私の主は最高です 作:ノーム
誠道は退屈な中学の授業を受けたある日……
「ねぇ誠道」
「何だ?香澄」
「勉強を教えて欲しいの」
「えっヤダ」
それは同級生の香澄からのお願いだったが即答で断った
「何でよ!友達でしょ!」
「だってめんどくさいから」
「良いから教えてよ~お小遣いがかかっているんだから!」
と香澄の駄々に渋々承諾し毎日放課後勉強を教えるのであった……次いでに泉美も教えるはめになるのであった
そんな毎日を行った誠道であったが永遠と勉強の教えに加え新しいCADの開発など疲れがたまり学校のテストが終わったある日。緊張がほどけ疲れが一気に誠道を襲い
熱を出し寝込んでいた
「くっ……完璧執事を目指しているのに、俺の体調管理が出来ないとは……未熟」
と誠道は嘆いた……幸いにも誠道が熱を出したのは休日姉の雫は看病していたが逆に執事をしようとする誠道の為に出禁となった
すると誠道が休む自身の寝室にノックをする
コンコン
「はい大丈夫ですよ」
「入るよ誠道~」
「失礼します誠道さん」
そこには七草の双子が入ってきた
「お見舞いしに来たのか?……あの香澄が?」
「ぶっ飛ばすよ誠道」
そう言うと香澄はお見舞いの果実を誠道の寝室の机に置く
「にしても誠道が風邪引くなんて意外」
「一応言うが俺は人間だよ?」
「えっそれ本当!」
「ぶっ飛ばしても良いか?」
「今のアンタに本当に出来ると本気で思ってんの?」
いつもの二人の喧嘩腰に慣れた泉美は……
「はいはいケンカは辞めなさい誠道はお姉さんに怒られるし香澄はお父さんから小言をたんまりと言われるわよ」
「「ゔっ」」
二人は黙り仲直りするのであった
数日が経ち誠道は完全復活
テストが終わりいつものように執事の仕事とCADの開発両立しているある日の事
「ねぇ誠道」
「なんですか?お嬢様?」
「誠道はフォノンメーザーは扱える」
「えぇ扱えますが?」
「教えて」
「それは……構いませんが……あまりオススメは」
「深雪に勝ちたい!」
その言葉に誠道は目を見開く……それは誠道自身が深雪が四葉家の人間そして何より次期当主として呼ばれる程の実力者……誠道は絶対に勝てないと考えるが…………
「お願い……私は深雪に勝ちたい……だから私を勝たせて完璧執事何でしょう?」
その言葉は卑怯だ……誠道は頭を抱えながら
「なら達也様に競技用に使用するCADと魔法式を教えて貰って下さい」
「分かった!」
雫はそう言うと直ぐに達也に連絡するのであったが……
(あれ?何で誠道は達也くんの事知ってるいるのかな?)
と少し疑問に思うのであった
翌日雫お嬢様から『達也くんが少し会ってみたいってどうやら練習メニューについて情報共有したいみたい』とお嬢様から言われ誠道は初めて達也と会う事となった
「司波達也様ですね
しかしその格好はどうみても執事と思われる格好だった
「初めまして北山誠道さん……失礼ですが何故執事の格好を?」
「はい!私は将来北山家の完璧万能執事を目指しておりまして」
その瞳はとても輝いていた
(愉快……と言うよりも少々変わった人だな)
「では早速達也様の身長を……」
「いや待って何故身長の話を?」
「いえ改めて知ったのですが達也様は執事服が似合いそうだったので」
達也は(何故そうなる?)と考えるが
「おふざけは無しでお願いしたい」
その言葉に誠道はふざけるのを止めた
「では簡単に……正直私は貴方が雫お嬢様を本気で勝たせるつもりなのか少々疑問に思いましたので」
「それは無い」
「何故そう言いきれるのです?」
「それは俺のエンジニアとしてのプライドが許さない」
その言葉に誠道の視線が冷たくなる
「実は達也様私は個人的に貴方の事は色々と調べたのですよ……そして貴方自身の問題についても」
その言葉に達也は冷静に怒り誠道を睨む
達也の睨みに誠道は冷や汗をかくが
「達也様貴方の怒りは最もだ……だがしかし私も雫お嬢様……いや雫を守るためなら四葉家と敵対しても構わないと考えているこの命に変えても雫を守る、貴方と同じなのですよ……達也様」
誠道の本気の言葉に達也は怒りを押さえた
「それで……俺を怒らせて何の確証が欲しい?」
「貴方は本気で雫お嬢様を使って妹を負かすつもりですか?」
「無論だ」
誠道は少し考えると
「では最後に1つ、こう言って下さい『深雪を愛していない』と」
「その言葉に何の意味がある?」
達也の疑問は最もだと誠道は思うが
「良いから言ってみて下さい」
達也は少しためらいながら
「深雪を愛していない」
誠道のお願いを聞き達也は答えた
「俺からも1つ良いか?」
「何でしょうか?」
「俺がこの言葉を言った意味を教えてくれ……これはフェアじゃあ無い」
「それもそうですね……」
誠道な少し考える口を開いた
「実は私の体の一部はCAD何ですよ」
「何?」
「貴方の精霊眼で見たら分かると思うのですが私の左耳と右目は少々特殊なCADなのですよ……そして私の耳のCADは聞こえる魔法と音波吸収の魔法、そして音の聞き分けが出来る魔法があります」
「それでそのCADは何なんだ?」
「簡単ですかよ……私の魔法の音の聞き分けこれは相手の声を分析出来るんです」
その言葉に達也は眼を見開いた
「簡単に言えば私は声で相手の嘘が見分けられます……最も弱点は機械の音声は難しいと言う点ですが」
誠道はゆっくりと注文したコーヒーを飲む
「つまりお前の前だと嘘は通じないと」
「そう言う訳では有りませんよ?そもそもこの魔法はサイオンを多く体内で消費されるわ術式解体とか対抗魔法を食らうと数分の間私は眼が見えなくなるし耳も聞こえなくなりますデリケートなんですよ?このCADは」
「そうなのか?」
「えぇそうですよそしてこれでフェアですよね?達也先輩」
「…………まぁそうだな」
それはまだ自身の正体を知る誠道にフェアとは言いづらいがそれでも誠道に嘘は通じないという情報にひとまず納得した
その後誠道と達也は雫の訓練メニューと実際に使う競技用CADを誠道に預けるのであった
その後誠道は雫のCADの調整を行う為に雫とCADの調整をするが既に達也の調整は完璧で殆ど調整する必要が無かった…………いや出来なかったあまりの完璧すぎる調整に誠道自身手も足も出ない
(なにこの無駄の無い術式……しかも完璧な安全機能……どう考えても……さすがトーラスシルバーだな)
そう考える誠道は自身の不甲斐なさに溜め息を吐くのであった
その後誠道は雫にワンツーマンの指導にたまにほのかも参加する………しかもいつも以上にほのかが燃えていた
この事を雫お嬢様に聞くと
「ほのかは……恋をしたの」
そこにはいつも以上に余裕な雫の姿だった
「ほのか様が?」
「そうだよ、誠道も恋したら分かるよ」
「いえ執事に恋など必要ありません」
「むーーそんな事無いと思うんだけど」
「因みにほのか様が恋している相手は何方ですか?」
「ひ•み•つ•♪」
雫からの微笑みながら人差し指で口を抑えられた顔を見た誠道は
「私に誘惑は効きませんよ」
「ムー生意気な義弟」
「私は執事ですので」
誠道はその後ほのかと雫の練習に付き合うのであった
今日の作者の独り言
息抜き作品なのに……赤評価……とは
と予想外の高評価に驚く作者であった……その為
たまに更新するか
と1·2週間で更新する事を決める作者であった