【完結】夢見る癒して   作:万歳!

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しょうかんに関しては戦闘中にしか使えないため、ためがいるのと、維持MPがかかることにしています。じゃないとストーリーが無法地帯になってしまうので……


第30話 成長

 そのまま、この場はテンとソラが一方的に叱られ、泣いて終わる――正直、ボクはそうなると思っていた。けれど、現実は違った。

 

 テンとソラは、引き下がらなかった。

 

 小さな体で、必死に、必死に踏みとどまっていた。

 

「パパスおじいちゃん!!」

 

 テンが一歩前に出る。その足取りは震えていたけれど、声は大きかった。

 

「お父さんは六歳でお化け退治をやったんでしょ!!」

 

 夜の中庭に、その声が響く。

 

「今のボクたちと、二歳しか変わらない!!」

 

 拳を握りしめ、涙をこらえながら叫ぶ。

 

「だったら!! 僕たちも、お父さんたちを助ける旅に行ってもいいじゃないか!!」

 

「おじいさま!」

 

 今度はソラだった。

 

 テンの隣に並び、胸に手を当てて、必死に言葉を紡ぐ。

 

「私は、テンと違って勇者じゃありません!」

 

 一瞬、視線を伏せてから、顔を上げる。

 

「それでも……それでも、お母さんたちを思う気持ちはテンと一緒です!」

 

 小さな手を握りしめる。

 

「もう、メラミだって使えるんです! 連れて行ってください!!」

 

 二人の声は、泣き声に近かった。

 

 ただの駄々じゃない。

 

 抑えきれない感情が、溢れ出している。

 

 ――お父さんと、お母さんに会いたい。

 

 ――一緒にいたい。

 

 ――守られるだけじゃ、嫌だ。

 

 その想いが、空気を震わせていた。パパスさんは、深く息を吸った。その背中が、少しだけ小さく見えた。

 

「……テン、ソラ」

 

 声は、さっきよりも静かだった。

 

「私だって、お前たちを旅に連れて行ってあげたい」

 

「「なら!!」」

 

 二人の声が重なる。

 

 だが、次の言葉は重かった。

 

「だが……私は、息子を守れなかった」

 

 その一言で、場の空気が凍る。

 

「リュカに……お前たちを守ってくれと託されたのだ」

 

 視線が、二人の頭上を越え、遠くを見る。

 

「何より――」

 

 パパスさんは、ゆっくりと言った。

 

「お前たちは、お前たちのために亡くなった多くの者たちの行いを……無意味にするつもりか?」

 

 沈黙。

 

 テンが、唇を噛んだ。

 

「……おじいちゃんは」

 

 声が、少し低くなる。

 

「僕たちに、ずっと守られていろって言うの?」

 

「成人するまではな」

 

「だったら!」

 

 テンが叫ぶ。

 

「遅いか早いかだけじゃないか!!」

 

 そこからは、子どもだった。

 

 テンは地団駄を踏み、ソラは頬をぷくっと膨らませる。

 

 怒りと悔しさと悲しさが、ごちゃ混ぜになっている。

 

 ピエールはどう声をかけていいかわからず、おろおろしている。

 

 プックルは尻尾を垂らし、心配そうに見守っている。

 

 ジュエルは相変わらず微笑んでいるが、その目は真剣だ。

 

 ロッキーは小さな声で「ダメ! ダメ!」と繰り返している。

 

 ……長引くな、これは。そう思ったところで、救援が入った。

 

「テン、ソラ」

 

 ダンカンさんが前に出る。

 

「冒険は、本当に危険なんだ。お願いだ、諦めておくれ」

 

 続いて、もう一人の年配者、マグダレーナ。

 

「旦那様の言う通りさ」

 

 腰を曲げたその人は、静かに言った。

 

「私たちは戦う力もない、ただの年寄りさ」

 

 テンとソラを見る。そのまなざしは柔らかかった。

 

「だけど、パパスたちは違う。歴戦の勇士だ」

 

 優しく、しかし強く。

 

「そんな人たちが行くなって言ってるんだ。聞き分けてくれないかい?」

 

「やだやだやだやだ!!」

 

 テンが首を振る。

 

 その瞬間だった。

 

「何より!!」

 

 テンの声が、ぴたりと止まった空気を裂いた。

 

「僕たちの代わりに、大勢が亡くなったんだ!!」

 

 全員が息を呑む。

 

「なら……なら、その人たちに誇れるようになりたい!!」

 

 ソラが、静かに続ける。

 

「私たちは、何もできなかった」

 

 小さな声。

 

「でも……今は違うって、証明したいの」

 

 二人は、揃って頭を下げた。

 

「お願いします」

 

「何より……」

 

 テンが顔を上げる。

 

「父さんと母さんが、誇れる子供になりたい!!」

 

 拳を握る。

 

「そのためには……守られてばっかりじゃ、だめだと思う!」

 

 その瞳を見た瞬間、胸が締めつけられた。

 

 揺れている。

 

 怖い。

 

 それでも、進もうとしている。

 

 ――リュカの目だ。

 

 覚悟を決めた時の、あの目。

 

 パパスさんも、ピエールも、ダンカンさんたちも、誰一人として言葉を出せなかった。沈黙の中、パパスさんが大きく息を吐いた。

 

「ふぅ……」

 

 頭を掻く。

 

「その頑固さは……誰に似たんだか」

 

 そして、ボクを見る。パパスさんの中では答えは出ているんだろう。ボクに間違っていないかの確認をしたいのだ。

 

「ホイミン。お前は、どう思う?」

 

 ボクは少し考えてから、正直に言った。

 

「……消極的にだけど、連れていくべきだと思う」

 

 全員がこちらを見る。テンとソラは目を輝かせ始めた。

 

「でないと……パパスさんがいないときに家出しそう。ボクの目を盗んで。それならボクとパパスさんが一緒にテンとソラを連れて旅立った方がいいと思う」

 

 パパスさんはその言葉に苦笑した。

 

「そう、だな」

 

 テンとソラに向き直る。

 

「私たちの言うことを、絶対に従うと誓えるか?」

 

 二人で顔を見合わせて笑顔で言った。

 

「「誓います!!」」

 

「なら――」

 

 パパスさんは、決断した。

 

「一週間後に旅に出るぞ」

 

 二人の顔が、一気に輝く。

 

「王子と王女としてではない」

 

 真剣な声。

 

「旅人に扮してだ」

 

 テンとソラは、満面の笑みを浮かべた。

 

 ……負けたな。

 

 ボクは、そう思った。

 

☆ ☆ ☆

 

 夜中、城は深い静寂に包まれていた。

 

 昼間の喧騒や、テンとソラの声が嘘のように消え、石造りの回廊には、たいまつの揺れる炎と、遠くで鳴く夜鳥の声だけが残っている。

 

 ボクは城壁の外周を一周したあと、そのまま地下牢へと向かった。

 

 足音を殺す必要はない。ここにいる者たちは皆、兵士か囚人だ。だが、それでも自然と慎重になる。地下へ降りる石段は、ひんやりと湿り気を帯び、空気は重く、鉄と土の匂いが混じっていた。

 

 カデシュの牢の前に立つ。格子越しに見える彼の姿は、昼に見た時よりもいっそう痩せ細って見えた。薄い毛布に包まれ、壁にもたれて眠っている――はずだった。

 

 ボクが一歩近づいた瞬間、彼はぴくりと反応し、鋭く目を開けた。

 

「……何の用だ、モンスター?」

 

 低い声。だが、意識ははっきりしている。さすがだと思う。これだけ消耗していても、警戒心が鈍っていない。

 

「ちょっと君と話したくてね」

 

 できるだけ穏やかに、いつもの調子で答える。

 

「ふん。私に用はない」

 

「なら、勝手にしゃべらせてもらうよ」

 

 ボクは格子に手をかけ、彼を正面から見た。

 

「胸の傷……治療したくない?」

 

 一瞬、空気が張り詰めた。

 

 カデシュの眉がわずかに動く。

 

「……なに?」

 

「ボクは回復呪文ベホマを使える」

 

 淡々と続ける。

 

「でも、君の傷はもう病気になっている。普通のベホマじゃ治らない。でもね悪くなった部分を切り取って、ベホマをかければ……治療できる。今の状態から万全の状態になれる。」

 

 沈黙。

 

 彼の呼吸が、ほんのわずかに乱れたのを、ボクは見逃さなかった。

 

「……何が目的だ?」

 

「正直に言うよ」

 

 ボクは一度、息を吸った。

 

「ボクは、パパスさんとスライムナイトのピエール、三人で大魔王を打倒しようと考えていた」

 

 カデシュの目が細くなる。

 

「でも、バランスを考えれば……後一人は仲間が欲しい。それも魔法使いが」

 

 そして、視線を逸らさずに言う。

 

「君の目的は、国を滅ぼしたモンスターへの復讐だろう?」

 

「……」

 

「パーティーを組むなら、万全の状態になってもらいたい」

 

 彼は黙ったままだった。

 

 だが、その沈黙は拒絶ではない。

 

「君は、その傷のせいで、中級以上の魔法をほとんど使えない」

 

 胸の辺りを指し示す。

 

「魔力の流れを見れば分かる。ここで滞っている。逆に言えばそれさえなければ上級呪文も使えるはずだ」

 

 ボクは、自分でも驚くほど冷静だった。

 

「ボクはね、ほとんどの上級呪文を唱えられる。だから分かるんだ」

 

「……」

 

「君を治療して、上級呪文を使えるようになってほしい」

 

 はっきりと、目的を告げる。

 

「大魔王と戦うために」

 

 一拍置いて、続ける。

 

「そして――子どもたちを、戦いに駆り出さないために」

 

「……甘いな」

 

 カデシュが鼻で笑う。

 

「ボクは、大魔王呼ばれる者たちと何度も戦ってきた」

 

 その笑いを、否定しない。

 

「子どもが傷つくのを見るのは……イヤだ」

 

 思わず、声が低くなる。

 

「特に、テンとソラが傷つくのは」

 

 胸の奥が、きゅっと締めつけられる。

 

「二人の親から、託されたからね」

 

 しばらくの沈黙の後、ボクは具体的な話に入った。

 

「明日になれば、君は亡国ストロスの王子として、貴族待遇でこの国に迎えられる」

 

 彼の目が、わずかに見開かれる。

 

「まずは、テンとソラが旅に慣れるために、サラボナへ向かう。その後、ラインハットに行き、軍船を借りる。その時――君に、ストロス国へ案内してもらう」

 

「……」

 

 沈黙がいたい。

 

「お前は、私が魔法を使えるようになって、お前を襲うとは思わないのか?」

 

 ようやく出た疑問だった。

 

「思わないよ」

 

 即答だった。

 

「そう言っている時点で、襲う気がないのは分かる」

 

 格子越しに、彼の目を見る。

 

「それに目を見れば分かる。今の君は、憎しみに囚われている。でも、それだけじゃない」

 

 静かに告げる。

 

「優しい心を持っている。そうじゃなければ……家族の復讐なんて、考えない」

 

 カデシュは、しばらく俯いていた。

 

 やがて、低い声で言った。

 

「……いいだろう」

 

 顔を上げる。

 

「お前の治療の申し出、受けよう。万全の状態で、大魔王を倒すために。これは……契約だ」

 

「契約成立だね」

 

 ボクは、少しだけ笑った。

 

「一つ、言い忘れてたけど」

 

 真剣な顔に戻る。

 

「患部を切り取るから……死ぬほど痛いよ?」

 

「ふん」

 

 彼は、わずかに口角を上げた。

 

「父上や母上、故郷の者たちが死んだことに比べれば……些細な痛みだ」

 

 その言葉に、ボクは目を見張った。

 

 ――彼も、王子だった。

 

 もし、ボクやパパスさんがいなければ。

 

 もし、支える者がいなければ。

 

 テンも、復讐に囚われていた可能性はある。

 

 ……いや。

 

 リュカの子だ。

 

 たとえ一人でも、きっと違う道を選ぶ。そう信じる。

 

「じゃあ……今から治療するけど」

 

 気持ちを切り替える。

 

「治療前に、言っておきたいことはある?」

 

「一つだけ聞かせろ」

 

 カデシュが言う。

 

「腕はいいんだろうな?」

 

「安心して」

 

 ボクは淡々と答えた。

 

「腹をナイフで開いて、腫瘍を摘出したこともある。ラインハットの国王陛下のね」

 

「……分かった」

 

 彼は目を閉じた。

 

「始めろ」

 

「……じゃあ」

 

 ボクは静かに呪文を紡ぐ。

 

「ラリホーマ」

 

 カデシュの呼吸が、ゆっくりと深くなり、意識が眠りへ落ちていく。

 

 それを確認してから、ボクはナイフを取り出した。

 

 ――これは、治療だ。

 

 そして、戦いの準備だ。

 

 すべては、子どもたちを守るために。

 

☆ ☆ ☆

 

 そしてボクたちは、港町シューペリーにやってきた。

 

 潮の匂いが風に乗って鼻をくすぐり、遠くからは波が岸壁に当たる低い音が聞こえる。石畳の通りは活気に満ち、行き交う人々の声、荷を積み下ろす船乗りたちの掛け声、屋台から漂う香ばしい匂いが混ざり合っていた。

 

 テンとソラは、そのすべてが珍しいらしい。

 

 目を輝かせながら、港に並ぶ船を指さし、見慣れぬ異国の装束を着た商人に視線を奪われ、笑い声を上げて走り出しそうになるのを、かろうじて我慢している。

 

 初めての冒険。

 

 初めて見る、城の外の世界。

 

 ……いや、本当は。

 

 グランバニア城から一歩も出さず、危険から遠ざけてきたのは、ボクたち大人の判断だった。

 

 テンとソラの笑顔を見るたび、胸の奥がちくりと痛む。もしかしたら――いや、きっと。ボクたちは、間違っていたのかもしれない。

 

 やれやれ。

 

 リュカに託されたのに……失敗だらけだ。

 

 ボクたちは少し距離を取り、後ろからテンとソラを眺めていた。前を歩いているのはプックルだけだ。二人の足取りに合わせ、時折振り返っては尻尾を振っている。

 

 なら安心だ。

 

 ロッキーとジュエルは城でお留守番。

 

 今この街にいる仲間たちは、最低限のメンバーだ。

 

「ふっ、やはり孫が笑顔なのは嬉しいな」

 

 パパスさんが、目尻を下げて言った。その声には、王としてではなく、祖父としての柔らかさが滲んでいる。

 

「……あなたに同意するのは屈辱ですが……」

 

 隣で腕を組んだピエールが、少しだけ視線を逸らしながら続けた。

 

「テン様もソラ様も……笑顔であってほしい」

 

 まだパパスさんへの敵愾心は消えていない。けれど、それはもう、刃のような鋭さを持つものではなく、習慣のような、名残のような感情になっていた。

 

 それよりも――。

 

 後ろで、ひときわ厳しい表情を浮かべている男がいる。

 

 カデシュだ。

 

 子どもたちが立ち止まり、屋台を覗くたび、彼の眉間に皺が寄る。遊戯など無駄だ、さっさと先へ進むべきだ――そんな焦りが、背中越しにも伝わってきた。

 

 その気持ちが、この場で一番わかるのは、きっとパパスさんだ。

 

 マーサさんを救いたい。

 

 一刻も早く。

 

 だけど――焦れば失敗する。

 

 それを、ボクたちはリュカの時に、嫌というほど思い知らされた。

 

 同じ失敗は、踏まない。

 

 テンとソラが、屋台の前で立ち止まった。色とりどりの菓子が並び、甘い香りが漂っている。二人は相談しながら、小さなお財布を取り出した。

 

 お小遣いでお菓子を買う。それだけのことなのに、二人の顔は誇らしげで、楽しそうで――眩しかった。

 

 だが、そこに。

 

「……くれ」

 

 細い声が割り込んだ。

 

 振り向くと、痩せた少女が立っていた。

 

 年はテンたちと、そう変わらないだろう。服は擦り切れ、髪は乱れ、目だけがぎらりと光っている。

 

 恐らく――孤児。

 

 テンは一瞬、驚いたように目を見開き、それからすぐに微笑んだ。

 

「いいよ」

 

 迷いなく、お菓子を差し出す。

 

「それだけじゃ足りないよね? 一緒にご飯も食べる?」

 

 ボクとパパスさんは、思わず顔を見合わせた。

 

 これだけで十分だ。

 

 テンとソラをこの旅に連れてきた意味が、確かにあった。

 

 生まれながらの王族。

 

 リュカと違い、放浪の旅もしていない。

 

 だからこそ――

 

 貧困を、まだ知らない。

 

 いや。

 

 正確には、初めて目にしたのだ。

 

 少女は、テンの差し出した手を一瞬見つめた。その目に、躊躇と、諦めと、生への執着が混じる。

 

 次の瞬間。

 

 少女はテンの財布をひったくった。中身を素早く確認し、必要な分だけ抜き取ると、人混みに紛れて走り去っていった。

 

「……」

 

 テンは呆然と、その背中を見つめていた。

 

「ねぇ、おじいちゃん」

 

 不安そうな声。

 

「僕……何か悪いことしちゃったかな?」

 

 振り返ったテンの瞳は、泣きそうだった。

 

「怒ってたみたいだけど……」

 

 パパスさんは、少しだけ黙った後、静かに言った。

 

「テン。今は、まだ分からなくてもいい」

 

 低く、しかし確かな声で。

 

「だが……お前は、いずれ理解しなければならない」

 

「ふーん……」

 

 テンは少し考え込み、そして顔を上げた。

 

「そうなんだ! じゃあ、ちょっと追いかけてくる!!」

 

「行こう、ソラ、プックル!!」

 

「あっ、待ってよ、テン!」

 

 小さな足音が、石畳に弾ける。

 

「ホイミン」

 

 パパスさんが、低く呼んだ。

 

「船の手配をしておく。二人を頼んだ」

 

「分かったよ、パパスさん」

 

 頷き、そして一つ、尋ねる。

 

「それで……教えていいの? 彼女が、どうしてあんな行動に出るのか」

 

 パパスさんは、少しだけ目を伏せた。

 

「……テンとソラが疑問に思ったら、教えてあげてくれ。気づかないのであれば……そのままでいい」

 

 ボクは、小さく息を吐いた。

 

 世界は、優しくない。

 

 でも――知る順番は、選んでもいい。

 

 ボクは二人の背中を追いながら、そう信じることにした。




大臣さんとサンチョさんは、4歳の王子様を旅に連れて行ったパパスさんに全力で怒っていい。サンチョさんは置いて行かれたことに。大臣さんは現状唯一の跡継ぎを連れ出したことに('ω')
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