行うと自分の周りを不規則な起動で衛生回転する浮遊砲台(ガンダムのドラグーン見たいなの)を六つ召喚する。その後、詠唱完了と伴に標的めがけてエネルギー弾(三メートルほどの光る包丁の刃、色は原作のBLEACHと違い、白)を任意で飛ばし続ける。弾薬を消費しないというメリットはあるが代わりに撃ち続けると体力を消耗するので調子に乗るとバテる。