希望と絶望の闘士   作:だいしゃりん

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一勝一敗の激戦を繰り広げているスコトス天照交流戦...。第3試合赤坂湊VSロンタン・マセルカ。果たして勝ってリーチをかけるのはどちらだ....?


闘士学校編 第20話 赤坂湊!!

 

 

 

波乱の第二試合は天照側の村崎沙羅の勝利で幕を閉じた。そして今第3試合が始まろうとしている........

 

 

 

「湊!がんばれ!!!」

 

「ありがとう笑頑張るよ」

 

 

 

 

 

俺と義継(よしつぐ)で湊を送り出した。いろいろと破壊された森林ステージはもう元通りになって開始時点とほぼ変わらない見た目になっている。

 

 

 

 

 

「みなさまお待たせしましたーー!!!第二試合を終え、続いて第3試合を始めたいと思います!!!まずは天照側代表!赤坂湊ぉぉぉ!!!!」

 

 

 

 

 

横に設置された入場口から湊が堂々と出てきた。影で顔の半分が隠れているがそのたたずまいからは明らかな自信で満ち溢れているのを感じる。

 

 

 

 

「続いてぇ!!スコトス側!!ロンタン・マセルカぁぁ!!!!」

 

 

 

 

 

陽が照らしている相手側の入場口から身長はそこまで高くない、肌が幽霊のように真っ白な男子生徒が出てきた。........あきらかに闘うような見た目ではないがその不気味な笑顔は恐怖を感じた。

 

 

 

 

 

「さあ運命の第3試合ぃ!!!!これに勝った方は三勝へのリーチをかけれますぅっっ!!!!さあ勝利するのはどっちだあああー!!!それでは始めっっ!!!」

 

 

 

 

「戦闘モード」

 

「......戦闘モード」

 

 

 

 

流石にその戦闘は始まった。

しかし2人で何か話している。大声ではなくなにか普通に話すように....。おれは気になって耳を澄まして聞いてみた。

 

 

 

 

 

「あっれれーさっきの試合のスコトス(あなた達)の闘士の女の子舐めプして大逆転負けしてたよね笑   コントをしてたのかな?笑」

 

「そっちこそ第一試合たかが一発入れただけであの喜びようwレベルが知れるねw」

 

 

 

 

 

...........煽り合いだった。.....交流戦が始まる前に両闘士が対峙した時もこの2人はとくに煽り合っていた。バチバチになるのもわかるが、、、、、どちらも相手を見下すような笑みでずっと煽り合っている。

 

 

すると戦闘は突然始まった。

 

 

 

 

「じゃっ、そろそろやっちゃうね〜。」

 

 

湊は片手をポケットに突っ込みながら銃を取り出した。

 

 

 

 

頂天銃(トップガン)起動(オン)。ブースト」

 

 

 

 

ヒューン.....バンッッ!!!!!

 

 

 

 

鋭いチャージ音と共に鈍い銃声が聞こえた。音が鳴ると同時に鋭い閃光のような弾が発射され相手のロンタン目掛けて飛んでいく。

 

 

 

 

 

赤坂湊のスキルは頂天銃(トップガン)という特質的な銃を使うものである。それは見た目はさほど普通の拳銃と変わりないが、「自分自身のエネルギーを弾丸として込めて」発射することにより爆発的な威力とスピードを得る。

 

 

 

 

 

弾が相手に当たった!!......と思ったが当たっていない、、?当たる瞬間に相手の体を通り抜けたような....そんな感じがした。

 

 

 

 

 

「........あー君。もしかして妖怪(ゴースト)使い?」

 

 

「ケケケっwバレたか。」

 

 

 

 

 

闘士の中には「妖怪(ゴースト)使い」という者が存在する。その名の通り妖怪(ゴースト)と契約をし、それを好きな時に呼び出して闘う闘士だ。基本的に闘士本人の戦闘能力は皆無なことが多い。.......さらに妖怪(ゴースト)は「魔承薬や頂天銃などのエネルギー操作武器が効かない」という特徴がある。

 

 

 

 

 

「........なるほどね笑。今打った弾も弾と君の間に妖怪を召喚することによって壁にして、効果を失わせたってことね笑........しんどいな笑」

 

 

 

「ケケケ.......次はこちらから攻撃させてもらうよっ。」

 

 

 

 

 

そういうと相手(ロンタン)は手で掌印のようなものを結ぶ。

するとロンタンの周りが暗く重い空気になった。

 

 

 

 

 

 

「ゴースト召喚.....!!!いでよ!!ジャックオランタン!!、ケルベロス!!!、ゴブリン!!」

 

 

 

 

 

ゴーストが3体、黒くなった地面から出てきた。.......一匹はカボチャのような見た目のゴースト、二匹目は犬の頭を二つ持ったゴースト、そして緑色の体で大きい棍棒を担いだ豚のようなゴーストだ。........湊の攻撃は効かないのに....一気に3体。

みんなが絶望する。

 

 

 

 

 

「湊大丈夫かな.....?」

 

「正直に言うとしんどいな。そもそも湊はエネルギー操作武器使いなのに相手が相性最悪のゴースト使いだ。ゴーストには弾が当たらないが故に敵は逃げていればいずれ勝てるのだからな。」

 

「まじかー......」

 

 

 

すると義継(よしつぐ)は前を向いて

 

 

 

 

「.......だが湊は勝つさ。あいつはこんなところで負けるようなやつではないだろ?それは俺らが一番知っている。」

 

「....たしかにね、!!」

 

 

 

 

しかし明らかに今回も俺ら(天照)側の選出を既知していたかのような(スコトス)側の選出......。何かがおかしい。闘士の選出は絶対秘密のはずなのに。

 

 

などと考えていると戦闘が激しくなっていた。......戦闘というより3体のゴーストからただ逃げる湊とそれを追うゴースト。ゴーストは木々を破壊しながら逃げる湊を猛追している。

湊はたまにロンタン本人に銃を放つが当たらない。逃げながらの射撃はとても難しいのだろう。

 

 

 

 

 

(.......あいつに全然当たらないな〜。しかもこのゴースト3体......どうしよっかな)

 

 

 

 

「ケケケケケケッッwww逃げてばっかだね〜。さっきまであんなにイキってたのに。まあ相性が悪かったね。君と僕が3試合に選ばれた時点でもう勝ちは決まってたの。残念」

 

 

 

「ぐはっ!!」

 

 

 

(まずい.....!!!犬のゴーストの攻撃を喰らっちゃった....!!結構深いな....)

 

 

 

 

 

 

「湊!!!大丈夫か!!」

 

 

 

 

 

 

まさに相性最悪のエネルギー操作武器使いVS妖怪(ゴースト)使いの第3試合。かなり一方的な展開が続き、赤坂湊は消耗している....。果たして、赤坂湊は勝利することができるのか.......。

 

 

 

 

 

 

天照側教師席にて

 

 

 

「まずいですよ(まさめ)先生!!!この試合も相性が悪すぎる!!敗色がのうk..........」

 

 

 

ゴミども(スコトス)が....!!!!何か仕組みやがったな....!!」

 

 

 

蓑田柾(みのだまさめ)はスコトスの裏切り者(スパイ)がいることにすでに気づいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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