私の主は最高です 作:ノーム
送り主は黒羽文弥からのメールが届く
それは四葉家からの仕事の依頼だった
その内容は
USNA から来る工作員の監視だった
「工作員の監視って言っても」
誠道は普通にUSNA の工作員の監視をしていた……が
「何あの古い着物……本当に工作員か?」
誠道は1人困惑していた
「とてもUSNA からの工作員には見えないのだが、しかもスターズ総隊長シリウス何て」
誠道はずっと監視しているがこちらに気がつく気配は無く、本当に工作員?と考えてしまった
「どう信用しろと?天然魔法師にしか見えないが?」
(けどまぁ……四葉家本家から来た情報だし)
そう四葉家本家から情報は驚く程に正確だった……その為誠道はその言葉を信じて尾行するが……
(ポンコツすぎる……目立っていることに気づかないし、それどころか、完璧に溶け込んでいると思ってるし)
誠道は初めて四葉家からの情報を疑うのであった
そんなある日
「吸血鬼?」
とあるニュースが誠道の目に止まる
そこには血液が10%が無く……そし何より
「血液が抜かれた後が無い」
誠道は眉毛を少し動かす
「……まさか」
誠道は直ぐに日本の情勢にアクセスする
「無い……どこにも無いぞ」
それは対規模な実験を行う事でようやく成功する物だった……その為現在情報社会で全てを隠すことは困難に近い……その為大規模な魔法実験の情報を探すがどこにも見当たらなかった
「そんな……バカな!」
誠道は信じられないとばかりに考えていた、何故このような情報を疑問に思わなかったかのか……
だが仕方がないとも言える突然USNAの工作員が急な活発をしており、誠道はその後を追うので精一杯だったからだ
「そう言えばUSNAの動き出しと吸血鬼の動きが一緒だったな……いや待てよ」
誠道はそんな都合よく物事を動く事があるのか……そんなのは
「あり得るのか?……そんな事が」
そんな漫画みたいな都合の良い事が起きるのか……いいや早々に起こることは無い……ならば日本という可能性だけでは無いのかも知れない
「もしかして日本ではないのか?……もしも、日本であの魔法の実験をやるとすれば大規模になる、そんな事を、すれば情報の一つは流れ込む筈だ……その情報が一切無いならば日本ではない……外国?」
世界は日本情報の検索を止め世界のニュースを見ていると
(アメリアでも同じ事が起きている……それに時系列的に日本よりも前……ならばアメリアで起こしたあと日本に流れてきたって考えたほうが良いな、それにここ数年以内でUSNA以外に同じ情報は無かった……ならば)
誠道の中で結論は出た……それはかつて……日本において禁忌魔法とされ、そしてその魔法の存在はほんの一握りしか知らない魔法
そんな禁忌の魔法を発動された事を確認した誠道は……
「……………」
深く落胆し
『それは行けない、やっては行けない、禁忌を破っては行けない。禁忌を破った者は……処分しなければならない』
誠道の中の物が叫ぶ……何故こうなったのか誠道は知らない……だが血は知っている
誠道の流れる血は知っている……それがどれ程危険な事なのか
だからこそ……誠道は……レリックを握りして
「『村正』……『起きろ』」
封印指定されているレリック……妖刀村正を起こすのであった
レオは1人夜中の都市を回っていた……それはただ最近不穏な事が起き気になって街を廻っていた
そんな中……とある路地裏にて
コーーン
一匹の狐が都会の中で彷徨いていた
ガサガサ
「……」
ゴソゴソ
狐はゴミ箱を漁っていた
「全く……こんな都会で狐が居るなんて……どっかのペットか?」
レオは溜め息を吐き狐を捕まえる
「コッコン!?」
狐は慌てて逃げようとするがレオの力に敵う筈も無くあっさりと捕まった
「安心しろ、別に保健所に連れて行く訳じゃあねぇんだ暴れるなよ」
その言葉に狐は急に落ち着く
「おっコイツ言葉が分かるのか?……頭良いな」
レオは狐の頭を撫でると急に大人しくなった
「にしても……コイツ重いな」
レオは少し重たい狐を見るが
「まぁ良いか、今日は大人しく帰るとするか」
レオは深く気にせず帰り道に戻っていると
ピクッ!
狐は急に明後日の方向を見る
「ん?どうしたんだ?急に」
レオは急に明後日の方向を見た狐が気になりその方向を見る……そこには
「………」
1人の女性が倒れ……そばには不気味な人間が立っていた
「……少し離れていろ」
レオは狐をそっと下ろすと狐はまるで行かないで欲しいかのようにズボンの裾を噛みレオを引っ張る
「安心しろ、俺は強いんだぜ」
レオはそっと狐をどかし
「オイ、アンタ大丈……」
レオは倒れている女性に心配し声をかけようとするが
突如背後からナイフで襲いかかるが
「!!」
レオは背後からの攻撃を避け襲ってきた人物を殴り付ける
「生憎と!誠道にその手の攻撃を散々食らったんでな!慣れてんだよ!」
レオの渾身の一撃を襲ってきた人物に食らわせた……だが
ムクリ
襲ってきた人物は簡単に起き上がる
(結構良いのを食らわせたんだが……)
レオは渾身の攻撃に手応えがあったが、まるで効いてないように見える
(……この手は相手は確か)
それは誠道から叩き込まれた格闘術、誠道自身力はあまり強くない、純粋な力ならレオには敵わないだろう、だが誠道はレオの力を全て流し誠道自身あまりダメージを食らわなかった
(力を流している……ならば流せないように叩き込むだけだ)
レオは相手が流されないように一撃を食らわせるよう考えていると
敵はまるで打撃を撃ち込む構えをする
(なに……打撃系の構え)
その異様とも言える戦い方に警戒する
(この手の類いは……逃げろと教わったが)
レオは倒れている女性をチラリと見て
「逃げる訳には行かねぇな!」
レオは相手の攻撃をギリギリで、回避し逆に手応えのある一撃を繰り出すが
(危なっ!)
レオは相手からの攻撃を何とか紙一重で回避し続けた
(相手は俺を掴もうとする……相手と接触型なら投げか……強力な精神系統の魔法!)
レオは相手の攻撃を回避するが
トン
「!?」
レオは背後から来ている人物に気づかず相手の手が当たった
「ぐっ!」
レオは急に体から力を抜けその場から倒れそうになるが
「ただでやられるかよ!!」
レオは急に現れた敵の顔を殴り飛ばした
(とはいえ)
しかしレオは限界になりその場で倒れてしまった
(くそ……ここまで)
レオは少しずつ意識を遠くなっていく……相手はレオの頭に手を当てようとするが
ドドドド!
突如複数の物体がレオと敵との間に投げられる
「貴様ら……ここ日本で良く暴れてられるな?」
そこには狐の仮面を被り白いコートを着た男がレオの前に立った
「『シルバーフォクス』……」
銀狐はオリジナル魔法『百機』の一部を起動していた……総勢二十程のCADだが
「USNAでは『シルバーフォクス』って呼ばれているのか」
「銀……きつ……ね」
レオはそう言うと意識がなくなるのであった
銀狐……いや誠道はレオの方をチラリと向くと即座に防御魔法をかけ
「よくもやってくれたな…」
誠道は少し頭にきていた
それは雫お嬢様の友人から無理やり生命力を奪ったパラサイトに敵意を向ける
「大きい方の一体は俺が相手をする、もう一体はお前に任せる」
「!?」
誠道は感じ取っていた……自身が尾行していた相手が逆に尾行していた事に
「それぐらい出来るだろ?……スターズ総隊長殿」
「不本意だが了解した」
それは……USNAの最強の魔法師、シリウスだった
「さて大男……俺が相手だ」
誠道は即座に仕掛ける
現在誠道の武装は拳銃の特化型CADとナイフ型CAD『百機』が二十……そして『銀狐招来』で狐が二体……
「『招来』」
誠道は即座に『銀狐招来』の狐から半分程物質を取り出すと薙刀の形状に変化する
「シッ!」
その一撃で大男に攻撃する、その速度は速く片腕を切断した
しかし大男は片腕の失いに躊躇せず即座に銀狐の首に向かい手突をするが
「『トンファー』」
薙刀の形状の半分を即座に形状を変化しトンファー状にし片腕を凪払った……そして残った
「『レイピア』」
刃部分をレイピアの形状にし、そのまま刺突した
「『拡散』」
そしてレイピアの形状が変化し大男の中に入ると同時に大男の身体の中針が飛び出した
「『高天原に神留り坐す、皇親神漏岐神漏美の命以て』」
それは古式魔法の払いの言葉だった
「『天津社国津社を、払い清め……』」
誠道は詠唱をする……確実に目の前の異界の物質をこの世から消し去る為に
だが
ドン!
誠道の目の前の大男は額に銃弾がめり込む……
「……」
その銃弾に誠道は振り返ると
「貴様はいったい何をしている?」
その銃弾はスターズ総隊長のシリウスだった
(コイツ……あれが異界の者だと知らないのか?)
誠道はやりきれない表情をするが仮面で隠れており相手は察する事が出来なかった
「……まぁいい今回はスターズ総隊長シリウス、お前を見逃すし仕事の邪魔はしない、だがもし日本人を巻き込むような仕事をしてみろ、俺がお前を殺す」
誠道はそう言うとその場から去るのであった
残されたシリウス事リーナは
(何よアイツ!助けてあげたのだから礼ぐらい言っても良いのに!!)
リーナは少し不満げに思っていた
(けど何であの『シルバーフォクス』は魔法の詠唱何てしたのかしら?)
誠道の行動に少し疑問に思うのであった
「本部こちらシリウス、対象を抹殺した、至急死体処理班をこちらに来てくれ」
無線で連絡しその場から撤収するのであった
今日の作者の独り言
それにしても本格的に夜中は寒くなってきたので家ではストーブ付けてま~す
面白かったら高評価お気に入り登録よろしくお願いします