希望と絶望の闘士   作:だいしゃりん

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蓑田柾が経験した15年前の戦争、、、、どのように終結したか、なぜ南条隆景は裏切ったのか、、、全てわかる
↓上杉景虎  ※AI絵を使用しています。

【挿絵表示】



闘士学校編 15年前の戦争 第9話 裏切りと悲しみ

 

 

 

「隆景!何してるんだ!!なんでそっちにいる!」

 

 

 

そこには黒と赤の袴を着た、少し前の隆景の面影が残る隆景がいた。しかし髪型も変わり、髪色もワンポイントの青色がなくなり、黒一色になっていた。   隆景は生きていると信じていたがまさか裏切ったのか、、、?

 

 

 

「ごめんネ、もうみんなが知ってる僕じゃないんだ。僕は考えが変わったんだ。景虎先生の希望の能力を奪うだけで世界が平和になるんだネ。僕だけしか奪えるのはいないんだネ」

 

 

 

そうすると俺がさらに声を上げようとした時、景虎先生が前に入り止めた。そして景虎先生はなんとも言えない表情で口を開けた。

 

 

 

「隆景、、お前は裏切ったのか?   主戦力がいない今日を狙ったのも、学園の場所を教えたのも、」

 

 

 

そして隆景は少し下を向き、すぐに前を向いて笑った

 

 

 

「そうだネ!!!全て僕が教えたネ!!!   景虎先生、あなたが素直に能力を渡せば全員平和になるネ!!  それでも抵抗するなら無理やり奪うネ!!!!」

 

 

 

その迫力は前の隆景にはなかったものであった。前のヘラヘラしていた隆景とは全く思えない。まるで悪魔のようであった。

 

そして景虎先生は何も言わずに隆景の方に歩き出した。

 

 

 

「、、、、学園のみんなを危険に晒したのもお前の意思か?」

 

 

 

先生は鋭い眼光で隆景を睨みつける。まるで獣だ。

 

 

 

「そ、そうだネ!   正直な話学園の生活はお遊戯会(ままごと)みたいで楽しくなかったネ!!気が緩みすぎるネ!!!だから僕はスコトス側についたネ!」

 

 

 

目が泳いでいる、嘘をついている顔だ。俺らにはわかった。しかしそれ以上に何かを隠したいような顔をしている。

景虎先生もそれに気づいている。

 

 

 

「俺の教育が悪かったようだ。これは俺の責任だ。申し訳ない。        だが、希望の力は渡せない」

 

 

 

希望の力を渡せば強大な力が手に入るのは上杉景虎は当然知っていた。しかし、もしその力が渡っても敵が世界平和のために使うとは確証が得られなかった。それによってさらに仲間を危険に晒したくはなかったのだ

 

 

 

「じゃあ力ずくで奪うネ、、!!戦闘変身!!!!

 

 

 

 

そして南条隆景は戦闘変身をして戦闘態勢に入る。それは確実に上杉景虎に殺意を持っている証拠でもあった。  しかし、

 

 

 

「な、なんで景虎先生は戦闘モードに入らないネ!」

 

 

 

上杉景虎は『お前は戦闘モードにならなくても余裕だ』というような感じで戦闘態勢に入ろうとしなかった。       ただ腕を組んで生徒達の前に立っていた。

 

 

 

「僕は強くなったネ!舐めてると痛い目見るぞ!」

 

 

 

そうすると隆景は奥義スキルを打つ。

 

 

 

 

「奥義スキル!!!四つの幻影(イドラ)!!ニの解、『洞窟の幻影(イドラ)!!!」

 

 

 

「おお、ついに使えるようになったんだね。隆景、やはりお前はすごいな。」

 

 

 

南条隆景の奥義スキル:『四つの幻影(イドラ)』。四種類の効果がある。ニの解、洞窟の幻影。黒色のエネルギーをあつめて対象者に放出。真っ暗で光を通さないエネルギーの密室空間に対象者を閉じ込める。発動者が解除するか対象者、もしくは発動者が死ぬと解除される。

 

 

 

 

 

 

すると景虎先生は軽い身のこなしでそれをよけた。

その黒いエネルギーの球体のようなものが被弾した場所は真っ黒の泥沼のようになっていた。半径10メートルほどだろうか。

そして俺たち生徒に今から田中先生を病院に連れて行き、お前たちも隠れろと言って飛んだ。

 

 

 

「隆景、お前はもう敵だ。いくら世界平和という大義名分があるとは言え仲間を裏切るのは論外だ。手加減はしないぞ」

 

「戦闘モードにもならずに舐めプかましてるくせによく言うネ!」

 

 

 

すると南条隆景はまた奥義スキルを打つ

 

 

 

「一の解、種族の幻影(イドラ)!!対象、上杉景虎!!!」

 

 

 

一の解、種族の幻影。赤色のエネルギーを集めて一気に放出。種族を選択することによりその種族のみにダメージを与える。その種族の範囲を小さく設定すればするほど与えるエネルギー量とスピードが増す。

 

 

 

(対象者は先生だけにしたから流石の先生でも無傷じゃ済まないネ。戦闘モードまではもってくネ)

 

 

 

そう思っていたのだろう。……….しかし相手は希望の闘士、上杉景虎。侮りすぎていた。

 

 

 

「ゲームオーバーだ。」

「、、、、え?」

 

 

 

景虎先生は新幹線ほどの速さの赤色のエネルギーの球体をよけ、瞬きする間に隆景の前にいてみぞおちを殴っていた。あまりの速さに全員がわからず、やられた隆景本人も痛みが来る前に失神した。

 

 

 

「じゃあこいつ(隆景)は返させてもらうからな、クソ野郎(スコトス)どもが。一生俺の生徒に手だすんじゃ、、、、」

 

 

 

 

そう言いかけた時急に隆景が吸い寄せられるように敵側に飛ばされた。

 

 

 

「いいえ、南条くんはもう我々の仲間なのです。それは不可能です。」

 

 

 

「、、、そうかお前がスコトス特級闘士、ショーペン・ハウアーか。能力は吉良先生から教えられてたが、、こんなに若い見た目をしているとは」

 

 

 

 

すると景虎がきてから一言も話してなかったカルマ・ヴェニシウスがついに口を開けた。

 

 

 

 

「希望の闘士、上杉景虎よ。俺とやり合おうではないか。最近骨のあるやつがいなくてな。ウズウズしていたところだ。  お前は隠しきれないオーラを感じる。」

 

「カルマ様!手筈と違います!計画ではもう撤退してます。  これ以上長居すると特級闘士、吉良紹鴎(きらじょうおう)などの加勢も考えられますよ!」

 

 

 

ショーペン・ハウアーは計画を遵守する性格であった。さらに吉良紹鴎(きらじょうおう)についこないだ悔しい敗北をしたため、トラウマとなっていた。

 

 

 

「フンッッ、ハウアーよ、お前はいつからそんな臆病な腰抜けになったのだ。  俺がこのゴミどもに負けるとでも言うのか?」

 

 

 

するとショーペン・ハウアーは黙り込んだ。

そして先生は

 

 

 

「いいだろう、やろう。       でも先に言うけど、お前(カルマ)負けるよ?」

 

 

 

 

「フンッッ、、ハハハハハっハハハハハッッ!!!いい心意気だ!そのスカシ面ぶっ潰してやるわ!」

 

 

 

そして先生とカルマ・ヴェニシウスはほぼ同時に

 

 

 

「戦闘モードッ!!!!!」

 

「戦闘モード」

 

 

 

 

朝10時25分。今ここにて、スコトス帝国と天照の最高戦力(リーサルウェポン)がぶつかり合う。

 

 

 

 

 

 




『15年前の戦争』節は蓑田柾主人公で書いています。
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