レダと同士たちVS褪せ人&ティエリエ&アンスバッハ&血の貴族ナタンwith……   作:風袮悠介

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最終回です。難産でした。


なんだったんだよお前ら!?

 三週目。

 なんかもう慣れてしまった褪せ人はさっさとラニの王様となりました。

 以下省略が酷い? うるせぇ! それよりも大きな問題があるんだ!

 

 謎の人物が増えたことだ。

 

 近衛って誰だよ……一週目でも二週目でも見ない奴だぞ!?

 なんだったんだよあいつ!? どこにいた奴だよ、知らんぞ!!

 ナタンとゴールドくらいに謎だったぞ!

 

 褪せ人は嘆き、叫び、ラニに慰めてもらった。

 そしてラニと誓った。

 

「よくわからんが、我が王よ。ここまで来たら、やりきらないか?」

 

 何を? と褪せ人が聞くと、ラニは決意を固めた目で言った。

 

「あの男たちの正体を暴くことだ」

 

 やる! と褪せ人は返事した。

 

 そこから褪せ人は行動した。

 まずはナタンだ。血の貴族ナタン。あいつの正体を探る。モーグに聞いてみよう。

 次にゴールドだ。どうもフィアと因縁があるようだ。調べる価値はあるだろう。

 最後に近衛。これに関しては血の指の狩人ユラに聞いてみるか。なんか雰囲気は似てる……気がする……かも。上手くすればナタンのことを聞けるかも。あと翁もいたな。

 

 調査開始。

 まずはモーグをしばいた褪せ人。最後の一撃を加える前に聞いてみる。

 

 ナタンって知ってる? と。

 奴を知ってるならば、我らは戦う必要はなかったな、と言って塵になって消えた。

 

 え? そんな重要人物だったのかちょっと待て!! と言う前にモーグ撃破からの大ルーン所得。くそう!

 しかしこれで一つわかったことがある。確かにナタンはモーグの関係者である、と。

 ニーヒル野郎に詳しく聞けなかったのは痛かったが、他にも知ってる奴がいるかもしれない。

 じゃあなんでアンスバッハは知らなかったんだよ? という思いが過るが気にしない。

 お偉いさんしか知らない話だって、世の中にはあるのだ。エルデンリングが壊れたから世の中めちゃくちゃだけど。

 

 次にフィアだ。しかし、ゴールドのことを馬鹿正直に聞いても答えてはくれない。

 こういうのはフラグ管理が大切だ。下手は打てん。

 

 とりあえずフィアイベントを進め、ゴッドウィンのところまで行く。

 そこで修復ルーンを受け取り、彼女が思う世界の在り方を聞いておいた。

 そこまで仲良くなって、恐る恐る聞くことにしたのだ。

 

 以下省略)ゴールドって知ってる? と。

 ……あなたになら、話してもいいでしょう、と言われた。

 

 ようやくあいつの正体がわかるのか! と褪せ人は涙を流した。

 わけもわからぬまま味方面して現れ、何故か戦闘面で大活躍し、謎の情報を述べて消えた、あの男のことが少しわかる!

 それだけでも、褪せ人は望陀の涙を流すほどに感動したのだ。

 フィアは戸惑いながらも話始めた。

 

 ゴールドはゴッドウィンのかつての親友であり、フォルサクスを取り合ったように見えて実はゴッドウィンに懸想していた男らしい。

 おっとびーえるか? とラニが興奮したがステイステイ。

 

 日食と月食ってなに? と褪せ人が聞くと、フィアは難しそうな顔をして答えようとした。

 

 日食とは――。

 

「ふん!!」

 

 ここで乱入者、Dの登場である。なんとDはフィアを切りつけ、一撃で絶命させてしまったではないか!

 高笑いするDをグレートソードジャンプ大攻撃の一撃で倒した褪せ人は、膝から崩れ落ちて悲嘆した。

 またしても情報が途絶えてしまった……しかしわかったことがある。ゴッドウィンとゴールドは親友であり、フォルサクスとの三角関係だがびーえるであったと。

 

 ややこしいな。

 

 しかしここで悩む褪せ人。少しはわかったが、この調子だと近衛三郎右衛門についての情報も中途半端になる可能性が高い。

 となれば、覚悟を決めるしかない。

 

 そう、レダたちとの戦いで、全員集合させて問い詰めるんだ!!

 

 

 

 

 

 再び(以下略

 

 レダたちと対面した褪せ人は、なんとなく確信があった。

 今度こそ、今度こそ謎が解けるのだと。

 

「血の貴族、ナタン。ここに」

 

 来た! と褪せ人は歓喜した。振り返ればナタンと共に、一人の男が現れた。

 

「(以下略ゴールド(以下略だ。(以下略」

 

 なんかよくわからん口上も並べている!

 レダたちが困惑しているしアンスバッハとティエリエも困惑してるが、褪せ人には関係ない!

 ここで全ての謎が――と思ったら、レダたちの後ろから(以下略三郎右衛門も現れた!

 いいぞ、いいぞ! と褪せ人歓喜。レダが顔を赤くしてなんか惚気ているが関係ない!

 これで全ての謎が――。

 

「待たせたな、戦友」

 

 ん? なんだこの轟音? なんだこの変な声? と褪せ人が見上げると、なんとそこには巨大な鎧が火を吹きながら降りてくるではないか!!

 なんだなんだ!? と皆で困惑していると、なんとその巨大な機械の鎧は褪せ人の隣に降りた。

 すっげぇ土煙に咳き込む褪せ人に、巨大な鎧の兜が褪せ人の方へ向くではないか。

 

「まさかこんなところで出会うとはな……これも巡り合わせだ。ともに壁越えといこうじゃないか。そして神の門を越えよう」

 

 なんのこっちゃ!? なんだこの鎧!? 褪せ人、困惑するしかない。

 ゴールド、ナタン、三郎右衛門も褪せ人の方を見て、誰だこいつ説明しろ、という顔をしている。

 

 知らない知らない! こんな鎧知らない!

 

 褪せ人、絶叫しながら弁明したいが、土煙が口の中に入ってジャリジャリで喋れない。仕方ないね。水で口をゆすがないと喋れんよ。

 

「戦友、いやここはルビコンの解放者と呼ぶべきかな」

「褪せ人殿、ルビコンとは……?」

 

 知らんよそんなもん! それより水をちょうだい、アンスバッハ。

 ジェスチャーで知らせたいが、残念。水をちょうだいなんてジェスチャーがない。身振り手振りしてもなかなか伝わらない。糞がっ。

 

 だが、そこに襲いかかるなんか赤い光線!

 一瞬で鎧を飲み込み、凄い大爆発を起こした。吹き飛ばされる褪せ人たちだった。

 部屋の隅まで吹っ飛ばされた褪せ人がなんとか立ち上がり見上げると、そこにはさっきとは違う赤い鎧がいた。腕のなんか凄い武器がガチャガチャ動いている。

 

「621……そこにいるのは、お前なのかっぁああああ!?」

 

 が、鎧がなんか蹴っ飛ばされたように不自然な体勢で、頭から地面に落ちた。

 また大爆発した。

 地面に這いつくばって耐える褪せ人が見たのは、上の方でこちらを皮肉な笑みで見つめるパッチだった。

 

 大きさが違うのにどうやって蹴っ飛ばしたんだお前ちょっと待て帰ろうとするな!!

 

「これでコーラルとデモンズソウルはオレのものだ……」

 

 待った待った何を言ってる!?

 説明して帰れパッチぃぃぃいいいいい!!

 

 絶叫する褪せ人を余所に、散々爆発して大爆発して、なんか爆発を繰り返したここは荒れ果てていた。レダたちもアンスバッハも呻きながら倒れていた。

 ゴールドたちは事切れていた。

 

 そらそうよ。

 

 爆発に巻き込まれたら普通は死ぬんだ。

 しかしこれで謎は謎のままだ……畜生! と褪せ人は地面を殴りつけて悔しがった。

 

 だが、ここで不思議なことが起こった

 殴りつけた地面がなんかうねっている。うねりは部屋の中央部まで浸透し、そこにはなんか焚き火が出てきた。すぃ、と透明の術を解かれたように現れたのだ。

 そこにはなんかねじくれた剣。そして、体の各所を燃やした鎧をまとった巨大な体躯の人物。

 

 あ、あれはこれ以上顕現させちゃダメな奴。

 

 褪せ人は一瞬で理解して暗月の大剣を抜き放つ。

 襲いかかろうとしたら、なんか横合いから蹴り飛ばされた。

 

 倒れて呻く褪せ人の顔を、誰かが踏んだ。動けない、ちくしょう、糞野郎足をどけろ!!

 

 褪せ人は心の中で絶叫するものの、その人物は足をどけると炎をまとった鎧に向けて歩みだす。

 なんかバトルを始め出したのだけど、最終的に踏んできた糞野郎が勝ち、なんか燃えて消えた。

 

 よくわからんうちに、全てが始まり全てが終わった……そんな印象が強い……。

 

 褪せ人、周囲を見る。誰も彼もが倒れて傷ついていた。レダたちなんて全滅してた。近衛も死んでた。

 謎は何も解明できないままだった……。

 

 仕方が無いので再びミケラ戦に挑む褪せ人。

 その門の前で、思わず叫んでしまった。

 

「なんだったんだよお前ら!?」

 

 結局、フロムの謎は謎のままで終わるんだ。

 仕方が無いんだ。そういうものなんだ。




これにて終幕です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。

あいつら誰だったんだって?
作者が知りたいよ!!!!!!!!
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