希望と絶望の闘士   作:だいしゃりん

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15年前の天照スコトス戦争……どのように終結したのか、、。現在の一年一組担任蓑田柾の戦争時代のころが明らかに!!
↓ショーペン・ハウアー  ※画像はAI絵を使用しています。

【挿絵表示】



闘士学校編 15年前の戦争 第10話 激闘ト死闘ト戦争ト

 

 

 

その戦いは「壮絶」の二文字に尽きる。天照の最高の希望の闘士である上杉景虎とスコトス帝国最高指導者にして最強の男、史上初めての頂特級闘士カルマ・ヴェニシウスの戦いが目の前で行われようとしている。

 

 

 

午前10時25分。カルマの攻撃による黒煙がはれて少し日が見えている。俺やクラスのみんなはカルマによって破壊された建物の隙間に身を隠した。俺も含めて景虎先生が負けると思っているものは1人もいない。あの人が負ける姿が想像できないからだ。、、、俺たちが敵のカルマをよく知らないのもあるがとにかく全員が景虎先生に期待をしていた。

 

 

 

 

「戦闘モードッッ!!!!」

「戦闘モード!」

 

 

 

2人がほぼ同時に戦闘モードになったのが戦闘開始の合図であった。戦闘モードにより上杉景虎は金色に光っているように見え、神々しくなる。   カルマ・ヴェニシウスは漆黒さが増し、さらに禍々しくなる。

 

 

 

「先制攻撃はもらうぞッ!」

 

 

 

先に仕掛けたのはカルマ。気をためて景虎に殴りかかった。景虎はそれをガード…….しかし、!

 

 

 

(ん、、、、!?一撃一撃が重いな…..こいつは厄介だ。)

 

 

 

そして目にも留まらぬ速さのカルマのパンチのラッシュ。景虎は防戦一方となる。

 

 

 

 

「おいッッ!どうしたァ!!!    守ってるだけじゃ勝てないぞッッ!!」

 

「……….ふん」

 

 

 

 

すると景虎は笑みを浮かべる。それをみてカルマは動揺した。  なぜなら本能が逃げろと指示しているからである。

 

 

 

(こいつ(景虎)の奥義スキルは基本的に中距離のはず……近距離では気をまとわせて打撃ぐらいしかないはずだ….。   なのになぜ本能が危険信号を発している!!!)

 

 

 

 

するとカルマはラッシュをやめ手を前に交差させて防御体制に入った。     その刹那!!!景虎が瞬きする間もなくパンチを振りかざした。

 

 

 

(フンッッ、つまらん。やはりただの打撃か。しかも無駄が多すぎる大振り。こんなものガードしてカウンターで終わりだ。   期待外れだな。)

 

 

 

 

 

パンッッ

 

 

 

!?

 

 

 

……しかしカルマは宙をほぼ真上に高く飛んでいた。横からパンチを喰らったのにも関わらずだ。

 

カルマは太陽が少し差して、黒煙がまだ少し舞っている空に浮かびながら何が起こったかを整理してた。    

 

すると結論を出す前に地面に立っている景虎が笑いながら。

 

 

 

「俺の奥義スキルを知ってる人はほぼいない。その理由がわかるか?」

 

 

 

 

カルマは答えれなかった。  今までの闘士人生で他人の打撃をくらって吹っ飛んだことなどなかったからである。動揺という初めての感情がカルマを襲った。    そして景虎は声を大にしてカルマのもとへ追撃を加えようとしながら先ほどの答えを言った。

 

 

 

 

「それは俺の奥義スキルをくらったやつは全員漏れなく俺に負けてるからだよっ!!!!         さあっ!!空中戦と行こうかぁぁ!!!!!」

 

 

 

景虎の顔は殺気だっており、鬼のようである。自分の生徒の命が狙われたこと、自分の生徒の1人を懐柔されたことが許せなかったからだ。    そしてまだ黒煙と灰が混ざり合いながら舞う空でカルマ、影虎2名。激しい空中戦を広げる。

 

 

 

 

「フンッッ……ハハハハハハハッッッ!!!!面白いッッ!!!空も飛べるのか!!お前のスキルがなんとなくわかったぞ!」

 

「………ほう?聞かせてみろよ」

 

 

「それはおおまかに言うならば『方向(ベクトル)操作』だろう。  先ほど横から打撃を喰らったのにも関わらずほぼ真上に俺を飛ばせたのも、お前が今空を飛んでいるのも合点がいく!」

 

 

「………おしいな。  俺のスキルは日輪指向(にちりんしこう)ってやつでな」

 

 

 

 

景虎のスキル『日輪指向』はいかなるものでも景虎のエネルギーを持っている物のベクトルを太陽側に変更、分解、合成をすることができる。   さきほどカルマが真上に吹っ飛ばされたのも最初のラッシュをしていた時に隙をつかれて景虎のエネルギーを付けられたからである。

 

 

 

 

「ハハハハハッッ!!ベクトルの変更かッッ!!! 今空を飛んで俺と戦えているのも自分自身のベクトルを変更しているのか!!面白い能力だなッッ!!!!」

 

 

「そりゃどうも」

 

 

 

そして2人は空中で殴り合う。

 

 

 

 

「フンッッ、、そろそろ殴り合いも飽きてきたッッ!!!ド派手な奥義スキルで戦おうではないかァァ!」

 

「フン、俺も生徒が待ってるんでね、早く終わらせてやる。   ほんとは使いたくなかったが……….使わずに勝てる相手じゃ無さそうだ」

 

 

 

 

先に仕掛けたのは景虎。手を大きく振りかぶり気を右手に溜める。これは常人には時間がかかるが景虎は気のベクトルを変更することにより集める時間を短縮した。    そして日輪指向を使い一瞬でカルマの目の前に行き、放たれるその技。

 

 

 

緋翔向日(ひしょうこうじつ)ッッ!!!!」

 

 

 

それは対象を殴り、日輪指向により自身の気と太陽からのエネルギーのベクトルを合成させて強大な力を出す渾身の一発。   打つと同時に眩い光が辺りを占領する。

 

 

 

(うっ、眩しい、、、!!)

「みんな!大丈夫か?」

「…..あっああ、大丈夫ダヨ、、すこし目が痛いケド、」

「それよりあんな攻撃喰らったら誰も耐えられないぜ!勝ったな!!」

 

 

 

誰もがそう確信した。なぜなら確実にその攻撃は敵のカルマを捉えていたからだ。  ………しかし

 

 

 

 

「……….バケモンが」

 

「フンッッ、、、ハハハハハハハッッッ!!!素晴らしい技だな!!!俺も奥義スキル、冥炎の護り(ファントムガード)がなければ即死だったなッッ!!!」

 

 

 

冥炎の守護(ファントムガード):自分が今まで殺してきた死者たちの死者エネルギーと自身が生み出す炎エネルギーを合成させて身の回りを守る技。エネルギーが尽きない限り範囲に限界はなく、どんな攻撃でも必ず一回は防ぐことができる。

 

 

 

     生徒陣営

 

 

 

「うそだろ!!景虎先生のあの技を、!ほぼ無傷で!?」

「……敵もバケモンってことだ」

 

 

 

      スコトス陣営

 

 

「流石カルマ様だ……お美しい。   あれ、やっと起きたんですか。南条さん。」

 

「……..僕はどれぐらい寝てたネ、?      今景虎先生とカルマさんが闘ってるんですか!?」

 

「はい、いろいろありまして。  それよりあなたの『劇場の幻影(イドラ)の力がおそらく必要になります。いつでも準備しておいてください。」

 

 

すると少し間をおいて

 

 

 

「……….あれは引き分けになります。」

 

 

 

 

 

 

そして闘いは最終局面に向かっている。  カルマ、景虎2名。ここにて両者最強の奥義スキルを発動する。

 

 

 

 

「フンッッ、これで終わりだ!!! 奥義スキル、絶望の魔降臨(アドヴェント・カレンダー)』!!!!!

 

 

 

「……....天翔光矢。」

 

 

 

 

天翔光矢(てんしょうこうや):エネルギーで形成した弓より放たれる超高速の光矢。命中した瞬間、強烈な光を放ち周囲を照らし、対象を貫く必殺の一射。上杉景虎の最強の技である。

 

 

 

 

 

10時52分。最強の技がぶつかり合う。………ついに最高戦力(リーサルウェポン)の2人の死闘に決着がつく。

 

 

 

 

 

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