交流戦ルール
・一対一のタイマン形式で先に降参、もしくは瀕死にさせた方が勝者となる。
・三本先取で最大五試合まで行う。
・相手の闘士を殺害することは固く禁じる。
・魔承薬や関係ない闘士の能力により戦う闘士をドーピングすることを固く感じる。しかし、例外として魔承薬を中心に戦う闘士は使っても良い。
・審査員、実況者、各校の教師が試合を止めるかどうか判断する。
・試合が終了した場合、ウンディール国特級闘士、クロック=セルダムを中心とした医療班が闘技場に入り、療養室に連れて行く。
・出場闘士の出場順番は提出してから変えられず、公正を期す為に順番をそれぞれの学校以外に口外してはならない。
「戦闘モードッッ!!!」
「戦闘モードッチュ!」
今、目の前で交流戦が始まった。
最初に仕掛けたのは謙信。右手拳を握りしめながらジェットのようにカジチューのところに突っ込む。
「こういうのは先手必勝なんだよッっ!!!!そのマセ面ぶっ潰してやるぜっっ!!!!」
「おぉぉwその図体のわりには意外と動けるんでチュね!」
「オラッッ!!!」
「危ないでチュね」
謙信の出会いがしらの一発をカジチューは
「僕はじっくり君を痛めつけたいから森林で身を隠しながら戦うでチュ!追いつけるもんなら追いついてみろでチュ.............!?!?」
その時、謙信は走り逃げるカジチューの真後ろにいた。
そしてまた右拳で一発を放とうとする。
「図体の割に意外とすばしっこいんでチュね!まさか僕に追いつくとはっチュ.....!」
「ワンパンで沈めてやるよぉッッ!!!!
しかしそれがカジチューに当たることはなかった。カジチュー・キジムナーはすばしっこく、後藤謙信の全ての打撃を軽々と避けてしまう。それがずっと続き、ただひたすらに避けるだけのカジチューと常に打撃を行っている謙信。.........どちらがさきに息が上がるのは明白であった。
(........!!くそっ!なんでこんなにも当たらねえんだ!!全てが避けられやがる!!しかもこいつ、なんにも攻撃をしてこねえ...!舐めているのか?それとも攻撃ができないのか?..........ああああ!もうなんもわかんねえ!!)
「.........そろそろいいでチュかね」
!?!?!?
謙信は辺りが森林の濃いところに誘われてしまっていた
後藤謙信は森林が濃いところに誘われているのは気づいていた。おそらくカジチューは暗くて動きずらいそこで戦いたいのだろう..と。それがわかっていたためそちらの方に行かないように意識していたが、カジチューの度重なる煽り、攻撃が当たらないことによる焦り、一回戦というプレッシャーがその意識を上書きしてしまったのだ。
闘技場を見下ろせる位置に設置されたスコトス政府専用観覧席にて
「フフフ........情報は正しかったようですね。一回戦にいわゆる脳筋を出してくるなんて対策がしやすかったです。やはりカジチュー・キジムナー君を一番手で正解でしたね。」
「さすがだなあ!ハウアー!お前は昔から頭がきれるよな!」
「...........コナー・ポーチさん、一応私の方が年上ですし今私はスコトスのリーダーです。.....少しは敬語を使ってもらってもいいですか.....?」
「え!お前俺より年上なのか!俺今年50だぞ!お前何歳なんだ?」
コナー・ポーチ。スコトス帝国の準特級闘士であり最高戦力の1人。今年で50歳になるどこにでもいそうな肌黒いおじさんである。
しかし他の
「........ハァ。私は今年で75です」
「うそだろ!?!?見た目30代に見えるぞ!どうやってそんな若さ保ってるんだよ!」
「コナーさん。試合に集中しましょうよ」
「それよりカイトさん。あなたの生徒は優秀ですね。戦いを単に攻めるものではなく一つ一つ構築していって戦っている。教育が上手い証拠です。」
「ありがたいお言葉です。日々励んでいます」
カイト・パスカル。終焉帝学園一年一組担任で30歳。14年前の交流戦で、現、明天翔学園一年一組担任
場面は戻り出場闘士待機席へ
「謙信やばくない!?!?森林に誘い込まれちゃってるよ!」
「......ああ正直まずいな。相手の煽りが相当効いている。」
謙信はずっと打撃を加えようとしていた為汗だくで息が上がっている。それに対して避けに徹していた相手のカジチューは涼しげな顔をしている。
............しかし森林に誘い込まれた謙信はニヤリと笑う。
「俺をうまく
「チュチュ!もちろんそう思ってるでチュよ!君みたいな
「.........いや、、、誘い込まれたのはお前の方だよっ!!!ここならこの鍛えた
すると謙信の雰囲気が変わる。
腰と右手を引きエネルギーをためている。
カジチューの顔から初めて笑顔が消えた。
「奥義スキルッッ!!!!!
(これはまずいでチュ!!!)
後藤謙信の
「弾け飛べやゴラァぁぁぁ!!!!!!」
ヒューーン...ドッカーン......!!!!バリバリバリ....
.....!すごい揺れだ!!辺りの森林はほぼ全てが折られて葉が宙を舞っている。突風も巻き起こっていて嵐のようだ!あれが謙信が言ってた
流石にあれを喰らって耐えられるのはいないだろうと確信した次の瞬間!信じられないものが目に入る。
「...........その見た目の割にいい技を持ってるでチュね」
!?!?
相手のカジチューは無傷だ...!なぜだ!かすり傷ひとつもない、。一体何をした!
「ハァハァハァ.......おまえ、どんなスキルなんだよ。」
「そっちも奥義スキル使ったし僕も使うでチュ!」
謙信は身構える。.....しかし必殺技を打った後だ。まだ闘士としては未熟な謙信に体力は残っていなかった。
「奥義スキル!
辺りを暗い闇のエネルギーが覆った。そしてついに決着がつく。