湊が立ち上がった.....!!!!
しかし全身傷だらけで血が溢れて顔がよく見えない......。
まともに動けないのは誰が見ても明らかだ........!!!
「湊...!!!」
「へぇ〜、.............かっけえじゃん。でもその傷、まだ僕は傷一つ被ってない。勝負はついたと思うけど」
「.......ふん、。」
「ケケケ....なんだ?何がおかしい?」
「.........もう引き金は一度しか引かないよ。........一発で決めてやる..!!」
「ケケケ。まだ本体の僕も見つけられてないのにすごいやる気だねw無理だよ。」
再喝だが、今表に立っている肌が白く薄気味悪い笑みを浮かべているのはロンタン本人ではなくロンタンが召喚したゴーストである。ロンタン本人は森林に身を潜めており、どこにいるかがわからないのだ。
「やってみなきゃわからないでしょ。」
(......これは出来れば使いたくなかったけど。やるしかないか。)
すると湊はしゃがみ込む、拳銃を腰にさして。そして
「ケケケッッ!何してるんだよ。今から死ぬからその前にお経を唱えてるの?w」
湊を嘲笑っていたロンタン。......しかしすぐに焦りが出てくる。
(!?!?!?こいつ...!!!力が溢れかえっている....!!!)
湊の纏うエネルギーの量がすごい勢いで増幅していたのだ。そのエネルギー量は一級闘士相当のものであった。
(まずい...!!!すぐに仕留めなければ!!!)
「ゴースト..!!!あいつを殺せ!!!」
ロンタンの叫びによりジャックオランタン、ケルベロス、ゴブリンの3体のゴーストはドタドタと音を立てながら湊に向かって走っていく。.........その間も湊はお経を唱えしゃがみ込んでいる。
「湊何してんだよ!!ゴーストが向かってきてるって!!あれじゃまた吹き飛ばされて今度こそ死んじゃうよ!!!」
「..........まあ見ていよう。湊にも何か考えがあるのだろう。」
そして3体のゴーストが湊の眼前に到着。攻撃を仕掛ける。
「ケケケッッ!!!!終わりだ!!赤坂湊!!!」
「.........
バーン...!!!
あたりに拳銃の音が鳴り響く。それは一瞬の出来事だった。
湊がお経を唱え終わったかと思ったら瞬きの間に湊は立ち上がり、銃を打っていた。
そのすぐ後、攻撃のモーションに入っていた3体のゴーストはどこかに消えた。..........いやそれどころか
一体何が........?
「.........うわぁ!!」
「......そんなところにいたんだね笑きみ。」
森林の方から女の子の声が聞こえたのでそちらを見てみたら黒髪が長く身長が小さい女の子がいた。腹部あたりに弾が打ち込まれており血が出ている。
赤坂湊の奥義スキル「
「痛い痛い......ケケケ。」
「危なかったな〜。君があと1秒でも早くゴーストに突撃させてたら僕が経を唱え終わる前に攻撃されてて僕が負けてたよ笑。ありがとう、油断してくれて笑」
形勢が逆転した。
......しかしまだロンタンは諦めない。
「ケケケッッ!!一発打ち込まれたからって別に平気だし!!またゴーストを召喚すれば..........」
すると背を向け退場門に向かう湊は右手を顔ぐらいにまであげてこう呟く。
「...........
その次の刹那。ロンタンの腹部が爆発した。ゴースト召喚はキャンセルされロンタンは何も発さず倒れ込む。
湊の奥義スキル
「.....おつかれさま。」
湊は一度も振り向かず退場門をくぐった。
「第3試合!!!勝者はぁあ!!天照側!!赤坂湊ぉぉ!!!」
実況の
闘技場内に救護班がすぐにかけつけロンタンを運んで行った。
第3試合勝者:天照側、赤坂湊
スコトス側出場闘士席にて
「あー!ロンタン氏!!負けてしまったか、、。」
「......シュマヌジャン。次俺が出ていいか?」
「それはできないぞフェイト氏!順番を直前で変えることはできないのだ。」
すると誰かが出場闘士部屋に入ってきた。
「.......お!カジチュー氏!怪我は大丈夫か?」
「......大丈夫でチュ。前歯がおられたのは許せないでチュが....」
「まあなにより無事でよかった!ナイス勝利であったな!お疲れ様!」
するとフェイトは殺意の目でカジチューを睨みつけた。
「.........おいカジチュー。なに一発もらってるんだ。第一試合で
「.........ごめんでチュ....。」
「まあまあ!良いではないか!カジチュー氏は勝利したんだし!上出来だ!!......それより次の試合で私が勝たなければ負けてしまうな!面白くなってきた!」
現在スコトスは一勝二敗の状況。次の第四試合で負ければ交流戦敗北でもうあとがなかった。
「.......シュマヌジャン。絶対勝てよ?じゃないと俺が
「ああわかっている!....私は負けない!」
「シュマヌジャン頑張るでチュ!!」
シュマヌジャンは闘技場に向かった。
天照側出場闘士席にて
「ナイス!湊勝利!!」
「よしよし、次で勝てば俺らの勝利だな。必ず勝つ。」
「頑張れ!」
「.....じゃあ行ってくる。」
「うん!気をつけてね!
スコトス側政府専用席にて
「......おいまずいぞ!次負けたら交流戦負け!我らスコトスが天照に負けてしまうぞ!」
「ハァ、まずいですね。カイトさんには降参はするなと伝えていたのに。」
「....で大丈夫なのか?ショーペン・ハウアーさんよ。次のシュマヌジャン・オーウェイスというガキは強いのか?」
「..あー次は彼でしたか。心配はいりませんよ。なんてったって彼は終焉帝学園設立以来5本の指には入る優秀な子です。成績はトップで負けませんよ。」
「お!そうか!なら大丈夫そうだな!!」
「ところでコナーさんタメ口やめてくれま......」
「おもろい試合が見れそうだな!ハウアーよ!」
「.........」
闘技場にて
「さあ!!波乱の第3試合が終わり天照はリーチをかけました!!!はたして第四試合でも勝利し、この交流戦勝利になるのか!?!?はたまた..!!!スコトスが一回返し、第五試合に繋ぐのかぁあっ!!!どうなるんだああ!!」
実況の湯田さんの声で始まる。
「まずは天照側ぁ!!伝説の剣流派、蒲生流現当主にして天照側でトップの成績っ!!彼の剣に勝てるものはいるのか??
義継が入場門から入ってくる。普通の剣より長い「物干し竿」と呼ばれる剣を腰に添えて。服は黒い袴のようなものを着ている。
その表情は真剣で強い意志を感じる。
「続いてっ!!!スコトス側!!こちらもスコトスでトップの成績!!頭の良さは生徒最強!!どんな戦いを見せてくれるのかぁぁ!!シュマヌジャン・オーウェイスっっ!!!」
相手の入場門から身長が高くメガネをかけた制服をしっかり着こなしている人が出てきた。姿勢が良く堂々としている。
なにも武器らしきものは持っていない。どんな相手なんだ、、、。
「それでは!!第四試合!!始めっっ!!」
「戦闘モード」
「戦闘モード!」
頭脳と技術のぶつかり合い。第四試合が始まった。