今回は転生してからの雄牙の話になります。
それでは本編をどうぞ!
※今回の話は多機能フォームを使い制作した箇所があり、一部読みづらい部分があると思います。
読みづらい方はパソコン版に切り替えて読むのをオススメします。
気にしないという方は、そのままスマホ用でお読みください。
魔戒騎士
それは、ホラーと呼ばれる存在から人々を守るために人知れず戦う者達の名称。
遥か昔から、魔戒騎士は基本的に人間界の社会や犯罪に干渉しない姿勢を貫いており、人間を守る立場故に「守るべき対象である人間を斬ってはならない」という掟があり、たとえ許しがたい悪人であろうと守らなければならず、意図的に危害を加えることなど言語道断であり、掟を破った者は『闇に落ちた者』として『闇斬師』と呼ばれ、粛清する使命を持った【魔戒法師】と呼ばれる、魔戒騎士をサポートする者達による討伐対象とされる。
しかしその掟も、世代が変わるにつれ改定された。
理由は幾つかあるが、一番の理由は他種族との交流にある。
神話や物語に出てくる存在、悪魔・天使・堕天使・ドラゴン・妖怪等や、悪さをする妖怪等を退治する陰陽師が存在している。
魔戒騎士と魔戒法師を束ねる組織、【元老院】は妖怪と陰陽師の二つの勢力と同盟関係にある。
悪魔・天使・堕天使とは同盟まではいかないが交流はあり、3種族や妖怪、人間と妖怪の間から生まれる半妖や陰陽師の中から魔戒騎士や魔戒法師になりたいという者達が出てきた。
元老院は希望してきた者達を受け入れる事にし、人間の魔戒騎士や魔戒法師と同様の訓練を受けさせている。
しかし問題も多くなってきた。
噓をつき元老院に務める神官、元老院や元老院の下位組織である【番犬所】に所属する魔戒騎士や魔戒法師、その関係者を狙う者達が出てきたのだ。
それだけでなく、人間か人間の血を引く種族に宿る
もちろん、全ての他種族が皆そのような者達ばかりではないことは、神官達はもちろん候補生達を鍛える魔戒騎士や魔戒法師は分かっている。
このことから元老院は掟を、以下の通りに改定した。
1:魔戒騎士並びに魔戒法師はどんな理由があれ民間人を殺害してはならない。
妖怪等に限り、ホラー同様討伐の対象とみなし討伐してもよい。
ただし、可能な限り戦闘不能にして捕縛すること。
場合、その場で判断し捕縛もしくは討伐しても良い。
ただし判断が適正だったかどうかを確認する為、元老院または番犬所の神官達へ
報告し、質疑に答えなくてはならない。
ことを許可する。
限り捕縛、不可能な場合は討伐を許可するものとする。
使用されていた魔戒剣並びに魔道具を回収し、元老院または番犬所の神官達へと
渡さなければならない。
万が一回収物を私的に利用する為に隠した場合、その者は闇に堕ちた者と判断し
討伐対象とする。
場合、魔戒騎士並びに魔戒法師の称号や資格を剝奪する事はない。
しかし、転生前と同じく掟を守らなくてはならない。
見らず、問題行為が続くのであれば魔戒騎士並びに魔戒法師の称号と資格を剝奪
魔戒剣並びに魔道具を没収するものとする。
11:魔戒騎士並びに魔戒法師同士の私的による戦いを禁ずる。
以上が改定された、魔戒騎士並びに魔戒法師の新たな掟である。
そして悪魔・天使・堕天使の3種族とは以下のような条約を結んでいる。
1:悪魔・天使・堕天使の3種族は、元老院及び番犬所の許可なく人間界での活動をする
ことを禁ずる。
2:許可なく活動した場合、元老院及び番犬所の使者の指示に従うのであれば厳重注意後
各陣営へ送還する事とする。
3:指示に従わない場合は武力による捕縛後、各陣営へ強制送還する事とする。
抵抗し捕縛が無理と判断された場合、武力行使を取る事とする。
尚、この行使で死傷者が出ても、互いに抗議しない事とする。
4:各陣営の活動申請が通るまで、申請者は元老院または番犬所が指定する施設で待機し
てもらう事とする。
尚、待機中に問題行動が見られ、指示に従わない場合は各陣営へ強制送還する事とし
抵抗する事があれば武力行使を取る事とする。
5:妖怪と陰陽師が活動するエリアで行動したい場合、元老院か番犬所を通じて各陣営へ
申請を行い、許可がおりない限り行動してはならない事とする。
守らない場合は各陣営へ強制送還、従わない場合は武力行使を取る事とする。
尚、武力行使により死傷者が出ても、互いに抗議しない事とする。
6:妖怪と陰陽師が活動するエリアで許可なく行動した場合、妖怪と陰陽師、元老院から
派遣された使者の指示に従って、各陣営へ強制送還する事とする。
従わない場合、武力行使を取るものとし、それによって死傷者が出ても、互いに抗議
しない事とする。
7:元老院と同盟関係にある妖怪と陰陽師に対する武力行為が確認できた場合、元老院に
対する敵対行為とみなし、武力をもって無力化する。
この行為によって死傷者が出ても、抗議を受け付けない。
8:条約に対し不服申し立てがあり、正当なものでなければ申し立てをしてきた陣営との
条約を即刻締結するものとする。
尚、締結後に人間界で各陣営が活動しているのを目撃した場合、警告なく対象を捕縛
抵抗するならば警告なく討伐するものとし、抗議は一切受け付けない。
9:魔戒騎士並びに魔戒法師になりたい者がいれば、元老院の審査により許可を得れれば
魔戒騎士並びに魔戒法師になるための訓練を受ける事ができる。
ただし、審査が通らなかった場合や、訓練を受けて称号や資格を得られなかったとし
ても、抗議は受け付けないものとする。
このことにより、元老院・妖怪・陰陽師の三同盟に何らかの形で被害を受けることが
あれば条約は締結とし、各陣営から来た魔戒騎士並びに魔戒法師の候補者を各陣営へ
強制送還するものとする。
既に魔戒騎士並びに魔戒法師の称号と資格を得た者に関しては、元老院による質疑に
答え、何の疑いもない且つ各々の陣営との縁を切るのであれば、その者からは称号と
資格を剝奪する事はないものとし、引退後の生活を保証するものとする。
質疑にて疑いがある者、縁を切れない者は称号と資格を剝奪、魔戒剣並びに魔道具を
回収後、各陣営へ強制送還するものとする。
10:魔戒騎士並びに魔戒法師が使用する魔戒剣並びに魔道具を調査並びに、原材料となる
物や完成品の窃盗を禁ずるものとする。
少しでもそういった行動が確認された場合、即刻条約を締結し、
この条約のもと、元老院・妖怪・陰陽師の三同盟は、悪魔・天使・堕天使の3種族と協力関係を結んでいる。
端から見れば、元老院・妖怪・陰陽師の三同盟に有利な条件だが、悪魔・天使・堕天使の3種族は文句を言う事はできない。
理由は2つある。
1つ目の理由は、ホラーへの対抗力だ。
悪魔・天使・堕天使の3種族はホラーへ対抗自体はできるが、葬ることまではできない。
対して魔界騎士、魔戒法師、妖怪、陰陽師はホラーを葬る事ができる。
悪魔・天使・堕天使の3種族は、ホラーを葬る事ができる魔界騎士、魔戒法師、妖怪、陰陽師との関係を結んでおきたいと考え、この条約に同意した。
2つ目の理由は、身の安全を守るため。
魔戒騎士並びに魔戒法師と、その称号と資格を持つ者達を束ねる元老院並びに番犬所は、掟によりそうそう手を出してくることはないが、妖怪と陰陽師は違う。
3種族はとも、魔界騎士、魔戒法師、妖怪、陰陽師に対して、過去に多大な迷惑をかけてきた。
奴隷にする者、実験体にする者、難癖をつけて殺す者と、復讐されても仕方がない事をしてきた。
条約を守れば、少なくとも違反者以外は殺されることはないと考え、3種族は条約を結んだのだ。
以上の事から、悪魔・天使・堕天使の3種族は文句を言う事ができない。
しかし新たな掟、新たな結んだ条例により魔戒騎士並びに魔戒法師の数が増え、同時に妖怪や陰陽師、魔界騎士に魔戒法師の被害者数が減った。
被害が多かった事で元老院に番犬所内はギスギスしていたが、最近ではそれも和らいで会議や報告会の時はキリッとした表情で話をするが、会議等が終われば柔らかい表情となり、元老院や番犬所に所属する神官、魔界騎士に魔戒法師達は立場関係なく談笑する事が多くなった。
それが関係しているかは不明だが、魔界騎士と魔戒法師の動きが良くなった。
そんな新たな制度の元で、1人の魔界騎士が夜の町でホラーと対峙していた。
「「「グガァアアアアアア!?」」」
「たくっ!?これでホラーの討伐数20体目なんだけど!?今日はホラーのバーゲンセール日なの!?」
『雄牙後ろから追加だ!!』
「「ガァアアアアアアアアアアアア!!」」
「危なっ!?」
『(油断するな雄牙‼まだ来るぞ‼)』
「「ガァアアアアアアアアアアアア‼」」
「ホント、今日はなんなんだよ!?」
『(昼間引いたおみくじが原因ではないか?)』
『だな。大吉を引いたとこまでは良いが、争い事に[目の前に嫌いな者多数現る。夜の外出は控えるべし]と書いてたからな~。あそこでおみくじ引かなければ、ここまでホラーが現れる事もなかったんじゃないか?』
「運試しに引いてみろと言ったのはお前らだろ!?ザルバ‼アルビオン‼」
多くのホラーの攻撃を文句を言いながら回避する者の名は龍崎 雄牙。
本来なら起こることのない事故によって死んでしまい、世界を見守る神の1人であるアルマの提案で転生した青年。
転生した彼は、母方の祖父母が元魔界騎士と魔戒法師で、2人から話を聞いてから憧れるようになり、魔界騎士になるための修行を始めた。
修行中、彼は自身に宿っていた
アルビオンは嘗て三天龍と呼ばれていた龍の1体で、白龍皇と呼ばれ悪魔・天使・堕天使の3種族から警戒されていた。
しかしある事件を境に彼を含めた三天龍はこの世界の神によって神器として封印されてしまったのだ。
神器が覚醒した雄牙は母方の祖父母へ報告。
報告を受けた祖父は元老院へ行き、雄牙が神器を覚醒させた事、その神器が
報告を受けた元老院は雄牙の元へ使者を送り、元老院へ雄牙を招待した。
雄牙を不安にさせないため彼の両親と母方の祖父母も同行し、雄牙に元老院並びに魔界騎士と魔戒法師に伝わる言い伝えを聞かせた。
『遥か未来、白龍の皇を宿す魔戒騎士現れる。その者、勇気ある友と共に後に迫り来るあらゆる魔の手から、生ける弱き者を守らん』
その言い伝えを聞いた雄牙は、魔界騎士になる為の修行をしつつ神器を扱うため修行も開始。
それから数年が経ち、雄牙は最年少で魔界騎士となって祖父が纏っていた鎧と称号、魔戒剣に意志を持った魔道具である【ザルバ】を継承した。
以降は出現するホラーを討伐しながら、学生として生活を送っている。
ザルバとアルビオンとは仲が良く、任務がないような時などは談笑している。
2人に対して文句を言うが、それは信頼の現れでもある。
『雄牙‼これ以上増えられても面倒だ‼鎧を纏って一気に決めろ‼』
「そうさせてもらうか‼」
ザルバの言葉に頷いた雄牙はホラー達から距離をとり、魔戒剣頭上に振り上げ円を描くように振るう。
するとそこには円が出現し、円から雄牙を照らすように光が差し込む。
光が強くなっていくと、雄牙の体に黄金の鎧――【黄金騎士・牙狼の鎧】が装着されていく。
全ての鎧が装着され、魔戒剣が【牙狼剣】へと変化し、雄牙は祖父から継承した鎧の騎士、【黄金騎士・牙狼】となった。
牙狼の姿となった雄牙を見たホラー達は、雄牙に対して危機感を覚え一斉に襲い掛かる。
しかし
「フッ‼ハァ!!ルゥ!!ラァ!!」
「「「「グガァァアアアアアアアアアアアア!?」」」」
雄牙は通り過ぎざまにホラーを斬っていき、その場にいたホラー達を討伐した。
一度辺りを見渡した雄牙は鎧を解除し、牙狼剣が魔戒剣に戻ってから鞘に戻す。
『ホラーの気配は完全に途絶えたな。ご苦労様だな雄牙』
『(お疲れさまだ、相棒)』
「あぁ。2人もサポートありがとう」
『さぁ、番犬所に寄って報告と浄化して帰ろうぜ。そんでもって、雄牙が昼間から作ってたカレー食おうぜ』
『(だな。相棒を通じて食べる物はどれも美味しいからな)』
「それはいいけど、ザルバは食えないだろ?」
『食べれないが、臭いだけで満足感があるんだよ』
「さいですか・・・・・・それじゃ行きますか」
雄牙はそう言いその場を後にした。
そしてこの時の雄牙達は思いもしていなかった。
後日、元老院からの連絡で驚くなんて。
to be next story
今回はここまでです。
次回は雄牙達が元老院からの話を聞いて驚きます。
次回も是非読んでください!!
この作品に仮面ライダー要素を付け足したらどうかという意見があった為、仮面ライダー要素を加えるかどうか悩んでいます。どうか皆様のご意見をお聞かせください!!ご協力お願い致します!!尚、ライダーの種類に関しては、作者の判断で牙狼の世界に混ぜても問題なさそうなライダーにしています。(締切は4月23日迄です)
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ライダー要素を組み込まない
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仮面ライダーアギト(変身含む)
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仮面ライダーアギト(鎧や武器等のみ)
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仮面ライダーセイバー(変身含む)
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仮面ライダーセイバー(鎧や武器等のみ)
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作者の判断に任せる