都市だと思ったら冬木だった(現在凍結中)   作:森の翁

44 / 49
 まじで迷走気味だわ、閲覧者さんも増えないし文章もうまくいかないし、この辺で箸休めとして匿名で別の物語でも投稿しようかな。


ボールをどうやって打つかって?

「...ヤ」

 

 あぁ、またこのパターンか...今度はなんだ?前回は起きた瞬間アンジェルの顔面がドアップだったが、今回は起きたら心音検査みたいになってたりするのか?

 

「...雁夜~?」

 

 わかった、わかったよ、覚悟決めて起きるから、頼むから心臓に悪いのじゃありませんように!!!

 

「あっ起きた!」

 

「良かったぁ~心臓に悪いパターンじゃなかった!」

 

 恐る恐る目を開けると、アンジェルや他の2人が心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。

 

「心臓に悪い?あっ!雁夜ったら前に気絶した後起きたら膝枕されてた時のこと思い出して警戒してたんでしょ!流石に人前でそんな事しないよぉ...マァヤルカマヨッテタンダケド」

 

 今目茶苦茶不穏なこと小声で言わなかったか?

 

「雁夜殿!膝枕の件を少し詳しくお聞きしたく!!!」

 

「黙ってろこの馬鹿が!...はっ!すいません声を荒げてしまって、この馬鹿が空気も読まずに突撃かまそうとするものですから」

 

「気にしてないんで大丈夫、それより指令の痕跡は?」

 

「雁夜以外のは全部確認済みだよ!だから皆で雁夜が起きるの待ってたんだ」

 

 そうだったのか、これはまた迷惑をかけてしまったな。

 

 あの真っ白男、次に会ったらぶん殴ってやろう(えっ、私殴られるのかい?)

 

 おい今あいつの声がしなかったか?

 

「迷惑をかけたようですまない、これが俺の見つけてきた指令の痕跡だ」

 

【LLLコーポレーション『ロンドン支部』にて緑色の太陽を昇らせろ】

 

「へぇ、指令を完璧な形で手に入れるなんて、やるねぇ雁夜♪」

 

「あぁ...」

 

 あの真っ白男については黙っておいた方が良いか、また心配をかけるのは嫌だからな。

 

「それじゃ僕らが手に入れた指令の痕跡、もとい人差し指が遂行中の指令を改めて確認しようか」

 

 そう言うと、アンジェルを手元にあった3枚の織布を広げた。

 

【時計塔に13時の鐘を投げ入れろ】

 

【埋葬機関の拠点に血の入ったワイン12本を割ってぶちまけ逃げ切れ】

  

【三大機構と中華魔術連の抗争に介入しアンジェルCEOを動かせ、その後捕縛されてから脱獄せよ】

 

「これが直近四つの指令のうち三つ、雁夜のと合わせて全部揃ったけど、オルフェウスのやつ四つの都市とか言っておきながら一つ被ってるから三つじゃん!」

 

「確かにそうですね、しかし埋葬機関の拠点に時計塔、それにLLLコーポレーションロンドン支部ですか。

 いずれも三大機構に連なる組織の大規模施設がターゲットとは、人差し指も中々に怖いもの知らずのようです...本当に舐め腐っていますね」

 

「うむ、一度ならず二度もアンジェル殿に迷惑をかけるとは万死に値するでございますなぁ!!!」

 

 ニムロッドよ、お前本当にそればっかなのか...お隣の隊長殿がすげぇ顔して睨んでるからいい加減にしないと岩盤にめり込むことになるぞ。

 

「取り敢えず四つのうち二つが集中してるロンドンに行こうか、埋葬機関の拠点は...流石に僕でも場所を知らないから聖堂教会からの連絡待ちかな?」

 

『君が埋葬機関に入ってくれれば幾らでも教えてあげられるんだけどね?』

 

「うげぇ、いきなり出てこないでよメレム・ソロモン」

 

 唐突に聞こえた声とそれに対するアンジェルの反応から俺は、多分またろくでもないやつが来たなと当たりをつけた。

 

『久しぶりだね、元気だったかいアンジェルCEO?』

 

「君が来なければもっと元気だったんだけどなぁ~」

 

『それは残念、僕は親切心で言ってるだけなのに』

 

「なんと、貴方はまさか埋葬機関第5位のメレム・ソロモン様であられますか!?」

 

『君たちが異端審問局の局長アルカ・セントリウスと第一機甲猟兵団のニムロッド隊長だね?初めまして、僕は埋葬機関第5位のメレム・ソロモン、そんなに固くならなくて良いよ、用件を伝えたらすぐに帰るから』

 

「それで用件は何?埋葬機関の件とかだったらお断りだからね」

 

『君たちが追ってる人差し指に関するものだよ、簡単に説明すると人差し指のメンバーがうちの拠点の一つに12本分のワインがぶちまけられてね、犯人には逃げられたし、おまけにそのワインの中に入っていた濃縮血液のせいで拠点一帯が死徒まみれになってしまったよ』

 

「はっ?もうやらかしてんのあいつら、もう最悪!!!それじゃ次の指令が遂行される前に早くロンドンに向かわないと!」

 

『それじゃ僕は行くよ、そういえば...ヴァン・フェムがまた君に会いたいと言っていたけど、アポイントメントは可能かな?』

 

「やだ!僕あいつ嫌い!!!」

 

『まぁ彼が少し気持ち悪いのはわかるよ、我らが朱い月が下した宣告以来27祖は皆散り散りになってしまったし、戦う意味をなくした紛い物は姫様と和解するしで混迷を極めている』

 

 いったい何の話だ?

 

「雁夜には後で教えてあげる、それじゃ早く行こう!」

 

『成る程、君がアンジェルCEOの選んだという男だね?随分と酷い状態だ。

 その状態で動き回れてる時点でかなり上澄みだね...君、埋葬機関に興味はないかい?』

 

「僕の雁夜を勝手に勧誘しないでくれないかな?」

 

『おっと、これはやぶ蛇だったかな?それじゃ僕も行くね』

 

 メレム・ソロモンも去り、俺たちもロンドンへと向かう。

 

 だが俺たちはまだ知らない、この後に起こる過去最大クラスの事件、それに自分たちが巻き込まれることを。

 

 その事件によって、2人も死亡者が出てしまうということも。

 

 今はまだ、誰も知らない。

 




 はい、タイプムーン側からの原作キャラが今回出ましたね、といっても彼(彼であってるのか?)月姫知らないと全くわかんない人なんで出して良いかすっごい迷いました。

 ちなみにバレンタイン回やるかも考えたんですけど、それやると全てが解決した後の時間軸書くことになるんで、ネタバレラッシュしそうだからやめました。

どれが好き?

  • 黒蟲
  • 虫籠
  • 昆虫学者
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。