「第二試合、
「戦闘モード!!」
「戦闘モード。」
ほぼ同時に発せられた村崎さんと敵のエリーザ2人の声により戦闘が始まった。エリーザの
......と、村崎さんは武器のヨーヨーを手に取り攻撃する.....!!!.......と思いきや両手に取ったまま動かない。
「あら、攻撃してこないんですか?私は別に防御系のスキルではありませんわよ。」
「...........」
(それが気になるんだよ。なんでこっちが
するとエリーザは不気味な笑みを浮かべ、口を手で押さえながら
「ホホホホホっっ!もしかして実践経験が少ないから私を攻撃することを日和ってるんですか??とんだ腰抜けですわね!!先ほどのサトウケンチン?でしたっけ?ほら!あのむさくるしいぶっさいくな男! の方が”まだ”マシですわね!!」
「は、??」
「聞いてはいましたがやはり
エリーザの話している途中に村崎さんはヨーヨーでスキルを放つ。
「奥義スキル!!!
「私は仲間を貶すあなたみたいな人が一番嫌い!!一発で吹き飛ばしてやるわ!!!」
ヒューーーン.....バッチーンッッ....!!!!!
凄まじく速い攻撃だ....!!..........しかし
「あらっ!やっぱり使えたわ。あなたの
!?!?!?
「な、なんで村崎さんのヨーヨーが宙に浮いてるんだ!?さっき絶対に相手に当たったはずだよ!」
「........これはまずいな」
村崎さんのヨーヨーの攻撃は必ずエリーザに当たった!.....しかし今ヨーヨーはエリーザの周りの宙に浮いておりエリーザは傷一つない。
「私のスキル『
エリーザ・フランソワのスキル「
「..........」
「どうしたのですか?そんな絶望した顔をして。まあ自身の唯一の武器が無力化されたのですから無理はありませんね。」
沙羅はただひたすらにどうするかを考えている。......しかし何度考えても敵のスキルを打破する方法が思い浮かばない。 そこで、必ずそのスキルには弱点があるという発想のもと、とにかく攻撃を続けるという結論に至った。
「さすがに相性が悪すぎるよ!!!村崎さん、、、、」
「まあ沙羅君は体術もそこそこできるから頑張れば....勝てるかもね」
「だがキツイのは変わらない。なんせ相手は村崎さんのヨーヨーや周りにある草木土を自由自在に
「村崎さんほぼ奥義スキル禁止の縛りじゃん、、、」
天照側教師専用席にて
「
「........流石に何かおかしいっすね。先ほどの謙信の試合も謙信が苦手とする相手が選ばれてました。今やってる第二試合なんかはまるでこちら側が誰を出してくるかを知っていたかのような選出です......」
「でも相手の出場闘士を口外するのは絶対禁止ですよ!」
「はい、つまり、.......
当然の結論であった。それは天照側教師だけではなく、生徒たちも気づき始めていた。
しばらく沙羅はエリーザにただひたすらに攻撃することを続けた。もちろんそれらはエリーザに当たらない。........すると沙羅は何か閃いたかのように戦法を変えた。
「奥義スキル!!
月光輪舞『結』はヨーヨーの先部分ではなく糸に焦点を当てた技。対象にヨーヨーを当てて巻きつける。そして縛り拘束するというものである。
しかしその技はエリーザに触れるどころかエリーザを通り過ぎて背後にあった森林に絡みついた。
「ホホホホ、、まだ練度が足りてませんね。当たりすらしてませんよ........!?!?!?」
沙羅は身につけていた大量のヨーヨーを追加で投げ始めた。......しかしそれも当たることなく宙を切る。全てが森林のある一定のところに絡まっている。
(一体何がしたいんでしょうこの子、、んーなんかめんどくさいしこの子面白くないしちゃちゃっと片付けてしまいましょう。)
これまでずっと何もしていなかったエリーザがついに攻撃に転じる。10メートルほどの木に近づきそれに触れた。
「
(ついに攻撃してきちゃった......!!!まあこんなもんでいいっか!)
エリーザは近くにある木を片っ端からブロッサム・スローの対象物にして計15本の木々が宙に浮いた。そしてそれらは花が風で散り、舞い上がるように沙羅に飛ばされる。
「グッ....!!!数多過ぎだって!」
「ホホホ、さあ逃げなさい!
沙羅は飛んでくる無数の木をヨーヨーで捌く。しかし数が多すぎてまだ沙羅の実力のヨーヨーでは全てを捌ききれなかった。
「グワア...!!!! ハァハァ.....」
(流石に武が悪い...!!とりあえず森林の中に身を隠さなきゃ..!!!)
「あら、そんなに逃げなくてもいいのに。私は森林に隠れられても森林ごと壊すので無駄ですよ。」
沙羅は逃げ隠れすることしかできなかった。それを木を投げて破壊するエリーザ。誰が見ても「一方的な虐待」である。
「ホホホホ。やっぱり
「村崎さんっっ!!!そんなやつの話聞くな!!イラつかせて判断力を下げようとしているだけだ!!!自分だけを信じろ!!」
「直正君......」
「あらっ。あのオレンジ髪の元気そうな男の子がボーイフレンドですか?闘士なのに恋愛にうつつを抜かすなんてこちらではあり得ませんよ.........」
「彼は彼氏なんかじゃありません....。友達です...!!」
「あらそうなの。その割には顔が赤いみたいだけど、、。
すると沙羅はとても小さな声で
「.......あなたに何がわかるの」
「すみません!怒らせてしまいましたか?w私はあの子に魅力を感じなかったもn........」
「あなたに何がわかるって聞いてるんだよ!!!!」
沙羅は変貌する。そして今まで隠していた”それ”を使用した。
「頂奥義スキル!!!
限られた闘士しか使えない「頂奥義スキル」を解放した