ブルアカ転生記譚 作:背教者
今話はアヤメ→掲示板→アヤメと視点が変わります
レイトとニヤがシャーレを去った後、私は猫又の怪異を抱きながら先生にシャーレの案内をしてもらった。
途中で食堂に寄って食事を取りつつ先生が保護した生徒や先生の警護のために常駐しているSRT生徒達とも挨拶も交わした。
そうして案内が終わったのだが、とにかく施設が多い。
ざっくりとオフィス区と居住区に分かれてこそいるが、一つの学園が有する機能をシャーレビル一つに詰め込んでいると考えれば分からなくもないが……
「居住区にコンビニやゲームセンターがあるのは流石に予想外だった」
”コンビニは企業オフィスとかだと珍しくないよ。ゲームセンターは……まあ、気持ちは分かる”
私の感想に、先導している大人の女性――先生が苦笑する。
シャーレの先生。
大人でありながら、生徒のためにと動く奇特な人。
私が自分の事でいっぱいいっぱいだったというのもあって、百鬼夜行の一件でも実はあんまり話せてないからどういう人柄か微妙に測りかねている。
悪い人じゃない、むしろ良い人なのは久田イズナの夢を応援すると宣言したところからも分かるのだけど。
ちら、と視線を上に向ける。
―――やっぱり無いよねぇ、ヘイロー。
綺麗な茶髪の頭の上に何かがある感じはしない。
私達も互いのヘイローをハッキリ見える訳じゃないけど、そこにあるかどうかは分かる。そして先生にはある時の感じが無い。
だが―――竜気の魔眼を介すると、別のものが見える。
クズノハ曰く神秘とも言うらしい竜気が見えるこの眼では、先生の胸のあたりを靄のようなものが疎らに覆っているように見えていた。
覆うと言ってもヘルメットのようにカッチリではなく、流してないシャンプーの泡のように疎らな感じだ。
これが生徒だとそんな疎らさは無い。皆、もっとカッチリと全身を白い靄が覆っている。
眼帯を外して魔眼で先生を見たのは『百鬼夜行計画』の時だけだったし、疎らだったからかその時は気付かなかった。
それに―――
―――ここにいる子達にも似たようなのがあるんだよねぇ……
それは、さっき食堂で挨拶を交わした『保護観察の浮浪児たち』は生徒達のこと。
学籍こそ無いが、ヘイローを持ってる子供である。
そのためかカッチリと全身を覆う靄があったのだけど、胸の部分には更に上から覆うような靄が疎らに散見された。
先生の指揮を受けたから、ではない筈だ。
それならナグサ達や修行部、お祭り運営委員会の子達にも見られないとおかしな話になる。
影響を長く受けたら見られるのだろうか? 株分けみたいに。
”アヤメ? どうかした?”
考え込んでいると、先生の呼ぶ声が耳朶を打った。
はっとして意識を向ければいつのまにかオフィスの仮眠室まで戻っているようだった。無意識のまま付いていっていたらしい。
そしてそのまま動かなくなった私を見て、訝しんだようだった。
”なにか分からない事とか、困った事とかあるなら言って欲しいな”
「うーん……気持ちは有難いんだけど、魔眼に関する事だから先生にも多分分からないと思う」
真相はどうあれ、多分竜気の魔眼を持つ私にしか見えていないものだから困らせるだけと思って遠慮した。
”でも一緒に悩むことは出来るよ。一人だと煮詰まっちゃうし、気分も落ち込むからさ。話してみない?”
「……まあ、それなら」
多分強く拒否すれば引き下がるだろうけど、でも心配させるのもな、と思った私は先生の厚意に甘えることにした。
私が分からなくても先生なら思い当たる事があるかもしれないし。
そうして私は、魔眼で何が見えているのか、それはどういったもものなのかを伝えた。と言ってもよく分かってないから本当に見た事を伝えただけだけど。
”私やあの子達の胸に靄が……うーん……? 私に神秘があるって事になるけど、でも私って皆みたいなヘイローとか無いしなぁ……?”
そして、やはりと言うか先生にも分からないようだった。
”私にも分からないや。ごめんね、アヤメ”
「いあいや、謝られる程の事じゃないから先生は気にしなくてもいいよ」
先生の謝罪に私は苦笑を浮かべた。
まだまだ分からない事ばかりだから仕方ないのだ。
先に考えたように先生の影響を長く受けたら出るものかもだし、その場合でも見えなければ変化には気付けないのだから。
「とりあえず、今夜は仮眠室を借りるね」
”うん。明日にはアヤメの寝室を用意するから。お休み、アヤメ”
「よろしく。先生もお休み」
一先ず他に質問や困った事も無かったので、私は就寝の挨拶をして仮眠室に入った。
それから手早く持ってきていた寝間着に着替え、ベッドに入り、意識を眠りに沈ませた。
300:名無しの転生先生★
以上*1の話を共有するね
百鬼夜行絵巻で猫又の怪異も呼び出してるから可愛がってあげてね
あとシャーレに常駐するようになったアヤメの事も改めてよろしくね。今日はもう仮眠室で寝たから静かにね
301:名無しの転生生徒
>>300
改めて纏められると分かるが情報量多過ぎな
302:名無しの転生生徒
短時間の話し合いでなんでそんなに大量の新事実が出てくるんだよ!!!
びっくりしたわ!?
304:名無しの転生生徒
狐坂事変とか知らん……なにそれ、こわ……(元百花繚乱)
306:名無しの転生生徒
明らかにワカモの生家と思しきところが災厄に見舞われて滅んでて草枯れる
307:名無しの転生生徒
当の推定ワカモは生き残っててしかも卒業してて
原作より社会的立場は圧倒的に良さげなのが何ともはや…
308:名無しの転生生徒
つーかこっちの世界の花鳥風月部ヤバない?
その話がマジなら大量殺戮やってんじゃん
309:名無しの転生生徒
その惨劇に花鳥風月部が関わってる事は流石に驚愕だった
百花繚乱編1章だと未然に防がれただけでやっぱ行くとこまで行こうとはしてたんやろな
310:名無しの転生生徒
シュロガキに親バカしてた感じで緩和されてたけどやろうとしてる事は百鬼夜行の壊滅やからな…
312:名無しの転生生徒
てかあれだ
多分シュロが関わらないコクリコオンリーの奴はガチで危険だよ
313:名無しの転生生徒
思い返せばシュロとアザミ主導のはまだ遊びが感じられたけどコクリコ主導っぽいアヤメ勧誘は遊び無かったな…
勧誘した後にアヤメを黄昏に突き落とした感じの事をナグサ言ってたし…
314:名無しの転生生徒
その『神降ろし』ぜったい神じゃないやつ降ろしてる……
315:名無しの転生生徒
ワカモの元ネタ考えるとロクなものじゃなさそうなんだよな
確か妲己とか九尾の狐とかだろ
316:名無しの転生生徒
>>315
玉藻の前の別名が「若藻」らしいからな
『神降ろし』で妲己か九尾引き寄せて怒りを買って一家呪い死にってのが真実そう……
襲われたらしいレイトと百花繚乱はよく死ななかったな
317:名無しの転生先生★
>>312
ニヤが議事録見たって言ってたし
そもそもニャテ・マサムニェが真実を知らないとはいえ7年前の惨劇って言及してたから一家の変死事件は本当にあったみたい
319:名無しの転生生徒
まあじゃないとワカモらしき生き残った娘がアビドスを卒業したとかの話が出るはず無いもんな……
321:名無しの転生生徒
レイトがホシノ、ユメパイと何かあって原作と変わった事は分かり切ってたけど、まさか百鬼夜行絡みでも変化があったとは思わなんだ
324:名無しの転生生徒
つーかレイトを拾って推定ワカモを引き取った『善良な大人』is誰
326:名無しの転生生徒
俺はレイトが逃げ出した『悪辣な狂信者達』の方が気になるんだけど……
327:名無しの転生生徒
……正直なところ、ブルアカで狂信者って言えば一つなんだよな……
330:名無しの転生生徒
まあ、うん
野良にもヤベー奴らはいるけど狂信者ってなるとね
331:名無しの転生先生★
皆に伝達してる中でも知ってるっぽい反応見たけど
狂信者自体は原作にも居たんだね
332:名無しの転生生徒
>>331
キヴォトスを滅ぼそうとしてるヤベー奴らがいるんすよ
333:名無しの転生先生★
え
336:名無しの転生生徒
念押ししますが冗談じゃなくガチです
並行世界含めてすべてのキヴォトスから生徒を排除しようとしてるガチでヤベー連中がどっかに居るんです
340:名無しの転生生徒
原作だと並行世界の『先生』を始末しようとしたり、紆余曲折あって操ろうとしたりとか……
341:名無しの転生生徒
登場頻度は全然ですし本編世界だと未登場ではある*2んですけど、その存在は度々仄めかされてました
344:名無しの転生生徒
原作情報を簡潔にまとめると以下です
・無名の司祭
話に上がってるキヴォトスを滅ぼそうとしてるヤベー奴ら
キヴォトスの先史文明の生き残り
生徒のことを『忘れられた神』と呼ぶ
・忘れられた神とは
かつて「名もなき神」を奉る無名の司祭と争い、キヴォトスから彼らを放逐した存在
生徒の前世?みたいなもの
詳細は不明
・なぜ司祭なのか
『名もなき神』という存在を信奉しているため
名もなき神は、大地、海、天災と言った太古の昔より存在する「神秘」や「恐怖」とされ、自然を模った形で顕現するとされる存在
太陽は太陽、風は風というように殊更に名前を付けないタイプの宗教の中で唯一崇められてるっぽい?存在
詳細は不明
345:名無しの転生生徒
生徒の前世っぽいのはそれぞれの特徴とかモチーフがそうかなーって感じですね
ハスミが堕天使、ナグサが雪女、キキョウが猫又って感じ
347:名無しの転生生徒
特にこれといって特徴が無くてもまあ八百万の神みたく
数えきれないくらい神がいたって感じで考えればいいかと
350:名無しの転生生徒
正直原作でもそのへん明かされないまま俺ら転生してるからな……
354:名無しの転生生徒
てか今更だけどみんなゲームどの辺で転生してんの?
ちょくちょく聞いてはいるけども
ちなみに俺は4.5周年*3くらい。多分一番後だと思うが
356:名無しの転生生徒
俺3周年*4
なのでアビドス3章知らないのよね
357:名無しの転生生徒
うち4周年ちょい後だからミレニアムのEXPOイベ後だね
通常セイア実装の時
358:名無しの転生生徒
俺は最終編真っ只中に事故死した……
だから俺はこの目であの子がどうなったのかとか転生掲示板のネタバレで知った……
359:名無しの転生生徒
>>358
おお……
363:名無しの転生生徒
>>358
元気出して……
366:名無しの転生生徒
>>358
最終編の顛末を俺らの眼で見に行こうぜ
369:名無しの転生生徒
>>366
モブの俺らじゃ突入組に入れてもらえないんじゃね?
372:名無しの転生生徒
>>369
空気読めよそこはよぉ……
376:名無しの転生先生★
はいはい喧嘩しないでね
378:名無しの転生生徒
はーい
380:名無しの転生生徒
ごめんなさい
382:名無しの転生生徒
>>369
悪かった
385:名無しの転生生徒
>>382
気にせんとって
387:名無しの転生生徒
やさしいせかい……
389:名無しの転生生徒
だね
まあ情緒の無い事言うと喧嘩してる場合じゃないんだけども
390:名無しの転生生徒
それはそう
ほんとにそう
394:名無しの転生生徒
まさかシャーレ始動からほぼ間を置かず無名の司祭の話を聞く事になるとは思わなんだなぁ……
398:名無しの転生生徒
厳密には司祭達かどうかは分からないんだが
まあ十中八九そうだろうな……
400:名無しの転生生徒
レイトにそんな過去があるとは……
401:名無しの転生生徒
てか男のレイトがいる原因もしかしてそれか?
確か外国のフルボイスだと無名の司祭の一団って男女混合だって話じゃん
404:名無しの転生生徒
>>401
あー……そういう……?
405:名無しの転生生徒
ははーんなるほど
男なのに生徒として存在してるのは無名の司祭の一味だったからか
408:名無しの転生生徒
俺らみたいな転生しての異物男子ではなく
マジモンの現地人だったと……?
410:名無しの転生生徒
それはそれでなんでキヴォトスの味方してんのかって話だが
411:名無しの転生生徒
>>410
自分を拾った恩人やアビドスを生きてる人達、後輩の事が大切だからだろ
アリスと同じ理屈なんじゃないか?
413:名無しの転生生徒
あいつアビドス嫌いらしいし適当言ってるんじゃないか?
415:名無しの転生生徒
>>413
適当言うならむしろ逆にアビドス大好きって言いそうなもんだけどな
仮にそう言われてても疑えんぞ?
416:名無しの転生生徒
>>413 >>415
「アビドス大好き」って言われたら「正気か?」とは思うけど
10年間も賞金稼ぎとかで借金返済に貢献してる事実で黙らざるを得ないんだよね
418:名無しの転生生徒
まー正直アビドス(土地)で好きな所あるかって言われたらなぁ…(苦笑)
422:名無しの転生生徒
柴関ラーメンとか原作アビドス生徒とかなんだよな、好きなところ挙げるとしたら
謎の砂漠化、定期的な砂嵐、ビナー君の回遊、厄ネタの数々の埋没、カイザーによる地上げと借金関連とか
挙げれば挙げるほど土地を好きになれない要素ばかりである
423:名無しの転生生徒
俺らは脳内掲示板を介して先生から話聞いちゃったけど
まあ後輩には聞かせられんよなそんな内心……
424:名無しの転生生徒
セリカとアヤネも似た心境じゃないかとは思うが
実際のところアビドスに進学した理由が不明だからな……
本気で土地を愛している可能性もある
426:名無しの転生生徒
実は返済に全然協力してませんでしたーとか当時の生徒会が別の事に使い込んでるとかじゃない限り原作より借金関連はマシになってると思うが…
そもそもの問題である砂漠化や砂嵐はどうにもならんからな
428:名無しの転生先生★
原作知ってる皆も納得するレベルでアビドスの状況って酷いんだ……
431:名無しの転生生徒
本編時点でキヴォトス一の広さを誇る自治区って言われてるのに『アビドスの土地=校舎とその周辺一部しか残ってない』という有様でした
432:名無しの転生生徒
さっき出てた紫関ラーメンとかのお店の土地も全部カイザーが持ってるという地獄
433:名無しの転生生徒
普通に生活したり登校するだけでも実はカイザーの土地に不法侵入してますよというね
435:名無しの転生先生★
えっ、なにそれ
何でそんなことに
436:名無しの転生生徒
お金を用意できなかったから砂漠化して使えない土地を切り売りして凌いでいって徐々に…
438:名無しの転生生徒
だから上で地上げって書かれてたんですね
439:名無しの転生生徒
本来居るホシノが1年の時には多分土地が殆ど売り飛ばされてたっぽいっす
ただホシノ1年当時は生徒会の引継ぎがロクに無くて、そのへんが共有されてなかった
その末に本編で発覚しました
440:名無しの転生先生★
それは酷すぎる……
というか2年間も不法侵入になってるってカイザーは指摘しなかったんだね
443:名無しの転生生徒
>>440
まあそこはちょっと謎なんですけど
アビドスのことを舐め切ってたんじゃないかなと
447:名無しの転生生徒
当時在校生2人、途中でユメパイが亡くなって1人になりましたからね
自然消滅すると見ていちいち言わなかったんだと思います
あと当時のホシおじってキレたら手が付けられないレベルで荒れてたんで正に触らぬ神に祟りなしってやつで放置してたんでしょう
450:名無しの転生生徒
ただ本編開始時点まで持ち堪えたんで不良を雇って攻撃を仕掛け始めて
それへの救援要請の手紙がシャーレに送られてくる……
というのが本来のシャーレの初仕事であり初実績だったんですよね
この世界だとSRT廃校撤廃や防衛室とカイザーの癒着を暴いた事がなってますけど
451:名無しの転生生徒
自治区の問題解決に関しては百鬼夜行が最初になったしな
454:名無しの転生生徒
そんでそこの治安維持組織の元トップ、現No2のアヤメがシャーレに常駐するという
457:名無しの転生生徒
今思うとアヤメの常駐って百鬼夜行によるシャーレの取り込み作戦とかに取られたりしないかな
百鬼夜行計画を唆した花鳥風月部への備えって名目はあるにせよ、そのへんなんか勘繰ってきそう
特にゲヘナとトリニティ
459:名無しの転生生徒
>>457
あーありそう……
462:名無しの転生生徒
とはいえなぁ……
勘繰られたとしても、どうしようもないしな……
実際警戒しなきゃいけないのはガチだし
464:名無しの転生生徒
怪異を倒せるのが百蓮を持つナグサか竜気の魔眼を持つアヤメ、あと先生の怪書の三択というな
468:名無しの転生先生★
百鬼夜行絵巻を使って戦うのはいちおう最終手段だけどね
変に警戒されちゃうのも問題だし
471:名無しの転生生徒
まあそうね
474:名無しの転生生徒
バッテリー切れても先生が無事な確率が上がるってだけでも正直有難い話だ(先生エデン死亡組)
476:名無しの転生生徒
当たり所悪いと死ぬけど俺ら程度じゃネームドをどうにも出来んというクソゲーほんま
477:名無しの転生生徒
俺らのARワンマガジンでちょっとはダメージになったかな?くらいの与ダメに対し、あっちのAR二、三発でこっちは大ダメージ+気絶という理不尽ゲー
フロムを思い出すわ
戦闘職じゃないモモイに負けた時とかかなりメンタルに来た
478:名無しの転生生徒
言うてモモイは勇者パーティのいつメンやからな……
479:名無しの転生生徒
まーこの世界線だとSRTと百鬼夜行最強ないし準最強のアヤメが常駐してるし大丈夫でしょ
エデン条約調印式でもSRTなら護衛に就くのは問題無いだろうし
480:名無しの転生先生★
改めて聞くとキヴォトスって本当に物騒……
というか「死が希薄」とは……?
484:名無しの転生生徒
『死が相当重く扱われてる』ってだけで実は希薄な訳ではないという罠
488:名無しの転生生徒
実は桜花祭も明確に命が危ないイベントではあったのよね
原作だとニャテ・マサムニェは囮作戦で捕まってたと気付かなかったとはいえ先生を始末しようとしてたし
492:名無しの転生生徒
青春物語に力を入れていたからか結構扱いの重さが変わる
まあエデン編はアリウスの事もあってかなりダイレクトではあるんだが
495:名無しの転生生徒
アビドスも1・2章の時点でホシノの死がチラついてたからな……
498:名無しの転生生徒
>>495
そもそもセリカが誘拐された時に殺しをするか否かみたいな会話があった気が
500:名無しの転生生徒
先生に教えておくと
アビドスを襲撃してる不良がセリカを誘拐する事件が原作にあったんすね
原作だとサンクトゥムタワーの通信網とかハッキングしてセリカの携帯端末の位置の情報を得るっていうバレたら始末書物なことをしてツンデレニャンコやアビドス生徒達から信頼を得るって流れがあるんです
ちなみに見つけられなかったら多分砂漠に棄てられて衰弱死してた可能性大
502:名無しの転生先生★
>>500
いま正に聞こうと思ってた事を説明してくれてありがとう
そんな事が……
いや本当に殺伐してる……
506:名無しの転生生徒
まー不良達も明日食う飯に困るから依頼を達成して報酬を得ないといけない訳だからな
手段を選んでられないって側面はある
前にも言ったけど学籍無いと悲惨なのでな……
510:名無しの転生生徒
てか本来ならそろそろその時期なんだが
アビドス大丈夫なんかな?
514:名無しの転生生徒
レイトがいるなら大丈夫なんじゃないか?
推定ワカモがどうしてるか分からんけど
516:大預言者
あの娘ならアビドスを中心に元気に事業を営んどるぞ
レイトも言っておったじゃろ
「――――ッ!?!?!?」
変な明晰夢だなと思いつつ寝ぼけた頭で情報をざーっと眺めていく中に出てきた『大預言者』の情報を認識した瞬間、目が覚めた。
ガバッと布団を跳ねのけて飛び起きる。
「な……なに、今のは……」
嫌な汗がぶわっと噴き出た。
はっ、はっ、と呼吸が乱れ、心臓がばくばくと早鐘を打っていた。
なにか……なにかとんでもないものを、私は見てしまった気がする。
気付いたらいけないものに気付いてしまったような。
認識してしまったら、最後のような。
そんな何かを。
「ど、どうしたら……こんなの、誰に頼れば……」
ガタガタと体が震えた。百花繚乱の羽織を纏い、長銃を握りしめても尚、その震えは止まりそうになかった。
いま自分がいる場所がとても恐ろしいものに思えてならなかった。
その末に、私が取った行動は―――
『―――七稜? こんな時間にどうした』
あの謎の情報の中でも未知として扱われていて、多分仲間じゃなくて、今の時間も起きてそうで、心が強そうな人に電話する事だった。
「れ、レイトさん……変な夢、見ちゃって……」
『変な夢……?』
「わ、私、あんなの見て、どうすればいいか分からなくて……!」
『……ただの夢という訳でもなさそうだ。ゆっくりでいい。話してみろ』
「うん……」
落ち着いた声に少しずつ胸の動悸が収まるのを感じながら、私は明晰夢で何を見たのかを話していった。
SAN値ピンチ!