魔法科高校の劣等生 達也の相棒   作:コウカワ

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バトルシーン入ってきます。


入学編4話

入学式から一夜明けて早朝、俺はある寺を目指して走っていた。「九重寺」ここで俺の恩師の師匠が住職をやっている。ただしその人はただの住職ではない「九重 八雲」

対人戦闘を長じた者には高名な「忍術使い」で由緒正しい「忍び」。古式魔法の伝承者でもある。俺もここで指導してもらっているが1度も模擬戦で勝てた試しがない。と九重寺の石段の下に来るとちょうど達也と深雪も来ていた。「おはよう、達也、深雪。」「ああ、おはよう。」「おはようございます真琴さん。」と互いに挨拶をして石段を登り始めた。寺の門をくぐったところで数人の僧たちがこちらに襲いかかってくる。

相手は10人程度、俺と達也は二手に別れ迎撃する。「ハッ」と俺の相手は拳を突き出してくるが逆にその腕を取って一本背負いに決める。次の相手は木刀を持ってこちらに振りかぶってくる。その左腕を素早くとり、捻りながら地面に体を叩きつける。その人の木刀を取りあげ二人掛りで来た次の相手の腕の部分剣道で言うところの「小手」を打ち相手が怯んだ隙をついてそれぞれの腹に「胴」を打ち相手の二人気絶させた。次は二人共木刀を持った二人がこちらに斬りかかる。こちらは木刀を捨て相手の懐に素早く入り回転しながら両者の腹に肘打ちを食らわせ相手を地に伏させる。その後、師匠と達也が打ち合っているのを確認。達也が師匠を両腕で締め上げるが師匠はそこからスルリと空中に抜け出す。俺はそこに師匠の頭を狙って上段廻し蹴りを放ち師匠を蹴り飛ばすが腕でガードされた。

「どうだ?」

「確かに当たったが浅い。」と背中合わせで達也の問いに答える。

「いや~二人で来られると流石に手が余るなぁ~。達也くんも真琴くんもずいぶんと腕をあげたねぇ。」まったくどの口が言うんだか。「来なさい。」と、そういう師匠に俺と達也は向かっていった。

 

 

数分後、俺と達也は地面に息を切らしながら倒れていた。ついでに師匠はまだピンピンしている。

「お兄様、真琴さん、大丈夫ですか?」

「「ああ、大丈夫だ。」」と心配する深雪に二人で答える。

「それよりも深雪、スカートに泥が付いてしまっているぞ。」と達也が言うと深雪は「大丈夫ですよ。」と言いCADを操作し始める。そうすると魔法式は深雪だけでなく立ち上がった俺と達也の下にも展開され俺たちに付いていた泥も落とした。

「ありがとう深雪。しかしすごいな、冷却魔法で泥を落とすなんて、俺にはできないよ。」と俺が言うと「そんなことありませんよ。」

「いいや、ここまで正確に魔法を使える人なんてそうはいないよ。だから深雪はすごいって。」と深雪の頭を撫でてあげる。そうすると「ハウッ」と深雪はうな垂れた。

「達也くん良いのかい、真琴くんは?」

「はい、何より深雪が喜んでいますしそれに俺も真琴になら安心して深雪を任せられますから。」

「なるほど良い信頼関係だ。」とふたりの師匠は頷いた。

 

 

その後深雪の作ってくれた朝食に舌鼓を打ち、自宅マンションに走って戻り制服に着替えた所でインターフォンが鳴り、ドアを開けた。「はい」

「真琴さん。おはようございます。」

「ああ、ほのか、おはよう。」案の定ほのかであった。「済まないな、こっちから行こうと思っていたんだが。」「いいんですよ。さあ、行きましょう。」とカバンを持ち玄関を出てほのかと一緒に登校する。

 

登校途中に雫と合流し1年A組の教室に入る。登校途中にほのかから聞いた限りほのかは達也に好意を寄せているようだ。慌てふためきながらも

「その人の使う魔法はムダがなくとても綺麗であった。」と言っていた。そんなほのかの言う綺麗な魔法に見覚えが有ると感じ、試しに達也のことではないかと話してみるとやはりドンピシャであった。そんなこんなで自分たちの教室に入り3人で談笑していると、

「おはようございます。」と深雪が登校してきた。すると群がるように人だかりが出来始める。やはり深雪ほどの美人となるとどうしても人を引きつけてしまうようだ。席にも座れず「助けてっ。」という表情をしていたので「ほらみんなそのままだと彼女が席に座れないからどいた、どいた。」と言って人だかりに割り込み深雪を連れて席に案内した。

「真琴さん、ありがとうございます。助かりました。」「礼なんていいさ。」と返す。すると、

「あの~大丈夫でしたか?」と俺の後ろにくっついていたほのかが言う。

「ええ、大丈夫です。あ、自己紹介がまだでしたね。私は司波 深雪です。よろしくお願いします。」

「わ、私はみっ、光井 ほのかです。おなじA組です。司波さんよろしくお願いしますうう。」とガチガチになりながらもほのかは自己紹介をした。

「あら、同級生なんですから深雪って呼んでくださいほのか。」「ほ、ほのかって雫どうしよう深雪にほのかって言われちゃった~~。」

「ほのか落ち着いて、あっ、私は北山 雫、ほのかの友達。私のことは雫って呼んで。」「分かりました。雫、私のことも深雪って呼んでください。」とゆでダコのように真っ赤になったほのかをなだめながら雫は自己紹介した。その後はA組のみんなで授業が始まるまで深雪を中心に自己紹介をしていった。

 

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