希望と絶望の闘士   作:だいしゃりん

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何者かの奥義スキルを突破してなんとか学園に着いた直正と義継、、、!憧れた学園生活が始まるが、、?


↓同級生 蒲生義継 ※AI絵を使用しています。

【挿絵表示】



闘士学校編 第2話 蓑田柾先生と学園

バン!サササササササ

 

 

 

 

俺と義継は勢いよく入学式会場のドアを開けた。そこは普通の高校と何ら変わらない体育館であった。

しかし、ただ者ではないであろう人たちが俺たちを睨んでいる。その目線のせいで俺は足が岩のように重くなってしまい、そこから動けなくなった。あの冷静そうな義継も震えている。

 

 

 

「は、は、初めまして!上杉直正と言います!今日からここ、明天翔学園に入学することになりました!!!」

 

 

押しつぶされそうな雰囲気のなか声を振り絞って出した。

 

 

 

「同じく蒲生義継といいます。」

 

 

 

少しの沈黙の後、義継が声を震わせながら発した。

そしてまたしばらく沈黙が流れた後、壁にいた教師らしき人が俺たちの目の前に来て発した。

 

 

 

「20秒遅刻だ。初日から遅刻とはいい度胸だな。」

 

 

見るからにただものではない空気を出すインテリ系の40歳ほどの教師らしき人である。髪は綺麗に整えられていて黒色、眼鏡をかけている。おれはその威圧感に耐えられず頭が真っ白になり何も話せなかった。

 

しかし、義継はすぐに反論した。

 

 

 

「俺たちが遅刻した理由は何者かの奥義スキルによってこの学園に入れなかったからです。それがなければとっくについてます。」

 

 

するとインテリ先生(その人)が続けた。

 

 

 

「それは学園長の奥義スキルによるもので、この学園最後の入学試練だ。それが原因で遅刻したのならばお前たちがこの学園に入学することは許されない。」

 

 

 

すると突然金髪で顔が凛としている30歳ほどの教師らしき人が目の前に現れた。白シャツにスーツのズボン。その上から赤と黒の派手な服を羽織っている。耳には星型のピアスをつけている。

 

 

 

 

「まあまあ!ミッチー先生!20秒ぐらいいいじゃないですか〜!結局この子たちはここに着いたわけだし」

「私はミッチーではない。篠原道成だ。  ここ明天翔学園は将来闘士となる者を育成する学園だ。初日から遅刻するような者に闘士ができるはずがない。」

 

 

 

すると金髪先生はインテリ先生に近づきながら、

 

 

 

「まあまあ、闘士候補はいっぱいいた方がいいですし!」

 

 

 

すると次は小声で

(それに彼らは“あの”闘士の息子さんですよ。ニヤ)

とインテリ先生の耳元でつぶやいたように見えた。

(この子達が“あの”、、?)

そうインテリ先生もつぶやいた。

 

 

そして金髪先生が続けた。

 

 

 

「とういうことで、君たち!いや、直正と義継だっけ?とりたえずそこの入学生席に座って!」

「は、はい!了解です!」

「わかりました。」

 

 

 

俺と義継は返事した後、席についた。入学式は大まかなこの学園での全寮制のことや授業のことなどの生活様式を伝えられた。その後入学式は終わり俺ら入学生は教室に行った。

 

 

 

この学園は一、ニ年生が3クラス、三年生は2クラスだ。そして校舎はとても綺麗だ。俺と義継は一年一組だったので一緒に教室に入った。教室には全員揃っていて、俺と義継含め男子7人、女子3人の合計10人だ。

 

 

 

教室に入って周りを見渡している時後ろから

「やっほー!みんな!俺この一組で担任になった蓑田柾(みのだまさめ)っていうんだ〜!よろしくね!」

 

 

と、さっき入学式でインテリ先生をおさえてくれた金髪先生が入ってきた。

 

 

「さきほどはありがとうございました!先生がいなかったら入学できませんでした!」

「あ〜!大丈夫大丈夫!ミッチー先生は頭が少し固いからね、きにしないでねー!」

 

 

 

俺たちはわかった。この先生は優しい。

そして俺たちは席に座った。

すると蓑田先生が教壇に立って話し出した。

 

 

 

「じゃあ改めまして蓑田柾(みのだまさめ)です!この学園は3年間担任の変更は基本的にないから3年間よろしくみんな!」

 

 

 

改めて、先生とは思えないほどノリが軽くて俺たちは安心した。

 

 

 

「さて、闘士についてや奥義スキルについて、今の世界情勢について説明しないといけないから話すねー!」

 

 

 

そして(まさめ)先生は奥義スキルは闘士、もしくは闘士だったものにしか使えないこと、一般人に使うのは禁止であること、この学校の先生は全員闘士であることなどを伝えた。

 

 

 

ここまでの道で義継から少しは話を聞いていたがほんとに闘士はそんな能力が使えるんだ。すごい。というか、さっきのインテリ先生も闘士なのか、、戦っている姿が想像できない。

 

 

 

 

「じゃあ次、闘士について説明するねっ!」

 

 

 

闘士は軍としての役割であったり、治安を守る役割があることなど闘士の重要さを教わった。

 

 

 

 

 

「じゃあ次は今の世界情勢について、この世界は天照、スコトス帝国、煉、ウンディール、自然帝国の五大国があって、ほかにもたくさんの国がある。みんなはもう知ってると思うけど15年前、つまりみんなが生まれた年まで俺たち天照はスコトス帝国と戦争をしてた。終戦したとはいえ、いまだに睨み合っている状態なんだ。そしてスコトス帝国と煉は同盟を結んでいて、天照とウンディールも同盟を結んでいる。」

 

(まさめ)先生!先生もその戦争で戦ったんですか?」

 

 

 

と、赤髪の男子生徒が質問を投げた。

 

 

 

「いや、俺は戦ってないよー。その時まだ15歳だし俺笑」

「え、先生わか!」

 

 

 

生徒一同が言った。15年前の時15歳、、、つまり(まさめ)先生は30歳か、、

 

 

 

 

「でも、戦場にはいたよ、その時俺の先生に助けてもらったんだ。その人に影響を受けて俺も先生になろうと思って。」

 

 

 

先生の先生…….とても気になるが、先生の顔が一瞬濁ったように感じたので聞くのをやめておいた。

 

 

 

「じゃあ続けるけど、『希望』と『絶望』の闘士について!みんな聞いたことあるかもだけど、希望と絶望という闘士の中で抜きん出て強い奥義スキルを持った人がいる。それは一度に1人ずつしかいなくて前の『希望』もしくは『絶望』の闘士が死ぬ、もしくは転移、つまりはその能力を移し替えることで受け継がれていくんだ。今『絶望』の能力を持ってるのは闇文明の15歳の子らしいんだけど俺は名前しか知らない!」

 

 

 

(まさめ)先生!じゃあ希望の能力は誰が持ってるんですか?」

 

 

俺は手を挙げて聞いた。

 

 

 

「それを知らないの?」

(まさめ)先生は呆れ笑いをしながら聞いた。

 

「先生、俺も気になります。」

義継が手を挙げて言った。

 

 

「うーん、、まっいっか!それはね、、

君だよ。上杉直正くん」

、、、、、、、

 

、、、、、、、

 

一同

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




登場人物のイメージ画像
上杉直正(うえすぎなおまさ)→男、興味心旺盛でまっすぐ。自分の信念を突き進む。15歳

蒲生義継(がもうよしつぐ)→男、冷静で物静か。イケメンで黒髪。15歳

蓑田柾(みのだまさめ)→男、ノリが軽くて意外と冷静。明天翔学園に通っていた。若いのにとても強く、天才と称される。一年一組の担任。30歳

篠原道成(しのはらみちなり)→男、インテリ系でクールコア。しかし戦闘になるととても強い。冷静で分析が得意。二年一組の担任。45歳


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