私の主は最高です 作:ノーム
誠道は学校を休んでいた……勿論ズル休みだ
それは何故か
大亜細亜連合が侵攻する情報を入手したからだ
港に誠道とリン……そして監視役として四葉家の関係者が数人待機していた
「さてリン……あれか?」
「そうよ…私達が入手した情報ではあの貨物船に工作員が居るわ」
「じゃあ行ってくるけど……ボス条件は?」
そこには誠道の契約バイト先のボス、黒羽文弥の女装していた
「……では彼女を連れて行ってくれませんか?」
文弥から指指された彼女は以前誠道と一緒に頭無ドラゴンを壊滅させるときに四葉家から送られた人だった
「分かりましたボス、貴女飛行デバイスは?」
「使えます」
「分かりました……では低空飛行で行きます付いてきて下さい」
「はい」
そう言うと誠道と四葉家の人間は低空飛行で船に乗り込む
「……人が居ない?」
誠道は直ぐに耳のCADを起動するが既に人の反応が無かった
「どういう事だ?……ニセ情報か?」
誠道と四葉家の人間は直ぐに辺りを捜索するが誠道は何も見つからない
(不味いな……証拠が無いと本当に処分されかねない)
「……」
誠道が少し焦っていると
「これは!………『銀狐』様!」
「どうした?」
突然声が上がり誠道は直ぐに声の主に近づくと……そこには
「重火器……いやただの重火器ではないコイツは対魔法師用の重火器だ!……しかもこの量にコイツは大亜細亜連合の特殊工作員が使う重火器がこんなに……急いで写真を」
ピピ
突然高い音が聞こえ誠道は振り替えるとそこには
「ちっ!爆弾か!」
その言葉に四葉家の人間と誠道は急ぎ脱出をはかるが
ピーーーーーー
船の時限爆弾が爆発し誠道と四葉家の人間は巻き込まれるのであった
港で見ていたリンと黒羽文弥を初めとした部下達は突然船が爆発し全員がリンの方に銃口を向ける
「これはどういう事かなら」
「……今私が何を言っても無駄のように感じるわね……」
「答えろ!」
黒羽文弥は怒り銃口をリンに向ける
「本当に知らないわ……そして私の命も……」
リンは少し自身の命を諦めかけていた、そのとき
「お待ち下さいお嬢様」
「!!」
黒羽文弥は振り替えるとそこには先ほど誠道と一緒に乗り込んだ桜井水波だった
「無事だったか?」
「はい何とか」
「それで証拠はあったか?」
「はい……あそこの船には大亜細亜連合の特殊工作員が使う対魔法師用の重火器が大量に確認しました……恐らくあの爆発は証拠隠滅と私達侵入者の排除でしょう」
「成る程……それで彼は?」
「今義眼の調子を整えている所です……あれには録画機能がありますので」
「確かに……それが証拠になるな」
黒羽文弥は少し待っていると
「あっボス」
「義眼の調子はどうだい?」
「大丈夫です……今そちらのデバイスに映像を送ります」
文弥は誠道から送られた映像を確認すると
「……確かにこれは大亜細亜連合の特殊工作員が我が国に入った情報になるな、直ぐに当主に連絡をする!」
「「「はっ!」」」
「それから誠道、リン、君達2人の処分は直ちに中止する、これからも四葉家の為に働いてくれ」
「えっヤダ」
「……………言うと思ったよ。じゃあ契約は?」
「それなら構いませんよ?」
「分かった……それとリンの監視は頼むよ?我々からも人員を1人出す予定だからそれまで目を離すな」
「畏まりました」
その後黒羽文弥と部下を引き連れ撤収するのであった……残された2人は
「さて帰るか」
「そうね……明日は学校でしょ?」
「そうだった……」
誠道は深い溜め息と
「さて……どのように対処しようかな?」
少し悪い顔をする誠道であった
リン目線になります
あの日から『銀狐』……いや誠道くんは執事の格好をするようになった
「あの……誠道くん?何で執事服着てるの?」
「私の趣味であり娯楽であり癒しでもありますので!」
満面な笑みに少し引いた
(いや……誠道くんは養子とはいえ北山家の人間だよね?)
と変わった趣味を持つ誠道に少し呆れるのであった
改めて私の名前は孫美鈴こう見えて頭無ドラゴンの当主だ……
当主と言っても担ぎ上げられ実権は殆ど無いがある程度仕事はデスクワークで済ませている……それに
「リンさんこの本がオススメです」
たまに誠道くんから色んな戦略本をオススメしてくる
「リンさんは当主です、ならば抑えて置くべき物は沢山あります」
そこには孫子を初めとした本をススメて来る毎日
(私大学生だったんだけどな……)
しかしネット回線等は仕事以外は制限があり特にやることが無いので誠道くんがススメた本を読む毎日を送っていた
(……これ少し面白いわね)
リンは本館のメイドと違い誠道くん付き……そのかんじんな誠道くんは自分の事は全部自分で全て終らせる
その為仕事が殆ど無い……要するに暇なのだ
そんな中
「ねぇリンさん……君経済学を習っているんだって?」
突然誠道の義父親の北山潮が声をかける
「潮様!?」
リンは急ぎ立ち上がる
「あぁそのままで良いよ……それよりも経済学を抑えている……この認識であっているかい?」
「あっ……あってます」
「フム……なら君に任せても良いか」
「潮様?」
潮はニヤリと笑い
「リンさん仕事をしないか?」
「……はい?」
突然現れた北山潮にリンは戸惑うのであった
北山家
誠道が帰宅すると着替えるべく自身の部屋に入るとそこには……
「……なにこれ?」
「あっ……誠道くんお帰りなさいませ」
そこには参考資料が大量に置かれ疲れきっているリンが居た
「あぁただいま……いやこれなに?」
「えっと実は朝潮様が来て」
「潮様が?」
「そう……それで『新しいCAD会社を作らないか』って言われて……その企業するための下準備している」
「……何してんの潮様」
誠道は深く溜め息を吐いているとリンはジット誠道を見る
「言っとくけど他人事じゃあ無いよ?」
「えっ?」
「その会社の社長……誠道くんだよ?」
「……」
「……」
誠道は頭を傾け
「ごめん疲れてたみたいだ……悪いけどもう一度言って」
「だから……その会社の社長誠道くんだよ」
「…………………はぁ~~!!!!えっ何で!」
「いや私も知らないわよ……ただ潮様は誠道くんが社長……いいえ少し違うかな……実績……かな?」
「実績?」
「だと思う、それに他にも思惑があると思うよ」
「確かに……私個人じゃあ流石に会社なんて作らないか……他に何があるんだ?」
「さてね……それよりも社長兼エンジニアとして何が必要?今なら色々都合つけるけど?」
「……そうだな……まず最初に必要なのは魔法師用の調整機に処理能力が高いPCだけど」
「言っとくけど規模は中小企業だよ?」
「……なら中古が良いか……新品の物を買うより安く済む」
「良いの?中古で」
「はい、どうせ改造するんで」
「……改造って……いったい何する気なのよ」
「色々です……余計な物は全て外さないといけないので」
「余計な物って……何かあるの?」
「えぇありますよ」
誠道に苦労する未来しか見えない人質のリンだった
一方姉の雫はほのかと一緒に下校中
「……最近誠道がリンさんと仲が良い気がする」
「リンさん?」
「うん、最近ウチでメイドになった人何だけど」
雫は少しムスリとしていた
「何よりリンさん、誠道専属メイド何だよね」
「誠道くんの専属!?」
「そう、今までメイドのお世話なんて無かったのに……何で急に専属メイドなんて……」
その言葉にほのかは
「確かにおかしいね……雫」
「しかもリンさん……年上の余裕があって綺麗で誠道と良く話すの……」
ムスリとしている雫にほのかは苦笑いをするのであった
「アハハ」
雫の悩みに「どうしよう?」と悩むほのかであった
今日の作者の独り言……と言うより小ネタ
誠道くんの会社名前……それはズバリ
『南海』です!
面白かったら高評価お気に入り登録よろしくお願いします!
てか最近暑い!!!!そう思う今日の作者であった