朱紗丸のブルーロック   作:神代麒麟

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続けて第3話を投稿。
チームZでの日常回です。


第3話

ブルーロック

チームZ トレーニングルーム

 

ブルーロックへの入寮テストが終わり4日目。朱紗丸達チームZの11人は3日目の『体力テスト』を行っていた。

 

 

ランニングテスト

 

「ぜぇ・・・はぁ・・・」

「ぎゃははは!もうギブアップかぁ、朱紗丸!俺の勝ちだな!」

(1時間も走ったんじゃからもうええじゃろ・・・。ただ走ってるだけなんぞ楽しくもない。ここまでにするのじゃ。)

 

20km/h走

持続時間1:00:07

(まだまだ走れる)

 

ジャンピングテスト

 

朱紗丸が跳ぶ前に潔と久遠がテストを行っていた。

 

「おお、久遠凄いのう!68cmか。バレーボールの選手並に高く跳ぶではないか。」

 

「そ、そうかな。これくらい高さに自信のあるサッカー選手は多いと思うけど。」

 

否定をしつつも満更そうでもなさそうに言う久遠。

 

「そういう朱紗丸はどうなんだ?」

 

「どうかのう?小学生の時までは積極的に跳んでたのじゃが・・・。」

 

「「小学生?」」

 

疑問を抱く2人の前で思いっきり跳ぶ朱紗丸。

 

ジャンピング・テスト

朱紗丸 73cm

 

「「はぁ!?」」

 

驚く潔と久遠。

 

「ああ、わしサッカーやる前はバレーボールをやっておっての。これでも全国覇者じゃ。」

 

「バレーボール!?全国覇者ぁ!?」

「凄いな、なんでサッカーをやろうと思ったんだ?」

 

久遠が理由を聞こうとしたが、″予鈴″がなったため、朱紗丸は「ご飯の時間じゃ。また後での〜」とはぐらかし食堂へ向かった。

 

(何か理由があったのかな?)

(『朱紗丸』・・・。確か何処かで聞いたことがあるような・・・)

 

食事タイム

食堂ではご飯と味噌汁の他に、ランキングによっておかずが変わってくる。

 

朱紗丸

おかず たくあん

 

(また・・・たくあん・・・)

 

「ギョーザ1個いただき♪」

「おいチビ・・・、返せ・・・。」

「ごめん、もう食べた!」

 

成早が我牙丸のギョーザを奪い、我牙丸が追いかけるのを見ながら、朱紗丸はご飯を食べていた。

朱紗丸はご飯・味噌汁・たくあんという和風なテイスト自体は気に入っていた。しかしそれもずっと続くと飽きてくる。

朱紗丸も雷市の唐揚げを奪って食べようと思ったが、耐えていた。前世で人間の血がなかなか手に入らず耐えていた時みたいだと、今世では考えられないことを思いながらゆっくり咀嚼する。たくあんを奪おうとするやつはさすがにいなかった。

 

就寝タイム 

Side 潔 世一

(眠れねえ!)

 

潔は眠れなかった。体力テストではどの項目でも身体能力を見せつけられ、ほぼ最下位の自分が脱落するのは目に見えていた。だから少しでも練習しようと寝室を抜け出して、着替えてチームZ専用コートに移動した。

 

「あれ、潔も夜練?」

「お、蜂楽も?」

 

中に入ると蜂楽がコートの真ん中にコーンを置いていた。これから練習するらしい。

 

「それより潔、あれ・・・。」

「ん?」

 

そこでは朱紗丸がサッカーボールをペチペチと地面に突きながら歌う朱紗丸がいた。

 

 

 

なたぐもやまにも"たいし"がき~てさっ♪

 

それをくもたちゃけっき~じゅ~つでっ♪

 

〇〇ってさ♪ ××ってさ♪ 喰ってさ~♪

 

 

 

「・・・よくわかんね~けど物騒なこと言ってるのはわかる。」

「にゃはは♪もしかしてあれが朱紗丸の寝る前のルーティンかもね。」

「イガグリにでもやらせてみるか?」

「あ~、イガグリちゃんね。寝相ひどいもんね~」

 

冗談交じりに雑談する。あいつ寝相もいびきも酷いんだよな・・・。

 

「潔、せっかくだから1on1やろうよ。」

「いいぜ、やろ「面白そうじゃの」うわっ!朱紗丸!?」

 

いつの間にか物騒な歌を止めて背後にいた朱紗丸にびっくりする。

 

「どうせ1on1をやるならより実践的な練習をしてみんか?」

「実践的な練習?」

「どんなの朱紗丸?」

 

朱紗丸が言う実践的な練習に興味を持つ。

 

「なに、大したことではない。わしがGKをやる。1on1でDFを抜いた奴がシュートせよ。」

「えっ、朱紗丸GK出来るのか?」

「うむっ!経験はあるぞ!」

「面白そうじゃん!やろうよそれ!」

 

その後夢中になって30分位、蜂楽と1on1をやったけど・・・

 

「うっそでしょ。全然シュートが入んないだけど・・・。」

「俺はそれ以前に蜂楽に抜かれまくってんだけど・・・。」

「潔よ・・・。いくら本職じゃなくても抜かれ過ぎじゃぞ!止めるわしの身にもなってくれんか?」

「わ、悪い朱紗丸。」

 

でもこの練習は、ただ2人で1on1をやるよりもとても為になった。蜂楽のようにとはいかなくても、ドリブル突破を仕掛ける時のヒントなる。

 

その後は蜂楽が「眠い」と言ってきたので、汗を流して寝ることにした。

 

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翌日

 

突然モニターに写った絵心から、最新のランキングが発表される。朱紗丸はランキングが脱落者を除いても上がっており、ちょうどおかずが唐揚げになった事に内心喜んでいた。

 

さらに一次選考の内容を発表。伍号棟内の全5チームによる総当たりのリーグ戦。

途中までしっかり絵心の話を聞いていた朱紗丸だったが・・・

 

(ゴールボーナス?3ゴールで携帯返却?鞠に変えてもらえんかのう!?)

 

ゴールボーナスの話を聞いて頭が真っ白になる朱紗丸。今世になっても朱紗丸は夜型であり、鞠を抱きながら寝ていたがブルーロックに来てからあまり眠れなくなった。

他にも1ゴールでサーロインステーキが食べられることも朱紗丸の食欲を刺激した。

 

 

 

チームXとの試合前。誰もがFWをやりたいと言い合う状況で、朱紗丸は迷っていた。

 

(鞠の返却交渉のためには3ゴール必要じゃが、こんな状況ではフィールドプレーヤー10人が連携もせずにバラバラにプレーするに決まっおる。わしだってゴールを決めたいしのう。・・・仕方ない。)

 

「おぬしらに素晴らしい提案をしよう」

ジャンケンでポジションを決めようとする皆に朱紗丸は声をかけた。

 

 




細かい矛盾点等は本作設定ということでご了承ください。
誤字脱字や明らかな矛盾点等があれば、感想にてご指摘いただけると幸いです。

感想・評価いただけると嬉しいです。
作者モチベアップに繋がります。
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