私の主は最高です 作:ノーム
「!!」
達也は1人ルゥ ガンフゥと戦っている誠道の元に急いでいた……だがその目的地つく前に大量のサイオンの放出に立ち止まった
突然のサイオンの流れに達也は精霊瞳を使いサイオンの流れを見た……そしてそこにいたのは
「誠道?」
溢れ出ているサイオンに誠道は少し苦しそうにするが……
一瞬でサイオンの放出が無くなり……何か起きたか分からなかった
「いったい何が……起きている?」
初めて見る光景に達也は困惑するのであった
誠道目線に戻ります
「っ!」
誠道はレリック……いや妖刀村正の制御に大量の汗を流していた
レリック村正には2種類の起動方法がある
一つ目は『起動』
これは事前に貯めていたサイオンを自身に共有する事が可能、そして何より魔法情報処理が格段にあがる、相性にもよるが簡単に言うと自身の情報処理が約2倍情報処理が可能になる
しかし
二つ目の起動……『起きろ』
それは
つまり妖刀村正に封印されている物が起きる方法、その効果は……この世界の
「こ……の……」
誠道は妖刀村正を起こす事には成功したが……
「力を……吸うな!」
誠道は自身のサイオンを妖刀村正に力を吸われる……だが
「寝ぼけてて……良いのか?……村正」
「?」
「俺は元々お前をいくら起動しても問題は無かった、それはお前が良く知っているだろ?……だがもし俺が死ねば」
誠道はニヤリと笑い
「退屈だぞ?」
「!!」
「良いのか?……また数年、数十年いや最悪百年くらい寝るはめになるぞ?退屈はお前が嫌いな筈だろ?」
その言葉に妖刀村正はおとなしくなる
「…………」
妖刀村正は喋らなかった……だが
「黙り……か……まぁ良い」
誠道は落ちている自身の千切れた左手首を取ると……
千切れた腕とくっ付けた……
「……」
誠道は深く深呼吸する……そして覚悟を決め
「『再生』」
それは治療魔法とは別系統の魔法……『再生』
しかし『再生』と言っても達也の『再生』とは違いゆっくりと再生する……しかしその代わりに達也と違い一瞬で凝縮されはしないが……それでも激痛が走る
「いっ……た」
誠道は冷や汗を流しながら治った左腕を見る
「ぐっ……」
誠道は治った左腕を軽く動かし始める
「感覚はあるが……動きが鈍く痺れもあるな」
誠道は左腕、内臓の状態、関節の動き……そして痛みの慣れにより自身の動きを確める
(4……いや3割の力しか出せないな……無理をすれば6割か)
それ程の激闘だった……誠道はきっともう一度ルゥ ガンフゥと戦えば負けると思う程に手の内をさらけ出した
(まぁそん時はそん時考えれば良い)
誠道は地面に手を当て
「
それは先程戦ったルゥ ガンフゥの為に……全ての魔法演算能力を自身に戻した……とはいえ完全ではない、強いて言えば停止状態のようなものだ
だから銀狐招来を再起動するためにもう一度全ての銀狐招来に繋いだ
「さて……」
誠道は
「着替えるか」
ガクッ!
そのような声が聞こえ誠道は振り替えると……そこには黒羽文弥のが居た
「……そこは戦う所では無いの?」
「あっボス」
「白々しい……気づいているくせに」
「いやだって……もう十分戦ったし、そろそろ雫お嬢様の元に帰りたい」
「いや」
「それに……敵の危険人物2人が行動不能、それに引き換えこちらには七草家当主七草弘一が手勢を率いて居る。それに同じ十師族の次期当主2名が義勇軍を引き連れている、有象無象の義勇軍では無く、統制された義勇軍だ、それに加えて101旅団の魔法大隊……それに俺の『銀狐招来』と『百機』の二つ……時間稼ぎとしては上等だろ?」
「それはそうかと知れないけど」
「大隊二つも援軍が来るんだ……それにあまり軍に見られたくない」
「なに?」
「数年前、一部の軍が私を捕まえようと躍起になっていた……だから私は死んだ事にしてそれを逃れたが……生きているてバレた……これ以上目立ちたくない」
その言葉に黒羽文弥は笑い
「十分目立っているよ?」
「それはそれ、これはこれだ」
等とほざく誠道だが
「まだとにかく仕事はした……ボスはどうする?」
「君が引くのなら僕達も引く、それが当主からの命令だし」
「そうか」
誠道は1人着替えて街に戻り……雫お嬢様の元に走るのであった
雫お嬢様が居るところ
「……ここは」
雫はゆっくりと目を覚ました
「雫?……雫!?」
雫の目覚めにほのかは喜ぶ
「どうしたの?ほのか」
「だって……雫……貴女は頭に大怪我してたのよ?」
その言葉に雫はつい先程、怪我をしたことを思い出した
「!!」
雫は急いで頭を触るが血が流れるどころか怪我事態無くなっていた
「いったい何が」
突然の事に雫は混乱していると
「大丈夫よほのか」
「でも……」
「お兄様の魔法、『再生』は……」
深雪の言葉は驚きだった……まさか達也の魔法がそんな規格外の魔法だとは思わなかったからだ……それもそうだ24時間以内なら全てを再生する等人間離れしている事に……そして何故達也が劣等生になっているのか
達也の『再生』……そんな神掛かった魔法にも対価があった
それは魔法演算能力の大半を占めてしまい他の魔法が上手く扱えない……何より人に対して再生をすると受けた痛みを凝縮され何倍に感じてしまう
「達也さんに……そんな魔法が」
「……」
深雪は悲しそうにし雫もその事に納得していると……
「ん?じゃあ私怪我をしていたの?」
「えぇそうよ」
その言葉に雫は「どうしよう」と言いたそうに困った顔をする
「皆……お願いがあるの」
「何かしら?雫」
「私が怪我をしていたこと……義弟、誠道には内緒にしていて欲しいの」
「誠道くん?」
深雪は少し「何故?」と思っていると、唯一理解しているほのかが……
「あっ」
その言葉に全員がほのかに注目する
「実は昔……雫が怪我した時、誠道くん情緒不安定になってどこにいても雫の後ろに付くの……風呂とトイレは離れるけどずっと雫の後ろに付いていたの……1ヶ月も」
「……えーー」
「2年前の話しだけどね……流石に今はそこまでしないと思うけど、きっと誠道くんは過保護になると思うの」
その言葉に全員が頷いていると
「お嬢様、大丈夫ですか?」
すると要注意人物の誠道が現れ全員が緊張が走る
「うん、大丈夫だよ」
雫は腕を回し大丈夫だとアピールする
「本当に大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫」
誠道はジーと雫を見る
「本当に?頭を怪我したりしていませんか?」
「ほっ本当に大丈夫だよ?」
雫は大丈夫と言いながら、身体に異常が無い事をアピールするが……
「そうですかーそうですか……お嬢様嘘はいけませんよ?私は達也様の魔法『再生』の事は知っていますよ?」
「……ごめんなさい嘘です、頭を怪我してました」
「やっぱり……達也様の『再生』で治療されたのですね」
「もしかして……カマかけた?」
「はい勿論」
誠道は満面な笑みを浮かべながら
「それで何故危険な事をしたのか教えて貰っても良いですか?雫お嬢様?」
「そっ……それは」
雫は縮こまり……何て言い訳しようか考えるが
「……別に怒ってはいませんよ?」
「えっ?」
「お嬢様の行動くらい予測しないで執事何て名乗りません、ただ……心配かけないで下さい」
「ごめんなさい……誠道」
「はい……では当初の予定通り一緒に避難しましょう雫お嬢様」
誠道は片膝を付き雫の手を握った
「はい」
その後誠道達はヘリで避難するのであった
今日の作者の独り言
作者がら気になる今季のアニメ
狂乱令嬢ニア
楽しみすぎてヤバい、デス!
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