魔改造好きな提督   作:粉プリン

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召集

私達は今海軍の大本営に来ています。と言うのも、お偉いさんたちが新しい海域にまともに準備もせずに突撃したらしく連合艦隊は敗北し部隊の撤退と追撃をかけるらしい。そんなアホみたいな理由で呼ばれて若干不機嫌な私と弥生、夕張は大本営に到着。鎮守府?大和たちに任せてるよ。長門や金剛含め高練度の艦娘が揃ってるから落とされることはないでしょ。

 

「それでここか阿呆の巣と……」

 

「……司令官、口悪い。」

 

「聞こえなきゃいいのよ、聞こえなきゃ。」

 

「思いっきり聞こえてるぞ……。」

 

「おっ、久しぶり哲君。元気?」

 

「俺のほうが階級は上なんだからせめて言葉遣いだけでも直してくれよ。」

 

「やだよー。哲君は哲君なんだから。」

 

「これで改造厨じゃなければすぐ昇進してるのに……」

 

「提督。この人は?」

 

「夕張と弥生は知らないよね、この人は海軍学校時代の同級生だよ!」

 

「よろしく、宮代哲だ。そこの変態の知り合いだ。」

 

「変態扱いはひどいってー。」

 

「学校の校門に軽機関銃を配備して泥棒を病院送りにした奴は変態で十分だ。」

 

「軽巡洋艦夕張です!」

 

「……駆逐艦、弥生。」

 

「夕張に弥生な、よろしく。もう少しで会議が始まるから先に行っててくれ。」

 

「いや、哲君が二人を案内してきて。私はこれを置いて来るから。」

 

「さっきから気になってたんだが、その木箱なんだ?なかに何が入ってるんだ。」

 

「私の秘密兵器ー。」

 

「よく分からねぇよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、提督ー。会議どうでした?」

 

「つまらなかったよー。」

 

「………作戦は?」

 

「作戦ー?正面から殴って怯んだら側面が殴る。逃げようとしたら後ろの奇襲部隊が殴る。」

 

「なんて脳筋作戦……それ本当に会議で決まったんですか?」

 

「そうよ、私達は正面担当よ。」

 

「………おい、あいつらのとこ艦娘二人しかいねぇぞ。

 

「どうせなにもできないからハイエナみたいに残りの敵倒して手柄横取りでもするんだろ?」

 

「違いねぇな。」

 

「……………」

 

「弥生。主砲構えるのやめな、言いたいなら言わせとけはいいんだよ。構うだけ無駄だよ。」

 

「ちょっといいか?」

 

「どうしたの哲君?」

 

「いや、他の奴と同じことを言う気はないが……本当に二人で大丈夫なのか?」

 

「しつこいよー。大丈夫って言ったら大丈夫なの。しつこい男の子は嫌われるよ?」

 

「こっちは心配していってるんだよ。」

 

「心配してくれるの?優しいわねー。」

 

「なっ?!からかうな!」

 

「はいはい、それじゃ後でね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫かしら……これ。」

 

「……心配。」

 

私夕張は只今作戦行動中で、敵艦隊を目指してるところなんだけど……味方の艦娘が明らかに練度が足りてない気がする。中には第一改装すら済んでない子がいるわ。これで作戦が成功すると思ってるの?大本営は人を変えたほうがいい気がするわ。

 

「て、敵艦発見!」

 

「……弥生ちゃん、よく聞いて。もし味方が混乱して危なくなったら私がみんなを誘導するから弥生ちゃんは時間を稼いでくれる?」

 

「……分かった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「正面部隊より伝達!」

 

「何だ!」

 

「敵艦隊にflagship級が多数、更に奥に戦艦が何隻も見えるとの事!」

 

「なんだと?!観測班そんなことは聞いてないぞ!」

 

「わ、我々ではありません!作戦司令部が!」

 

「私達の作戦にケチをつけるのか!」

 

なによこれ、仲間で争ってちゃダメじゃない。やっぱり大本営はアホばっかりだったか。

 

「哲君、私出てくるわ。」

 

「出る?何を言ってるんだ!今は作戦行動中だ。俺達が海に出るなんて自殺行為だぞ。」

 

「大丈夫よ、私には秘密兵器があるからねー!」

 

「おい待て!」

 

哲君が何か言ってるみたいだけど今は時間があまりないから勘弁してね。

 

「っと、あったあった。」

 

整備室に置いておいた私の艤装を取り付け、新しく付けた"対式四段鉄鋼甲板"を装着し、艦載機を配備させ、補給をして立ち上がった。

 

「よし、待ってなよ。お姉さんが助けてあげるわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そろそろ限界、弾がなくなる。」

 

「こっちは大体誘導し終わったわ。もう少しでそっちに迎える!」

 

とは言うものの敵はまだまだたくさんいるし味方の逃げ遅れた艦娘もまだ少しいる。このままではこちらがやられるのも時間の問題、そうなったらジリ貧だ。と

 

………………………ゥゥゥゥゥゥゥヴヴヴヴヴヴ!!

 

「この音って……やば、みんな下がって!早く!」

 

たしかこの音って提督が言ってたOWの発動音だよね。こんなところで撃つとか巻き込まれるから危ないよ!

 

「夕張ー。弥生は?」

 

「今こっちに合流してくるはず……来たわ!」

 

「……後ろからまだ来てる。もう弾が切れそう…」

 

「離れてて、正面全部吹き飛ばすわ!」

 

パッ      ズバババババババババババッ!

 

「………ふぅ、悪は滅んだ。」

 

「相変わらずふざけた兵器ね。」

 

「なっ?!ふざけたってどう意味かしらー?」

 

「わ、分かったから落ち着いて!ほらっ、敵の艦載機も来たよ!」

 

「ぶー、後で話し聞くからね。烈火、極星、行ってらっしゃい。一番多く落とした子は後でご褒美あげる!」

 

「ヨッシャーヤッタルデー!」

 

「カカッテコイヤバケモノドモー!」

 

「カテル、カテルゾー!」

 

「アタラナケレバドウトイウコトハナイ!」

 

「オチロッ、カトンボ!」

 

「……どんどん落ちてる。」

 

「やー、みんな優秀だねー!」

 

「妖精さんまで変態技術の持ち主だったか……」

 

 

 

結果 大破一隻 中破三隻 小破四隻 敵艦隊殲滅

 

 

 

「流石にやり過ぎたかしら……?」

 

「やり過ぎだバカ!」

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