私の主は最高です 作:ノーム
「……義勇軍が多いい」
誠道は想定以上にサイオンの減りに少し苦しんでいた
「それに……未成年が多すぎる」
そう誠道がもう一つ苦しんでいる最大の理由がまだ未成年の子供が義勇軍に参加している事だった
「……本当に邪魔」
誠道は少し倦怠感を感じながらも
「けどまぁ」
誠道の後ろに……複数人の敵魔法師が現れるが
「その無鉄砲には少し尊敬するよ」
その言葉は……とてもめんどくさそうに答え…敵魔法師を一瞬で吹き飛ばし
「所で封印の解除は?」
同じく敵を倒そうとしていた桜井水波が誠道に近づく
「奥様からは『却下』と」
「理由は?」
「『あの力は危険すぎます、それに奥の手は最後まで取っておく物』と言われております」
「……奥の手……てっ……まぁ良いか」
「代わりと言っては何ですが」
桜井水波は厳重に保管されている一つの箱を渡す
「これを渡すように言い伝えられました」
誠道は桜井水波から渡された物を目を見開き驚いた
「……コイツは……嘘だろ」
明らかに動揺する誠道に桜井水波は頭を傾ける
「これが何か知って持っていたのか!?」
突然の反応に桜井水波は動揺しながら答える
「いっいえ……奥様からは何も……そんなに凄い物なんですか?」
「凄い何て物じゃあ無い!……コイツはレリックだ……しかも珍しい武装一体型の」
「レリック!?……これが?」
桜井水波は誠道が箱を開けた物を覗き込む……そこにあったのは修学旅行等で売られている、日本刀をモチーフにしたキーホルダーにしか見えなかったが……
「そして……昔俺が扱っていたレリックでもある」
誠道は箱の中にあるキーホルダー型のレリックを掴み
「『起動』」
するとキーホルダーは一瞬にして日本刀と呼べる大きさまで巨大化する
「……相変わらず手に馴染むな……怖いほどに」
誠道は抜いた刀を鞘に納めると
「さて……少しズルしている気持ちにもなるが」
誠道は手を地面に付けると
「少しの間護衛をお願いします」
「畏まりました」
桜井水波からの了承を得た誠道は
「『
それは事前に仕掛けていた魔法を遠隔で発動した
すると誠道の身体から大量のサイオンの波が発生し桜井水波が着ているコートがサイオンの風に煽られ
そして
「
すると誠道の周囲あったサイオンの塊が地面に吸い込まれる同時に
ドドン!!!
誠道達が事前に仕掛けていたスーツケースにあるCADが一斉に起動し誠道の魔法『
「相変わらず
誠道が使うレリック、正式名称は『妖刀村正』、本来はレリック一つに付き効果は一つのみだが
このレリックは特別製で複数の効果がある……そのうちの能力はサイオンの共有と情報処理能力向上だった
レリックからサイオンを共有されると同時に、情報処理能力が向上した誠道は銀狐招来を本来の42から100まで操作可能になる、そして誠道のオリジナル魔法
百機
名前の通り最大百機のCADを操作する事が可能、ただし高威力の魔法は不可能又魔法を発動するのに時間が掛かる欠点があるがそれを差し引いても小規模な1個連隊の魔法師と同等の戦力を持っている
特に重要なのは1人の高ランク魔法師を「匹敵する」と呼ぶ事が殆どだが、銀狐は文字通り規模として扱われる、それに銀狐招来を合わせれば本当に魔法1個連隊として扱われる
その為戦況は一気に有利となった
「しかしこれは陽動……そうだな」
「はい、銀狐様」
桜井水波は銀狐、誠道の横でデバイスを扱い敵の動きを確認する
そして今回の四葉家の実働部隊の隊長黒羽文弥から一つのメッセージが来た
「お嬢様から伝言です『敵は魔法協会支部を狙っている、現在魔法協会は独自の自衛行動を取っているが、ルゥ ガンフゥ、人食虎を確認した、直ちに急行せよ』と」
「アイツか……少し苦手何だがな」
「銀狐様でも苦手なんですか?」
「それはそうだ……だってアイツは」
誠道は首に軽く手刀を当て
「人食虎は、一回俺の首を跳ねた人物ですよ?」
北山雫目線になります
「……誠道大丈夫かな?」
雫は1人の送り込んだ誠道を心配していた
「雫、大丈夫よだってアイツ、私とレオ相手にしたのにまるで子供扱いされたんだから」
その自信たっぷりの言葉に何故自信持って言えるのか疑問に思うが……それよりも
「まってエリカ……それどういう事?」
「どうしたの?深雪」
「貴女と西条くんを相手に子供扱いしたの?」
「そうって言ってるでしょ?……私だってプライド傷ついているんだから……あんまり言いたくないけど、正直誠道くんは強い。誠道くんに勝てるのって十師族の人間……特に当主候補とか近しい人ではないと難しいと思うの」
その真剣な顔に全員が驚く、それもそうだ千葉エリカはあの千葉家の人間で近接では十師族も凌ぐと言われるほどの人物達の家だ
そのエリカが勝てないとなると
「もしかして遠距離から?それならエリカに勝ったて言っても不思議じゃあ無いけど」
「ううん、違う、誠道くんは近接で戦ったよ……正直強いって言われると微妙、ほら試合とかだと私は誠道くんに圧勝出来るよ……けどね深雪」
エリカは深雪の瞳をみて
「実戦だと強い……そうね達也くんと同じタイプ、試合とかだと達也くんは負けるけど、何でも有りの実戦だったら達也くんに勝てる人って居る思う?」
「先生はお兄様に勝ってるわよ?」
「あーそうだった『今果心』が居るわね……けどそうじゃ無くて」
「冗談よエリカ……分かって要るわ、実戦では強い人っ大勢いるもよ」
「私が言うのもおかしいけど……私の義弟は本当に強い、正直同世代で誠道より強いのって達也さんしか思い浮かばない」
「私も同感よ、誠道くんに勝てるとしたら達也くん位だもの」
「そんなに強いの?」
「うん強い」
エリカは誠道の強さを語っていると
ザッザッ
近くに敵の工作員の姿が見える
「敵ね……深雪!援護して」
「分かったわ!」
エリカの指示で深雪は魔法で援護しようとすると
!!!!!!!!!!!!!
突然背後からとんでもないサイオンの波動を感じとると
ダダダダダ
それと同時に目の前の敵工作員が攻撃魔法を諸に食らう
「いったい何?」
突然の魔法攻撃に全員が戸惑っていると雫は空を見上げる
(誠道?……違う、誠道の遠隔魔法はこんなに高威力は出せない、そうなるとオリジナルの銀狐?)
雫は1人考え事をしていると
ザッザッ
2匹の銀色の狐が全員の前に現れる
クルッ
すると2匹は雫達の周囲を警戒するかのような立ち回りをする
「どうやら『銀狐』が手助けしてくれるみたいね」
エリカは少し複雑な感情を出す、それもそうだ銀狐は援護と言えば聞こえが良いが、それは銀狐が助けないと危険だと判断に他ならない、しかしエリカは戦略的に考え
「まぁ後ろの警戒は不要ね、私達は民間人と一緒にシェルターに避難すれば良いもの」
「そうねエリカ」
その様子を『銀狐招来』を使い誠道はお嬢様の安全を確認し安心するのであった
今日の作者の独り言
さーて今日のオススメのアニメは?
転生したらスライムだった件
いやークロエ……いやクロエ様…苦労しているんですね。と言うかルミナスとヒナタとクロエ……仲良し三人
尊い……ただ尊い
いつかルミナスに仕える執事も書いてみたいと思う今日の作者であった
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