私の主は最高です   作:ノーム

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誠道は3日に一回学校を休んだある日の事

ルゥ ガンフゥが現れた情報を掴み即座にその場所に足を運んだ誠道は突如病院から警報が鳴り響くのであった


23話 横浜 前章

突如病院から警報を鳴り響き誠道はあまり関わりたくないと思ったが……近くにルゥ ガンフゥが現れた情報を掴んでいた為様子見に病院に向かっていた

 

「まぁ何もないだろうけど……それにしてもナッツちゃん来ないな」

 

誠道はこう言う調査が得意なナッツを呼んでいたが一向に来ず

 

「魔法の反応だ……いったい何だろう?」

 

突如魔法のサイオンを感知した為少し遠目からその発生源を見ていると

 

「ゲッ……あれは千葉修次…何で居るの?それにあれはお嬢様の先輩の……渡辺様?」

 

2人が交戦している事を確認した

 

「柱が合って良く見えないな……修次が相手だと逃げられないな、退散退散」

 

と修次にバレないように逃げようとすると

 

ドン!

 

突如目の前のホールから人が落ちてきた

 

「……死んでないよな?」

 

誠道は少し不安になり恐る恐る落ちた人物を確認すると

 

そこには負傷したルゥ ガンフゥの姿だった

 

「……………」

 

その為誠道は少し考え……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……良し」

 

負傷し撤退するルゥ ガンフゥを後方から襲うのであった

 

「とある誰かが言ってました……『どんな汚い手も勝つ、それが大人と言うものだ』と」

 

この後問答無用で後方から襲われるルゥ ガンフゥであったが……

 

 

「…………………逃げられた」

 

しかし相手はルゥ ガンフゥ、簡単には倒す事が出来ずルゥ ガンフゥを足と肩を負傷させる程度であった

 

「カッコ悪」

 

援軍に来たナッツは少しカッコつけた誠道に呆れるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後誠道はナッツから主の雫の第一高校の先輩が工作員の話を聞き

 

「へーそうですか」

 

誠道はそそくさと……いつもの笑顔で武装デバイスを取り出そうとするが

 

「落ち着け誠道……それは悪手だぞ?」

 

「…………はいナッツちゃん」

 

その言葉を聞きナッツは深く溜め息を吐く

 

「所でお前が鍛えているって聞く先輩は?」

 

「エリカ様達なら昨日で終わりましたよ?」

 

その言葉でナッツは驚く

 

「負けたのか?」

 

「ルール上負けましたが?」

 

その言葉にナッツは驚く

 

「二対一とはいえ……誠道に勝つなんて」

 

誠道の言葉にナッツは驚くが

 

「でも本気じゃあ無かったんだろ?」

 

「ナッツちゃん」

 

誠道は満面な笑みで

 

「そんな当たり前の事言わないで下さい」

 

その言葉にナッツは少し寒気がするのであった

 

 

 

 

 

 

 

誠道は論文コンペント開催2日前

 

誠道は自身の秘密を知っている人達に頼みとある物を横浜に隠していた

 

「ねぇ誠道くん」

 

「なんですか?リンさん」

 

「この前誠道くんが渡したこの球体とこの水筒何か意味があるの?」

 

「勿論ありますよ、これは私の切り札なんですから」

 

「ふーん…それにしてもこのスーツケース多くない?」

 

「多くないですよ、これでも手伝って貰って少ないくらいなんですから」

 

「けどこれ、空飛ぶCADなんでしょん」

 

「まぁ半分はそうですね」

 

「半分は?」

 

「私の『銀狐』としてのオリジナル魔法ですよ」

 

誠道のオリジナル魔法は二種類ある、一つ目は空を飛ぶCADと……『銀狐』と呼ばれる最大の魔法

 

「けどこれ別に殺傷能力はそんなに高い魔法じゃあないんですけどね」

 

「……確かに『銀狐』の()()()魔法はそうね」

 

しかしリンは知っていた……何故大亜細亜連合が暗殺者を大量に送む程に銀狐を暗殺したかったのか

 

それはあまりにも危険な魔法だから……だからこそ頭無ドラゴンは人質を出し組織を守ると言う選択肢を取ったのだから

 

「まぁ何も無かったらこれ回収するのが少し面倒何ですけどね、魔法を使って回収するわけにも行きませんし」

 

 

「それは無いわ……既に大亜細亜連合は動き出したもの」

 

「そうだったな」

 

「けど残念だがら全て状況証拠、確定の証拠が無いから国防軍は動かせない」

 

「あぁ……国防軍は動かせない、けど十師族は話は別あれは軍とは一切関わっていない」

 

「……あぁそう言う事、だから私の保証人が七草家なのね」

 

「流石当主様頭の回転が速い」

 

「それにしても……恐れ言ったわ、たった1人で七草家を動かすなんて」

 

「お褒めに預かり光栄です。まぁこれで魔法師の地位向上の手助けが出来そしてお嬢様の助けにもなります」

 

「ほんの誠道くんはお姉さんが好ね」

 

「私の全てですので」

 

その言葉を聞きリンは少し雫が羨ましく思うのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全国魔法高校論文コンペクション

 

当日

 

 

 

誠道は横浜国際会議の建物の上に座っていた

 

「……やはり来るか」

 

「何が「やはり来るか」よ!」

 

「あっナッツちゃん」

 

そこには誠道の仕事仲間のナッツが現れた

 

「良くこれたね?」

 

「あのね、これでも私は侵入は得意なのよ?」

 

「確かに」

 

ナッツはやれやれと目に見える範囲に建物を確認し

 

「それで……もう魔法は行使しているんだよね?」

 

「それは勿論……じゃないとこんな目立つ所にオレが居るわけ無いだろ?」

 

「それもそうだな、じゃあ私もう戻るね、アンタが魔法を行使した事を文弥に報告しないと行けないし」

 

「じゃあねナッツちゃん、ボスによろしく」

 

「ハイハイ」

 

ナッツはそう言うとその場から去ろうと一瞬先程居た誠道を見るとそこには誠道の姿が無く

 

 

 

 

 

 

 

 

いるのは一匹の狐のみだった

 

 

 

 

 

(本当に怖い魔法だよ)

 

ナッツは冷や汗をかき急ぎ黒羽文弥の元に走るのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻

 

 

「……………」

 

達也は1人妙な気配を感じていた

 

(何だ……この気配は)

 

達也は少し気になり精霊眼で妙な気配の元を見る……そこには一匹の狐が見えた

 

(狐?……だが)

 

達也は何故狐が居るのか少しは疑問に思っていると

 

 

グル

 

突如狐の頭部分が一周すると思えば

 

 

グチャ!

 

狐はまるで液体なものに変わった

 

(何んだあの狐は……狐?)

 

達也はなぜ狐が一瞬で崩れたのか考えると……一つの魔法を思い出す

 

(まさか……『銀狐』誠道か!)

 

達也は直ぐに精霊眼を使い誠道を探し見つけ出すと誠道の格好に少し驚くが

 

「……成る程、そう言う訳か」

 

「お兄様?」

 

「何でも無いよ深雪……ただ今回の論コンペは波乱が起きそうだが……案外何とかなるかもしれない」

 

達也は予想内通りであり予想外の人物がココに居ることに少し笑うのであった

 

(この狐め)

 

そう思う達也は深雪と一緒に会場に向かうのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し前の誠道

 

「屋上の狐の存在に気がつかれて魔法を解いたけど……もしかして見てたの達也様?」

 

誠道は高校生で唯一誠道の正体を知っている達也に頭を抱えていた

 

「てっきり敵に見られたと思って魔法を解いたけど……」

 

この瞬間的誠道は誰かからの視線を感じる……正確には魔法で見られた視線だが

 

「こんな芸当出来るのは七草弘一様か達也様だけど……七草弘一様は私が居る場所を知っているからそれは無いな、となればやはり達也様か……ハハ」

 

誠道は苦笑いをしていると

 

 

 

コンコン

 

 

突如誠道が居る部屋の扉からノックする

 

「……七草家か?」

 

ここを知っているとしたら協力関係にある七草家位だが基本事前に情報をくれるので何故事前情報もなくいきなり現れるのか誠道は目の前の扉に注目していると

 

「『銀狐』様失礼します」

 

そこには以前四葉家の援軍として来た少女が立っていた

 

「確か……桜井水波さんでしたっけ?」

 

「はいそうです」

 

誠道は何故四葉家の人間が来るのか少し疑問に思っているが

 

「それよりも何故私の場所を?……先程達也様から魔法により見られた事は感知しましたが……」

 

「当主様から聞いたので私は何も知りません」

 

「そうですか……」

 

魔法による探知では無い事に驚きつつも

 

(流石四葉家……敵に回すべき存在感じゃあ無いな)

 

誠道は仮面の奥で冷や汗をかく

 

「所でその格好は?」

 

「はい、当主様から『銀狐』の服を着て仕事をするように仰せつかまっています」

 

その言葉で誠道は四葉家の思惑に気がつく

 

「成る程そう言う事ですか」

 

今回四葉家は表だって横浜の闘いに介入しない事をしめしていた

 

「援護は?」

 

「多少はするようです。ですが大人数が居るところは我々は表だって介入しませんのでご承知ください」

 

「成る程……ちなみにボスは?」

 

「黒羽文弥様は現場指揮をとりますので援護は出来ません」

 

「そうか……」

 

「ご安心下さい、だからこそ私が『銀狐』様の護衛の為にここにきました」

 

「……ふーん」

 

「それから黒羽文弥様より言伝てが」

 

「何だ?」

 

「『全力を出しても構わないよ』との事です」

 

「!!」

 

誠道の仮面の奥は疲れた表情をするが、ニヤリと笑い

 

「要するに『全力で暴れろ、全力で守ってやる』てっ意味か?」

 

「その通りです、『銀狐』様」

 

誠道は常に手首に着けているキーホルダーを握りしめる

 

「それで、大亜細亜連合の動きは?」

 

「はい、現在大亜細亜連合の動きは確認されたしたがまだ大きく動いていません」

 

「そうか……」

 

誠道が少し考えて居ると

 

「『銀狐』様実は黒羽文弥様からもう一つ言伝が」

 

「何ですか?」

 

「『数少ない僕の友へ。少し僕を頼ってよ』と」

 

その言葉に『銀狐』……いや誠道は目を見開き

 

「くっ……アハハハハ」

 

突如誠道は笑い出した

 

「『銀狐』様?」

 

突然の行動に桜井水波は戸惑っていると

 

「友……友ね……ボスが私の事を友と」

 

誠道は久しぶりに笑い

 

「ならボスでは無く黒羽文弥の1人の友として言伝て頼んでも良い?」

 

「はい」

 

「後ろはお任せします文弥と」

 

その真っ直ぐな言葉に桜井水波は頭を下げ

 

「お任せ下さい、『銀狐』様」

 

誠道は少し考え

 

「まだ動きが無いようだし……少し主の所に行ってくる」

 

「畏まりました、連絡の方はどうします?」

 

「そうですね……まぁ今後の事も考えて連絡先を教えて貰ってもよろしいでしょうか?」

 

「分かりました」

 

「何かあったら連絡して下さい」

 

2人は連絡先を登録すると誠道は1人主の雫の所に行くのであった

 

 

 




今日の作者の独り言

最近……暑い……クーラーのある部屋から一歩も出たくない……出ると全身から汗が流れて……つらい

そんなつらい毎日を過ごす今日の作者であった

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