おまけに中々Fate時系列に辿りつけずにいたらちょっと苦言を呈されてしまった。
これは私の力量不足が原因であろうことは間違いないのでなる早でFate時系列にいたいところなのだが、まだその時系列に行くまで必要な章が結構残ってるから悩みどころなのです(泣)
例え針は狂えども
・とある書簡より抜粋。
LLLコーポレーションCEOアンジェル・狭間殿。
この度アトラス院と中華魔術連への対策を練るために三大機構会議が召集されました。
急ぎ聖堂教会日本支部へ来られたし。
尚、訪問の際は必ず間桐雁夜氏を同伴させていただくよう、よろしくお願い申し上げます。
追伸、三大機構会議の規約変更につき、今回から必ず本人に参加してもらうことが義務づけられました。
遠鏡(とおかがみ)での参加は認められておりませんのでどうかご理解のほどよろしくお願いいたします。
「...めんど~い!外に出られるようになったからって僕まで召集するの?本当に面倒なんだけど」
「どうしたんだCEO」
「これ見てよ、聖堂教会の連中僕が会社の外にも出られるようになったからって怖い人たちが沢山集まる会議に呼びつけようとしてるんだよ!」
「俺も来いって書かれてるな、この三大機構ってのは何なんだ?魔術協会の三大部門とはまた別のようだが」
その言葉を待ってましたと言わんばかりにアンジェルがホワイトボードを取り出した。
毎度どっから出してるんだそれ(※ポッケの中から)
・以下ホワイトボードから抜粋
『三大機構とは?』
三大機構とは、LLLコーポレーションとアトラス院の抗争によって秘匿禁忌クラスの大災害が発生した際に発足された組織連盟です。
所属している組織は以下の三つ。
・魔術協会。
・聖堂教会。
・LLLコーポレーション。
これらの組織がお互いのしがらみを抜きにして秘匿禁忌クラスの案件に対応するための機構が三大機構です。
なお筆頭は魔術協会にも聖堂教会にも属していない中立の立場であるLLLコーポレーションです。
LLLコーポレーションの所有する特異点については常に審議中ですが、下手に刺激するとろくなことにならないうえに放っておいたほうがメリットが大きいということで放置一択になっています。
「こんな感じだけど他に質問はある?」
「突っ込み所が多すぎるんだが!?なに?この会社アトラス院と抗争やらかしてたのか?...あっ、そういや前にK社絡みでひと悶着あったって言ってたな」
「そそっ、ちゃんと覚えて偉いぞ~」
...何故に頭を撫でる?お前は俺の母親かよ!
「何かすっごい失礼なこと考えてない雁夜?」
「いえいえ、滅相もありません!」
「とにかく今回はその三大機構による会議が開かれるからそれに参加しなきゃならないんだけど、雁夜を名指ししてるってことは何らかの形で僕が雁夜を雇ったことに対する糾弾の用意が出来ているか、或いは何か試練でも課そうとしているのか」
今物凄く不穏なことを言わなかったか?俺糾弾されるの!?
「まぁでも、最悪両方潰しちゃえば良いからどうでもいっか」
待て待て!潰すってなんだよ!
「ふっふっふ~♪物理的に潰すのは無理でも経済的に殺すのは簡単なんだよねぇ、何せ彼らの経済に関連するものは大体うちが握ってるからさ」
「それも初耳なんだが?」
「魔術協会が使う神秘を内包した資源とか、聖堂教会がめちゃくちゃ欲しがる聖銀とか大体うちが確保してるし製造してるからやろうと思えばいつでも兵糧攻め出来るよ、やる意味ないからやらないけど」
この人やっぱ怖い。
「まぁあんま気張んなくて良いよぉ、どうせまたくだらない議題ばっかで井戸端会議みたいになるのがオチだろうし、言うなれば孫が田舎のお爺ちゃんに顔見せに行くみたいなもんだよ...(たまに人死に出るけど)」
何か最後にすっごい嫌な間があったんだが?もしかしなくても何か隠してるよな!
あぁもうやだこの人、まぁ仕事だから付き合うけどさぁ!頼むからこれ以上胃痛の元を増やさないでくれないか?そろそろ俺の胃が死ぬぞ!!!
「雁夜がまたお出かけに連れていってくれるなら大人しくしてるよ?」
「そのくらいならいくらでも付き合うから大人しくしててくれ頼む!」
「やったー!じゃあ会議終わったら一緒にお出かけ!!!」
なんか選択を間違えた気がするぞ?何か頭の中に虎の着ぐるみを着た変なお姉さんが手招きしてる気がするぞ!?
...落ち着け間桐雁夜、あれは幻覚だ。
あんなものが実在するわけがない、見えてないったら見えてないのだ!
「雁夜?なんか珍獣でも見たような顔してるけどどうしたの?」
「珍獣...目の前にいるな」
「それどういう意味?怒るよ」
間桐雁夜24歳、胃が痛いお年頃である(大体アンジェルのせいとも言う)
雁夜君のローラン化現象が深刻化している、そのうちそれはそれでこれはこれとか言い出したらもう終わりである。
どれが好き?
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昆虫学者