私の主は最高です 作:ノーム
「お嬢様最後に確認ですが忘れ物は御座いませんか?」
「ちゃんとあるよ誠道」
「お休み用のパジャマや歯ブラシ等の日用品等は有りますか?」
「あるって……いつまでも子供扱いしないで」
「それは無理です、お嬢様」
「何でよ」
「九校戦のムービを永遠と見たり等、今なお夜更かしをしてらっしゃるので」
「…………覗いてた?」
「いえ廊下を通る時に声を出して興奮している声が響くもので」
その言葉に雫は顔を真っ赤にしながら第一高校のバスに向かうのであった
誠道はその後第一高校のバスの後方を車から付けていた
全ては雫お嬢様を守るためだ(心配性)
「てっ言っているけど何で私が運転するはめになってんのよ!」
「同僚の頼みくらい聞いて下さいよナッツちゃん」
「私年上何だけど!?」
「えっじゃあ何でこの前中学生の制服を着て街を歩いているの?」
「それは任務で……」
「平日の任務外のデザートバイキングをしているのに?」
と誠道はナッツが中学生の制服を着てケーキバイキングを幸せそうに食べるナッツの写真を見せた
「ちょ!何で写真があるのよ!」
「この店実は北山家が所有している店なんですよ、ちょと北山家の家仕事の手伝いで監視カメラの点検の時に写ってましたよ」
「本当可愛くない同僚!!」
ナッツはそう言いながらも運転に集中するのであった
ナッツ
本名は
ただ基本北山家の不利益に成ることは無いため拒否権を発動することはない
「今度北山家の会社試作品の甘々のデザート送るので許して下さいよナッツさん」
「甘いの!」
「分かりましたナッツちゃんに合わせた甘いものを用意しますよ」
ナッツは少し興味を持つ少し考えると
「それで良いわ、ただしもの凄く甘いのを今度絶対に送ってよ!」
「はい勿論です」
ナッツは第一高校のバスを追っていると
ギュルルルルルルル!!!!
突如目の前のバスが緊急停止した
「「!!」」
2人の反応は速かったまずナッツは直ぐに車を緊急停止し誠道は魔法で車を止めると同時にドアを開け直ぐに車からでる
「誠道!確認!」
「分かっています!」
誠道は直ぐに魔法で大ジャンプし第一高校のバスの目の前に飛びたった
(成る程……反対車線の車が横転しこっちに来たのか)
誠道は直ぐに状況判断すると
(魔法で車を破壊、もしくは道路を物理的な物で守るか……しかしそんなことをすれば復旧に時間がかかるしこのままだとバスにぶつかるな……だとすれば)
誠道は目の前の車に集中し
(魔法で減速させるか……安全に)
誠道は複数の空気の膜を作りだすと車を覆う
誠道の魔法は空気の膜をゴムのように伸びる事が出来る魔法で車の衝突エネルギーを吸収した
(フム……どうやらバスの中から複数の魔法を撃たれているみたいですね……まぁこの魔法は干渉しないので問題ありませんが)
誠道は第一高校のバスに向かい綺麗なお辞儀をすると直ぐに車の破片を確認し大量の写真を取ると直ぐに車の破片を道路の端に移動させていると
「見事な魔法だな」
誠道は声をかけられた振り替えると
「これは次期十文字家次期当主様どのような用件で?」
「助けられた貴殿にお礼をと思ってた」
「それは結構ですよ、十文字家次期当主様私は私の仕事をしたまでで」
「仕事か……貴殿ほどの者が家の執事……どの家の執事をしているのだ?」
「北山家の執事をしております」
「北山家の執事だったか……しかし貴殿程の実力を持つ者が俺が知らないとはな」
「そうですか?」
誠道は当たり障りの無い答えるが正直関わりたくないと考えていると
「やはり誠道だったか」
すると後ろから達也とオカッパの先輩?と思われる人間が事故現場に到着する
「達也くんの知り合い?」
「はい、彼は雫の弟ですので」
「「!!」」
その言葉に十文字さんとそのオカッパの先輩は驚いていた
「年……下?」
「しかし誠道殿は執事の格好をして……本人も執事だと名乗ったぞ達也」
「……またですか」
達也は頭を悩ませながら深くため息を吐いた
「誠道のあの格好は趣味でいつも自称で執事を名乗っていますので」
「でも達也くん……彼本当に年下?」
「そうですが?」
2人は誠道の方を向く誠道は笑顔で此方を見ていた
「とてもそうには見えないんだけど……」
その後誠道の同僚のナッツが後から合流(達也からは睨ませた)し第一高校は事故車両を誠道達に任せその場を後にするのであった
「それで誠道……どうすんの?」
「何がです?」
「私!殺し屋何だけど!」
そうナッツは焦っていた……裏社会の人間が表の人間特に警察に関わる事はよしとしないからだ
「それはご心配無く……どうせ」
誠道はその後の言葉を言おうとするが先に黒い車が到着した
「想定より少し速いですね」
その言葉と同時に1人の男が現れた
「誠道君から連絡受けた時は驚いたけどね」
そこには警察でも公安でも無かった……誠道が呼んだ人物は
「お久しぶりです……七草弘一様」
それは日本魔法師の頂点の十師族の1人七区家当主七草弘一だった
「久しぶりだね誠道くん……それでそこに居る彼女は?」
「そうですね……強いて言えば私の同僚です、ですので彼女の事は探らないで下さいね、彼女の事も周囲に伝える事も禁止ですよ」
「無論だとも、君には嘘が通じないからね」
七草弘一は笑いながら答えるが誠道とナッツは警戒はとか無い
「私は君には恩があるからね、君が嫌がる事はしないよ」
その言葉に誠道は七草弘一を睨み
「なら何で香澄達を俺の居る学校に転入させたんですか?」
「なーに、娘達のお願いを聞いただけだよ誠道くん、流石の私も娘に甘いからね」
その言葉に「白々しい」と考えるが七草弘一は一切嘘を言ってないのが本当にたちが悪かった
「私としてはゆくゆくは私の娘が君と結婚することを希望するね」
「嘘が分かるからと言って本音漏れすぎませんかね!?」
誠道は「この男は……」と考えるが
「後の事はお任せしても?」
「あぁ構わないとも、公安には私の知り合いが大勢居るからね彼らに任せるよ」
「そうですか……なら失礼します」
誠道はナッツの車に乗ろうとすると
「あっそうだ私から些細なお願いがあるんだ」
その言葉に誠道は七草弘一を睨むが……七草弘一は一切気にせず
「九校戦には私の娘の香澄達が見に行くんだ、君も九校戦に行くだ、時間がある時で良いから是非娘達に会ってくれ」
それは一種の脅しだった……ナッツの事は誰にも伝えないから娘達に、会うと言う脅しに誠道は物凄く嫌な顔を必死で隠しながら
「…………分かりました、では後程」
しぶしぶ了承するのであった
「あぁ待っているよ誠道くん」
その後誠道とナッツは七草弘一に事故現場を任せその場を後にするのであった
車両の中では
「誠道?」
「あーーーーーーー行きたくねえ」
「……だよな」
と自慢の執事服に大きなしわを作る程嫌がる誠道であった
九校戦
それは魔法科の高校生の九つの学校が魔法を競う大会、それは全国の魔法師が誰もが注目する大会だった
そして競う魔法師の高校が集まるパーティーで起きた珍事件
「お飲み物はいかがですか?お嬢様方」
「「……………………」」
そこには雫とほのかがタクシードを来た1人の青年を睨んどいた
「やはりイチゴミルクの方がよろしいでしょうか?、すいません生憎とオレンジジュースはあったのですがイチゴミルクは置いていませんでした……代わりと言っては何ですがドクペは有りますがそちらにしますか?」
「イチゴオレが無いのに何でドクペが有るの?」
雫は何故誠道が好きなドクペが有るの少し不思議におもうがそれよりも
「と言うか何で誠道が居るの?」
「執事ですので」
「言っとくけど執事はそこまで万能じゃあ無いよ。それにここは九校戦の選手参加者のパーティー何だけど?」
「存じて居ますが?」
「じゃあ何で居んの?」
「麗しいお嬢様に近づく虫が居ないか見張る為です…………必要があれば社会的に消すか物理的に消します」
「…………それ私結婚出来るかな?」
「一生独身でいて下さいお嬢様」
満面な笑みで答える誠道に雫は少し嫌な顔をしながら
「……………………ヤダ」
「存じておりますとも、では失礼致します雫お嬢様、ほのか様も失礼します」
そう言うと誠道は雫とほのかから離れるのであった
「相変わらずだったね雫」
「そうねほのか……にしてもどうやって入り込んだやら、たちの悪い事に誠道が本気でやったらどんな場所にでも居そう」
「確かに」
2人は少し話していると
「ねぇさっきの人誰?雫」
するとそこには雫達と同じく新人戦に参加する同級生の春日菜々美と明美エイミ、里美スバルの3人が雫に話し掛けていた
「奈々美?」
「さっきの人、落ち着きがあって、カッコ良い年上だよね、いったいどこの人なんだろう?」
「確かに、ボク程では無かったが、なかなかカッコ良かったよ。」
2人はいったいどこの人なんだろう、カッコいい年上を見ていた
「ねぇ雫……もしかしてさっきの人」
ただし明美エイミだけは1人だけ心当たりがあり雫を見ていた
「うん、私のカッコいい執事だよ」
その言葉に春日菜々は雫から執事と聞いて「良いな~私もさっきの人に『お嬢様』と呼ばれたい」と思い
美里美スバルも王子の格好して『お嬢様』と呼ばれる事を想像するのであった
先ほど居た誠道の正体を知った明美エイミは……
「嘘は良くないよ雫……」
「でも本当の事でもあるよエイミ」
「確かにそうだけどさ」
雫とエイミが少し話していると
「あれ?さっきの人どこ行ったんだろう」
「確かに居ないね……どこに行ったんだろう」
春日菜々美と里美スバルは先ほど居た誠道を探すが見つかる事は無かった
同じくホールにて
「「!!」」
とある剣士と古式魔法師が気配を感じとっていた
「1人……完全に気配が消えたわ」
「うん……けどそれよりも重要な事があるよエリカ」
「何よミキ」
「僕の名前は幹比古だ!……いやそれよりも……これ」
ミキと呼ばれる幹彦と名乗る人物は冷や汗をかいていた
「エリカ……ほんの一瞬だけ魔法の気配があった、それは小規模の魔法……だけどこの魔法で完全に気配が無いし何より」
幹彦は難しい顔をする
「サイオンの残滓が全く無いんだ」
その言葉にエリカは驚いていた……本来魔法師の魔法を使うとどうしてもサイオンが残るのが常だ
それはエリカの兄の1人が警察で、自慢げに答えていたからだ「どんな魔法にもサイオンは残るそれが事件の解決の鍵になる」と顔に殴りたいとおもう程のドヤ顔を思い出していた
「凄い手練れねミキ」
「だね……あと僕の名前は幹比古だ!」
その言葉はホールに響くのであった
作者の今日の独り言
ちなみに誠道はパーティーの従業員は正式な手続きをして入っています
勿論北山潮様の力によって……ちなみに
「雫に恋した者は止めなくても良い機会を与えなくてはならないからな……正直止めて欲しいが……それは無しだ……ただし!!恋では無く!我が家を利用する者であっては容赦はするな!」
少し子供想いのお父さんでした
「はい……全力で潰します潮様」
「…………一応言うが君は義理とはいえ私の息子なんだが?」
「私は北山家の執事です」
「……困ったものだ」
と少し教育に失敗した北山潮でもあった