浅葱の影   作:CATARINA

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一昨日から日間に載ってたらしい、マジで気付かんかった。
高望みはせぬ、儂は高評価と感想と誤字報告があればそれで……(強欲な作物)


十五代将軍ヨシノッブ

「さて……貴重な戦力を二人、いや三人失って逃げ帰ってきたワケじゃが」

「デリカシーってものがないのね貴方は」

「事実じゃろ事実、感情論よりも現実を見据えんか……まぁ多分アレは生きとるじゃろうが……」

「でも秋無さん、凄い勢いで落ちて……」

 

 サーヴァントにとって急所となるのは心臓と頭。

 霊核の中枢となる二点を潰されれば、如何に強靭な英霊とて死に至る。

 無論それを食い縛る能力を持った者や、特定条件を満たさねば傷の付かぬモノさえ居るが……

 

「ありゃ死なん……()()()というより()()()という方が正しいかの」

「死ねず……?」

「詳しいわね随分……確かに彼はサーヴァントとしては異質な所があるけど」

「うむ、少し前儂アレとヤッたんじゃが」

「「ブーッッッ!?!?!?」」

「何じゃ汚らしい、まぁそれは置いといて」

「いやおかしいおかしい、結構とんでもない事言ってない!?」

「急にムラついて襲った、後悔はないし反省もしとらん……自分が受け専なの忘れて死にかけたが」

 

 最悪である。

 同時に目の前の信長が第六天魔王……欲の世界を統べる王を自称していた事を思い出す。

 ……そういや普通に好色で有名だったなこの人。

 現在を生きる私たちだから異質なだけでそういったのに奔放なのは時代柄、立場柄というのもあるか。

 そう思って正気に戻り、一先ず続きを聞く。

 

「良く良く分かったよ、ありゃ儂とは真逆じゃ。神の寵愛受けて創られた存在、たった一つの目的の為にリデザインされた生命そのもの。その目的を果たすまでは不滅(死ねず)という呪いを自らに課しておるのよ」

「呪いって……どうしてそんな事を?」

「……秋無殿は大国主が寵児であった筈、それ故だろう」

「ん、なんじゃこの渋い声のちびノブは……」

「……身の恥故、ご挨拶遅れて申し訳ございませぬ信長様。かつて徳川慶喜を名乗った者……その成れ果てです」

「つまり、将軍様って事かしら? ……何でそんな姿に」

 

 恭しく三つ指ついて座礼するは正装のちびノブ。

 その紋に刻まれた葵には疎い自分とて確かに見覚えくらいはある。

 

「タヌキんとこの……確か一応儂の子孫じゃったか? ご苦労なことじゃ」

「……かつて恥を晒しながら生き延びた私は、戦いを止めること叶わず。自身の軽率な判断が多くの命を犠牲にしてしまったと悔い続けた。その果て……サーヴァントとしての姿を与えられた、筈だった」

「筈?」

「ここに呼ばれた時既に、この世界の私は失敗した後だった。どころか、江戸を焼き払い更に多くの衆生を犠牲にさえしてしまった……再び悔いたよ、無力な自分を。己の非才を……祖、家康公なら。或いは信長公なら上手くいったやも知れぬ……気付けば私はこのような姿になっていた」

「よりにもよってそんな姿に、のう……」

 

 俯くヨシノッブの姿は珍妙ながら、纏う雰囲気は辛気臭さと生真面目さ。

 多分だが、全ての不幸を……

 誰が悪い、時代が悪かったなどという話すら本人にとっては何の慰めにもならず。

 悔いを抱えたままにこの世界へと流れ着いた者であった

 

「ま、それはともかく、これからどうするか。そこが最大の問題じゃろ……」

「目下の脅威といえばやはり観柳斎……奴が本当に江戸中の屍を操れるとしたら?」

「……軽く脅すと言って数千もの骸を掘り起こしたんだ、事実でもおかしくない」

「一先ず、頭上の脅威は先送りにしよう。今すぐ問題になるのはあっちのゾンビ?軍団でしょ」

「大軍に兵法なし。果てはどんな拠点も落とし得る。慶喜よ、お主将軍じゃろ、江戸の総人口は」

「……凡そ百万ほどと教わった、生存者は全拠点を回っても二、三千くらいだろうから……」

「最悪九十九万の雑兵が湧き出てくると? ここじゃ話にならんな……」

 

 あくまでも浅草寺は寺社に過ぎぬ。

 広い境内は多くの民を匿うのには十分だが、戦の備えにはとてもとても……

 数万もの軍勢を迎えるのに足る備えはなく、人手も足らぬ。

 

「こっちの残存戦力はサーヴァント二騎……志士を入れても守り切れるとは思えない」

「そも、守っとるばかりじゃ意味がない……持久戦など不可能な土地ぞ、この世界」

「……仮だが一つ、案がある」

「ん?」

「ここの民……それと可能な限り他の拠点からも人を江戸城に移そう。彼処なら守りやすい、それに一箇所に集中させた方が予期せぬトラブルは起きにくいだろう」

「彼らからしたらここの民は攘夷志士どもの同胞も同然、受け入れるかしら?」

「……話せば分かってくれる、そう思うのは楽観だろうか」

「緊急ー! 緊急ノッブー!!!」

 

 ガラリと勢いよく襖を開け放ったのは最早お馴染み勘定ノブギョー。

 黒い羽織を見に纏い、秋無の代わりに出納などのアレコレを管理している上位個体。

 ぜえぜえと息を切らしながら駆け込んできた様子に、一同の空気が張り詰める。

 

「落ち着いてノブギョーさん。何があったの?」

「く、組長が……帰ってきたけど……! とにかく来て欲しいッブ!!!」

「…………!」

「ノッブ!?」

 

 その一声で真っ先に飛び出したのは信長。

 一同もまたその後を追うように駆け、建物から出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

「……クソ、負傷者は下がらんか! おまんらじゃ太刀打ち出来んぞ!!!」

「聞いたろ、逃げろ……! 俺たちじゃ足手まといだ」

「足止めにもならねえってか……!? そんなの、認められるか!!!」

「馬鹿! 止まれ!!!」

 

 比較的歳若い志士が雄叫びをあげて突撃する。

 男は薩摩の出であり、その太刀に絶対の自信を有していた。

 四つん這いになって悶え苦しむ化け物を見て僅かな躊躇い、怯え、恐れ。

 それらを振り払うように一刀を振り抜く。

 

「チェェェェェェッ!!!!! ストォォォォォォォ!!!!!」

 

 猿が如く叫びと共に、一心不乱に振られた太刀は見事に化け物を切り裂き、僅かな笑みを浮かべる。

 尤も、それで終わり。

 

「…………ッ!」

「ふぐぇっ」

 

 いっそ間の抜けた音と共に、その身体がくの字に折れ曲がる。

 凄まじい勢いで真横に身体を殴り抜かれた、たったそれだけ。

 それだけで男の身体は水平に吹き飛んでいき、仲見世の残骸に突っ込む。

 鍛えた身体、それを以てしても即死しなかったのは奇跡であった。

 サーヴァントと人間の戦力差を考慮しても……あまりに強大、あまりに強靭。

 

 身体の半ば程まで食いこんだ刃を身動ぎしながら引き抜けば、瞬く間に傷は癒えていく。

 生き物としてのスケールが違う。存在の格がまるで違う。

 人の身に余る力が氾濫し、男の正気は完全に失われていた。

 

 時を待たず、傷の癒えた怪物は次の標的を求めて狂奔する。

 僅かに走り回った後、逃げ遅れた一人に飛びかかろうとして、撃ち落とされる。

 辛うじて間に合った信長によるモノであった。

 

「……チッ。効いとるが、効いとらんか」

「あれは……秋無……!?」

「おんしらか……手ェ貸せ! 一筋縄じゃ止まらんぞ!」

 

 傷付く度に、失う度に。

 その身体と心は神と合一していく。

 身も心も焼け落ちるような日輪の業火によって甚大なダメージを負った男の末路だった。

 

「駄目じゃな、完全に呑まれおったか」

「ア■■ラ■ゥゥゥ!!!!!」

「止めるって言ってもね……どうするのよ、アレ」

「それを考えるのも儂らの仕事よ……マスター! 指示を!」

「分かった! 皆で止めるよ……!」

 

 彦斎が居合の構えを取った瞬間、秋無は踵を返してソレを狙う。

 天性の勝負勘、一切の武を修めていない筈の男に備わった獣の嗅覚。

 戦いの最中に敵の急所を見抜く視野の広さが彼の力であった。

 

「ハ、逆にワンパターン過ぎて読み易いわ……」

 

 信長は次々に火縄銃を乱射する。確と被弾、痛打を与えつつも男の歩みに陰りはなく。

 神秘殺しの銃撃が効いてないワケがない、つまるところ単純に体力と回復力が上回っているのだ。

 火力不足……全開する事も辞さぬか……

 

「仕方あるまい、ここは宝具を……どわーっ!? 何じゃ何じゃ!?」

「「ノッブノッブ!!!」」

「何しに来たんじゃこのナマモノ共! 危ないから下がっとれ!」

 

 ちびノブ、ノブUFO、ノブ戦車……

 浅草寺に集まっていた多種多様のちびノブ達が一斉に戦列を為す。

 同時に……その意図を察した信長も火縄銃を一斉に展開。

 

「……仕方ない、面じゃ面。避けても当たる勢いで滅多打ちにせよ!」

「「「ノブッ!!!」」」

 

 瞬間、放たれるは空を埋め尽くす程の弾幕の嵐。

 砲撃、銃撃、爆撃とそれは扱う者によって違う攻撃でこそあったが。

 雨垂れ石を穿つが如く、ちびノブ達の攻撃はほんの一瞬男の再生力を上回る。

 深手により一瞬止まった隙……刃を抜き放つには長過ぎる程で。

 

「最高のタイミングよ。抜刀……神威!!!」

 

 万物を切り裂く神速の居合が正確に左腕を切り裂く。

 ……しかし、僅かに浅い。

 斬れると思ったモノなら必ず斬れる、それが彦斎の背負う業。

 切れなかったというならそれは即ち、切れるイメージを持てなかったという事。

 その左腕は神造の、擬似のモノでこそあったが、既に秋無の魂と酷く癒着していたから。

 あまりに強く接合されていたが故に、切り損ねた……

 

「……覚えた! もう一度じゃ彦斎、儂に合わせい!!!」

「以蔵!?」

 

 言葉のまま、鞘に収まった刀を再び抜き放つ。

 不完全な溜め、足りない振り幅。

 初撃の傷を僅かに深く刻むのみに留まるその斬撃。

 

「……!!! こうか!?」

「なっ……! 以蔵、貴方……!」

 

 見まごう筈もない。

 鞘に収まった打刀を腰だめに抜き放つ逆袈裟。

 神速の抜刀を再演する妙義。

 言うならば偽・抜刀神威とでも呼ぼうか。

 

 本来、岡田以蔵という天才剣士を以てしても魔剣の類は再現出来ぬ。

 ソレは理を捩じ伏せるモノ、極まった剣士の業そのものが故に。

 ましてや、酒や賭博で鈍った刃ではとてもとても…………

 

 しかし、この世界に於いて仲間を、友を喪った以蔵の心に毒はない。

 刃を鈍らせる欲望は遠く、刃を研ぎ澄ます覚悟だけが彼に許されていたから。

 故にその剣は、切っ先のみ魔剣にさえ匹敵する。

 一度見てしまえば、理さえ切り伏せる。そのような外法をも模倣する。

 本物には遠く及ばずとも、半分程度の精度を以ってして。

 だから可能となる離れ業、通常不可能な魔剣の同時発動。

 

 さしもの剛腕も、理外の力には敵わず弾けるように斬られて落ちる。

 彼の身体を、心を最も強く侵していた神性の源、断ち切られ。

 異形化した体躯が急速に人の形を取り戻していく。

 

 それでも尚、未だ苦悶に喘ぐ秋無に__

 

「止まって、秋無さん……!」

「グガァァァッ!?!?!?」

 

 カルデアの礼装が放つ簡易な魔術。

 魔術師にとっては実に単純で、一工程(シングルアクション)からなるガンド。

 然してその威力は強烈無比、時に神仏や獣の類いすら留める魔性の一撃。

 

 秋無の身体が硬直し、ゆっくりと崩れ落ちていく。

 

「……馬鹿者! 早う下がらんか!」

「うわっ、ノッブ!?」

 

 信長はマスターを突き飛ばすと火縄銃を秋無の眉間に押し当てる。

 見た目こそ、普段と大差ない姿を維持したままであるが……

 実体として発現していないだけで、今の信長は魔王としての姿を晒け出した時と大差ない程に霊基を強めている。

 最早神霊に在らず、肉体は神そのものならば。

 傷付いた身体は最早『秋無出雲』を残す事なく、ほぼ全てが『建御名方』に置き換わっていて。

 仕留められるとしたら、神秘殺しの一射のみ……

 

「何で!? もう止まったのに……」

「今だけじゃ、いずれまた動き出す……マスターは感じぬか? この男が纏う異質な神気を」

「異質って…………ッ!?」

 

 心臓を鷲掴みにされるような圧迫感。

 背筋の高いところから氷が落ちてくるような根源的恐怖。

 そして、異様な倦怠感と不快感…………

 

 

 

『俺ん中の建御名方はもうブッ壊れててよ』

『神性がか? そんな事ある?』

『建御雷に敗れ、天照大神に服従したと風潮された屈辱。故郷を追われ、諏訪に封じられた怒り。そして土着のまつろわぬ神と合一した事で得た祟り神の側面……力だけは達者だが、存在するだけで呪いを振りまく』

 

 指を一つ一つ折りながら、男は自らの狂気を説く。

 

『とんだ邪神じゃのう……荒神とはよく言ったモンじゃ』

『んで、アンタに話した理由でもあるんだ。道半ば、俺の意識が完全に呑まれたそん時は、アンタが俺を殺せ』

『簡単に言ってくれるのう……』

『やらなきゃ多分、誰も彼も巻き込んじまうからな……多分アンタにしか出来ない』

 

 

 

「これは奴の頼みよ、介錯してやるのが情けってモノじゃ」

「…………」

「死ぬべきとこで死ねぬは苦しい事よ……分かってやれ、マスター」

「……そんなの、嫌ノブ!!!」

「うわっ……まだ居ったのかお主ら!」

「皆で揃ってないと寂しいノブ! 皆で居るから楽しいのに……そんなの嫌ノブよ!!!」

「ノブ!」「ノッブ……!」「ノブノブ」

 

 引き金を引く刹那、わらわらと信長に飛びかかってそれを制止するナマモノ達。

 信長より出でて信長よりもずっと純粋なちびノブ達には、その考えが理解出来ない。

 自死を選ぶような事も、仲間に武器を向ける事もまるで分からないのだ。

 

「ッアアア"…………!!!」

「あっ、クソ、逃げられる……!」

「組長〜!!!」

 

 ノブノブノブノッブノブノブ……

 

 ズラズラと数十程のちびノブ達は走り去る秋無を追い、気付けば居なくなってしまう。

 後に残されたのは格好つけたまま銃を構えたモノの不発に終わった信長らのみ。

 

「放っておきましょう、信長公」

「……儂には分からん、理に適ってるなら最短最速__それしか分からんのよ」

「彼らは純粋無垢ゆえに、我々擦れた老人には眩しく見えますよね」

「老人扱いするな、子孫のくせに生意気じゃぞ」

「中身は五十でしょう……私も、腹が据わりましたよ」

「?」

「……民と共に江戸城へ向かいます。そして私は、江戸幕府十五代……徳川最後の将軍として、必ずや江戸城の侍たちの協力を取り付けてみせましょうぞ」

「ほう…………」

 

 信長は嘲るように、しかしながら何処か期待したような面で、自らの子孫を見る。

 生前より、人でなしのような者の声しか届かぬ身であった信長は、今確かに慶喜を捉えた。

 その声に、その心に、確かな狂気と覚悟が宿った証拠である。

 

「面白い、先よりずっと面白うなったのお、お主」

「有難く……そして以蔵殿。恥を忍んでお願い申し上げる」

「あ?」

「幕府への怨恨、憤怒、憎悪……その全て、真に正しいモノかもしれない。しかし、しかしどうかこの一時だけはお忘れ頂けないだろうか……! 私は心から……どうしてもこの江戸を、民を守りたい! 故にどうかお頼み申す!!!」

「…………」

「…………」

「…………ハッ」

 

 地に伏して頭を下げる慶喜を、以蔵は笑う、

 嘲りはない、怒りさえもない。

 

「ほうら、ヘバっとらんで。お主らも見んか、将軍サマが儂らに頭ァ下げちょる」

「あの珍妙なのの中に混ざってたのか……」

「道理で幕府のヤツらが死体を見つけられん筈よ……」

「……もう、ええじゃろ? この期に及んで、これ以上を求める者は居るか?」

 

 その問いに、誰も答えはしない。

 思いはある、然しながら。

 一度は日ノ本の頂に立った者の土下座である。

 士農工商、その生まれこそ様々な志士どもは、然し志は侍ならば。

 それ以上など、望みようもないのだ。

 何よりと、男一人が涙を流し、心から頼んできているのだ。

 

 日ノ本男子たる者、断りの言葉など存在しない。

 

「……これが儂らの総意じゃき、徳川将軍。アンタはアンタの為すべきを為せ」

「……! ありがとう、必ずや幕臣たちを説得してみせると約束する……そしてカルデアの方」

「はい」

「道中は我々が必ず守る、だからその時には迷わず行って欲しい」

「雑魚どもに易々とやられる程ヤワな奴ァ居らん、おまんらは好きに暴れろ」

「慶喜さん……以蔵さん……分かった、ありがとう!」

 

 ヨシノッブと以蔵、幕府と志士による奇跡の呉越同舟……

 尤も、慶喜公が幕臣らを説き伏せる事が出来るかが問題ではあるのだが。

 

「……上手くいったとして、それでも兵が足るとは思わんが」

「案外、何とかなるんじゃないかしら。彼次第かしらね」

「……秋無の奴か? 最早使い物にならんように思えたが」

「アレは百折不撓の化け物よ、あの程度で折れるハズがない」

 

 異常なまでのお人好し、それでいながら決して折れない強い覚悟。

 遍く敵を容赦なく虐殺し、身内にはどうも甘過ぎる理想主義者。

 綺麗事だけを好み、それを実現してしまうような男だ。

 

 この程度で本当に膝を折るなら、苦労しなかっただろうに。

 困難だと理解しても、諦めない意地汚さが商人の強さなのだと。

 

 

 

 




建御名方(壊)

天津神に破れた建御名方が諏訪の地に封じられ、その存在も貶められた成れの果て。
山積した醜聞と嘲笑は、いつしか彼はまつろわぬ神として歪めてしまった。
天の神を、日輪を呪う彼の怒りに果てはない。

味方でもエネミー回は欲しいよねって話。最近の鯖はそうでもない気もするけど。
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