私の主は最高です 作:ノーム
その為主の雫お嬢様に聞くと
「GJほのか」
と満足そうな顔をするのであった
誠道はバーベキューの準備を整え雫お嬢様のご友人達を呼び全員で楽しくバーベキューをしていると
「ねぇ誠道くん」
「何でしょうか?エリカ様」
「君、雫の弟って本当?」
「はい、雫お嬢様の弟をしております」
「……あっさり認めるんだ」
「既に雫お嬢様から聞いておられると聞いた物で」
「ふーん」
エリカは改めて誠道の格好を見て
「何で執事服着ているの?」
「趣味でございます」
「趣味?」
「えぇ、私の一番の趣味であり娯楽であり、癒しでもありますので」
「……変わった趣味だね」
「自覚しております」
誠道の満足そうな顔にエリカは少し笑い
「でもずっと料理だけじゃあ無くてちゃんと食べないと」
「ご安心して下さいエリカ様」
「?」
「私の分の物は別に取ってありますので、皆様が食べ終わった後頂ます」
「そう言う意味じゃあ無いんだけど……」
エリカはどのようにして目の前の年下の男の子を食べさせるか悩んでいると
「大丈夫だよエリカ」
「雫……」
「私に任せて」
「おっ流石誠道くんのお姉ちゃん」
雫は誠道の前に立ち
「誠道……」
雫の行動にゴクリと飲み込む
「主として命令、誠道も食べて」
「主って……それ弟に言うこと?」
エリカは雫の行動に少し疑問に思ったが、誠道の方を向くと
「…………」
誠道は雫の言葉に物凄く悩んでいた
「もし言うことを聞いたら没収したカメラ返すから」
その言葉を聞いた誠道は遠慮無く焼いた肉を食らった
「モグモグ……雫お嬢様、約束守って下さいよ」
「うん、約束は守るよ」
その言葉にエリカは……
「……ブラコン?」
「エリカ程でな無いと思うけど」
「雫……何で知ってんのよ」
「さぁ何ででしょ?」
「達也くん?……いやもしかして深雪?」
とエリカは独り言を言うのであった
夜になり雫お嬢様の友人達はトランプゲームに夢中なっていた
「こちら紅茶になります美月様」
「あっありがとうございます」
「私も頂戴~誠道くん」
「はい、エリカ様」
誠道はひたすら紅茶を渡していた
「これであがり」
雫お嬢様はトランプゲームに勝ち美月がトランプゲームに負けた
「ああーっ負けちゃいました……」
「深雪が1位か~トランプも強いねぇ」
美月は最下位になった事に落ち込みエリカは1位の深雪に完璧優等生と言う事を改めて思った
「ねぇ深雪少し外の風にあたらない?」
「え?」
突然の雫の行動に深雪は少し考え……そして察した
「……いいわよ」
そう言う2人は出ていく……その行動を見た誠道は
(…………そう言う事ですか雫お嬢様)
誠道はそっとほのかの方を見ると何か覚悟を決め顔が赤くなっていた
(ほのか様)
誠道はほのかの方を見て
(ままならないな……)
誠道は……叶わない恋をしたほのかを見て少し哀れんでしまった
「王手だ」
「ええっもう!」
それはそうと達也と幹彦は将棋の決着が付き達也の圧勝に誠道は
(……この人……戦略強すぎるだろ?)
と改めて達也の人外過ぎる頭に驚いた
(しかし……幹彦様も相当お強いな)
「誠道は将棋が出来るのか?」
「はい、お客様のもてなしように少々嗜んでおります」
「そうか」
「因みにコースは三つあります、完全おもてなしコースとギリギリ接戦コース、そして最後に全力コースの三つあります」
「いや何そのコース」
「執事ですので、幹彦様」
「いやそこまで便利な言葉じゃあ無いと思うんだけど」
幹彦は誠道の言葉に少し困るが
「それじゃ将棋出来るんだよね?」
「えぇそれは勿論」
「じゃあ僕と一手勝負しないかい?」
「構いませんが……因みにコースは?」
「それは勿論誠道くんの全力コースで」
「畏まりました幹彦様」
そう言うと誠道と幹彦が将棋の勝負を初めるのであった
(さて……幹彦と誠道どちらが勝つかな?)
達也も少し2人の勝負が気になっていると、ほのか、が達也の所に近づき
「あの……達也さん、少し外に出ませんか?」
「あぁ良いよ」
2人のやり取りを聞いた誠道は
(叶わない恋…………か)
達也の秘密を少し知っている誠道は……少し悲しくなるのであった
(ほのか様……貴女達は達也様の秘密を知っても……今まで通り友人として付き合いますか?)
誠道はほのかの今後の事を心配するのであった
それは達也の……感情の喪失に
が!
「雫、今日は本当にありがとう!」
「うん、ほのかも今まで通り頑張ってね」
ほのかは落ち込む所かやる気に満ち溢れていた
(…………いや何で!?)
何故こうなったのか誠道は分からなかったが……
(女って……強いな)
と思うのであった
次の日
「ねぇ誠道くん、ジェトスキー貸して!」
「ほのか様それは構いませんが……運転は達也様しか許可しませんよ?」
「それで大丈夫、と言うかそれが良いの」
「そうですか?」
とウキウキしながらほのかは達也の方に向かうのであった……
誠道はジェトスキーを準備していると
「ねぇ誠道」
「どうかされましたか?雫お嬢様」
「私もジェトスキー乗りたい」
「一応言いますが私はまだ15歳なので免許持ってませんよ?」
「知ってる、だから免許取って」
「……16歳で取れるので約一年後に成りますが」
「うん、楽しみにしておく」
「畏まりました、雫お嬢様」
そう言う誠道は急ぎ達也様に貸すジェトスキーの点検をするのであった
誠道は雫お嬢様の友人に最高の思い出を演出家していると
「ねぇ誠道くん、スイカ割やってみない?」
「スイカなら先ほどエリカ様がスイカ割りをやっていたのでは?」
「そのスイカならさっきレオが殆ど食べたからあまり食べれなかったのよ」
「…………」
エリカは木刀を誠道に渡す
「あまり得意では無いのですが」
「良いから速く」
エリカは木刀を誠道に握らせた
「あっあとスイカも用意して~」
「畏まりましたエリカ様」
誠道は早速スイカを用意し……全員の前で準備した
「誠道もスイカ割やるんだ」
「はい雫お嬢様」
「じゃあ早速回そう雫」
「うんエリカ」
誠道はエリカに早速目隠しされぐるぐると回される
「さぁ誠道くん!早速やってみよう!」
エリカは楽しそうに声を上げる
「誠道頑張って」
「雫お嬢様……頑張ってておっしゃられましても……」
誠道は何故「どうしたものか」と考える……本来ならいつも通り執事としてスイカを割れば良い……だがしかし
「…………」
お嬢様の友人のエリカ様がジッと誠道を観察していた
(参ったな……どうしたものか下手に実力を出すと正体がバレるかも知れない)
そう誠道のスタイルは近中距離が最も得意なスタイルだがしかし誠道にはとある事情により剣の近距離が最も強くなってしまったからだ……
その為しっかりとした剣を学んでいないため強弱が全く出来ない
ならば
誠道が取るべき行動は
ブン!
誠道はスイカを盛大に外すのであった
「やはり目隠しだと難しいですね」
「いやアンタ……思いっきり外しているんだけど?」
「あいにくと剣術は嗜んでおりますおりませんので」
「ふーん……そっか」
エリカは誠道の剣を見て何か納得し肝心なスイカを見る
(ほんの少しかかすっただけか……気のせいか)
エリカは誠道の剣の実力を確かめていた、誠道自身相当な実力者だと見ただけで分かる
特に雫から聞いたCAD等をプロ並の調整、そしてもう1つ学力も特に勉強しなくても魔法大学を余裕で受かる程の頭を持ち、魔法の戦闘もBランク相当……正直この話を聞いた時思った事は
「なにその優等生……深雪じゃん!いや魔法技能に関しては達也くん並みか」
しかし目の前の年下の男の子を初めて見た時
「……テンションが高い年上だな」
その後雫から
「私の義弟だよ?」
この言葉にエリカは驚き
「マジで!?」
エリカは驚き誠道をずっと観察していた……友人と遊びながらでもあるが、ミキやレオと誠道の実力を話し合ってもいた
その結果
誠道は……
『銀狐』では無いかと
しかし思惑は外れ誠道は剣の才能はありそうだが基本があまりにも出来ていない、以前つぐ兄上に無理に頼んだ『銀狐』の戦闘動画を見たが彼の剣は卓越していた
そんな彼が実力を隠すとならばそれ相応の力を出すが実際誠道の剣の振りを見たがとても剣の心得があるとは思えないからだ
「まぁこんな近くに居るわけ無いか」
「エリカ様?」
「何でも無いよ誠道くん、さぁスイカ食べよう」
「……割ってもないのですが?」
「そっか……じゃあ雫やってみる?」
「うん、やる」
雫はやる気に満ち溢れたいるのであった
今日の作者の独り言
最近暑くなって来ましたね……日差しが強く肌が焼け……部屋にはクーラーをつけないと暑くて寝れない今日の作者であった
「これでまだ8月では無い……だと!」
そう思いながら真夏の熱に耐えれる自身が無い今日の作者であった
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