ブルアカ転生記譚 作:背教者
今話はワカモ視点のみ
2年前、アビドスで何があったのか
ワカモが抱えている罪悪感と決意の原点のお話
AI絵が2枚あります
春、麗らかな時節が訪れた。
他の学校は少し早い桜の芽吹きと共に迎えているだろう新入生の入学式は、ここアビドスでも執り行われていた。
新入生はなんとか二桁。
いずれも表情は明るくない。緊張のそれではあるが―――
嬉しいという感情が見えない子ばかりだった。
教師などとうの昔に居なくなって久しいアビドス高等学校の入学式は、当代の生徒会長の挨拶から程なく終了。
入学式を終え、オリエンテーションも済めば後は解散。
指定登校日を除けば自由登校なのもあるだろう。入学式の後始末が終わった後の校舎は酷く閑散とした雰囲気だった。
「あ、ワカモちゃん居た居た! 探したよ!」
そんな茫洋とした学校に、灰色の景色を切り裂きそうなくらい明るい声が響いた。
呼ぶ声に目を向ければ太陽のように眩い笑顔を浮かべて駆け寄る長い緑髪の先輩の姿が視界に入る。
その後ろには短い桃髪にオッドアイの小柄な一年生の姿も。
「ユメさんに、ホシノさんも。まだ帰られてなかったのですね」
緑髪の先輩は梔子ユメ。
桃髪の後輩は小鳥遊ホシノ。
どちらも私にとってかけがえのない友人達だった。
ユメさんは姉同然の人だ。
百鬼夜行から越して初めての友人であり、信頼できる同性の相手でもある。
借金返済や傭兵稼業でアビドスを空ける事が多いあの方の代わりにあれこれと世話を焼いてくれた方で、私が頭の上がらない一人だった。
ホシノさんは妹同然の子だ。
アビドスの現状を変えたいと純真な心を持ち、それを打開しようとする方向で怒りを燃やす。
その憤りを原動力に、借金返済で長年動いているあの方の下へ会いに来たのが彼女との出会いだった。
かれこれ3年の付き合いになる。
「ワカモ先輩に挨拶しておこうと思いまして」
「あとね、ホシノちゃんも生徒会に所属してくれるって!」
「あら……本当に所属されるのですね」
「信じてなかったんですか!?」
「いえ、信じてはいましたよ? それはそれとして驚きもあるというだけで」
「何ですかそれ……」
むすっとした顔で睨んでくるホシノさんに、私は苦笑を返した。
ユメさんはにこにこと私達を見てるばかりで助け船を出してくれる様子は無い。
「それより、レイト先輩はどこです? あの人にも挨拶をしておきたいんですが」
「ああ、あの方なら片付けを終えてすぐに出られましたよ。帰りは日を跨ぐそうです」
「入学式がある日に仕事を入れてたんですか!? いったいどこからの依頼を……」
「えーと、今日はヴァルキューレだね? 高校デビューでヤンチャする子が多いからって理由で応援に呼ばれたって言ってたよ」
「ユメ先輩も知ってるなら教えてくれてもいいでしょう!」
「ひぃん! そ、そんなに怒らないでよホシノちゃん!」
私に向いていた睨みは、そのままユメさんへ向けられた。
でも険悪な雰囲気は無かった。
ホシノさんが入学し、私は二年へ、そしてユメさんとあの方は三年へと進級した。
この四人全員が生徒会に所属している。
きっとこれからも楽しいと思える日々が続くと、そう感じる一幕だった。
―――当たり前のように思えるそれが、奇跡のものであったと知ったのは数か月後だった。
入学式から程なくして、現行の生徒のほぼ全員が他校へ転校していった。
仕事でレイトさんが席を外している間に挙手投票が行われ、ユメさんに生徒会長の座を押し付けて、アビドスの全責任を投げ捨てた少女達はこの地を去ったのだ。
今のアビドスを諦めず借金返済を頑張っているレイトさん、ユメさん、ホシノさん、そして私にその誘いは無かった。
それから少しずつ、少しずつ何かが狂い始めた。
ユメさんは健気に背負おうとした。
私とホシノさんはそれを支えようとした。
アビドスの現状で手いっぱいだろうと、せめて借金返済の負担はとあの方は一人で背負われた。
生徒が減った事を契機に治安は悪くなり、街の活気も減っていった。
不良を懲らしめ、問題を解決しても、先行きは暗いのは明白。
砂嵐は絶えず来る。
砂漠化は容赦なく進行している。
そうして私達は、入学式を執り行った校舎を捨て、まだ砂漠化の被害が少ない別校舎へと拠点を移した。
それが積もりに積もった末だったのだろう。
きっかけは些細なものだった
天候が荒れ気味だったからか。不良が増えたからか。
前に進めているという達成感が無いからか。
あるいは、夢見た理想とは真逆の方に進んだ瞬間を見てしまったからか。
あらゆる事に憤っていた*1後輩が、我慢の限界を迎えてしまった。
「レイトくん、ワカモちゃん、ホシノちゃん! 見て見て、アビドス砂祭りの昔のポスター! やっと手に入れたんだよ!」
「砂祭りですか? 聞いた事はありますが……随分古いですわね」
「オアシスが枯れて久しいらしいからな。俺達が生まれる前のものだろう」
「そうみたい! オアシスが湖みたいに広がってて素敵だよね! もしなにか奇跡が起きたら、またこの頃みたいに人がたっくさん集まって―――」
「奇跡なんて起きっこないですよ、先輩」
「ほ、ホシノちゃん……?」
「夢物語もいい加減にしてください! こんな砂漠のド真ん中に大勢の人なんて来る筈がない、普通に考えれば分かる事でしょう!?」
「は、はう……」
「ユメ先輩、あなたはアビドスの、私達を引っ張る生徒会長なんですよ! たとえ押し付けられたものだとしてもあなたは受け入れ背負った! そんな人が奇跡だの幸せだの……もう少し、その肩に乗った責任を自覚したらどうなんですか!」
彼女は夢に描いていた理想を信じられなくなっていた。
希望と奇跡を尊ぶ言葉を、受け入れがたくなっていた。
『砂祭りのポスター』という形あるものを破いたのは、それらが体を衝き動かしたからなのだろう。
……気持ちは、痛いほどに分かった。
怒りと哀しみが綯い交ぜになった顔で生徒会室から走り去るホシノさんを、私達は追わなかった。
いま追いかけたところで何を言っても無駄だと分かっていた。
悪いのはユメさんでも、ホシノさんでもないのが問題をややこしくしていたから。
そして、私達四人が集まったのは、この日が最後となった。
理由は、砂漠の鉄蛇。
遥か昔から存在する強大なそれは、歴代のアビドス高等学校の生徒達が協力して撃退に当たる存在だった。
砂漠化の進行に伴ってか人の生息圏にまで進行してくるようになった影響により、数多の企業や物流がアビドスからの撤退を余儀なくされた過去があるが、それは未だ整備されている道路以外の砂漠を横断する場合に限られる。
市街地付近まで来る頻度は年に一度か二度あるか無いか程度だった。
その一度に、運悪く当たった。
レイトさんは単独で借金返済のための長期依頼。
ユメさんはいつものように生徒会長として動き、ホシノさんはバツが悪いのか単独で治安維持活動。
私も増える一方の不良や悪事を企む大人達を捕らえ、ヴァルキューレへ引き渡していた。
その時に鉄蛇が現れたのだ。
鉄蛇の巨大さであれば目視は容易。
『ご、ごめん二人とも! 鉄蛇に遭遇しちゃった!』
更に通信により、ユメさんがその場にいる事が分かった。
『ッ、私が行きます! ワカモ先輩は市民の避難をお願いします!』
「ちょ、お待ちなさい! それは二年の私の役割ですよ!? 一年のあなたが避難誘導を……!」
『こんな少人数で学年どうこう言ってる場合ですか! 私の方が砂漠に近くてあなたは市街地にいる! それに私の方が強い! 知ってるでしょう!?』
「っ……減らず口を……!」
実際、天性のものなのかホシノさんは私よりも遥かに強かった。
彼女を傷付ける攻撃手段を私は持たないし、力でも劣る。それを経験と技術でどうにか埋めているのが現状。
だが、鉄蛇に小手先は通じない。
純粋な暴力で言えば彼女に軍配が上がることは認めざるを得なかった。
そして、彼女の言う事も正しいと私は思っていた。
たったの四人で、学年を基準に分けて何の意味があると言うのか。
守りで言えば鉄蛇戦も経験があるユメさんが居て、素で固い上に恐ろしく強いホシノさんも居れば問題ないだろう。
少なくとも避難誘導を私が手早く済ませて加勢すればいいだけだ―――と。
「……分かりました。避難誘導は私が引き受けます」
『早く来てくださいね!』
それを最後に、通信を終える。
―――それが、彼女達と交わした最後の会話。
たった一人で市街地にいる市民達にシェルターへの避難を呼びかけること一時間弱、ようやく逃げ遅れた人がいないかの確認も終えた私が砂漠方面へ向かった時の絶望は過去最大のものだった。
鉄蛇が暴れていた方角の砂漠が、大規模な砂嵐に呑まれていたのである。
「……ウソでしょう」
びゅぅ、と風が啼く。
それが彼女達の断末魔のように感じられ、私の全身から血の気が引いた。
アビドスは地元民ですら遭難し得る危険な土地。コンパスを無くせばまず間違いなく命を落とす。
砂嵐に遭えばロクな移動も出来ない。
それが鉄蛇と同時に襲いに来るだなんて―――
「不運が続き過ぎでしょう……!」
ギリッ、と歯を食いしばった私は、校舎に戻って砂嵐用の最低限の装備を纏って外へ出る。
砂嵐に覆われた砂漠を見て躊躇う心が頭を擡げるが、それを押しのけて地を蹴った。
鉄蛇と戦う二人への加勢のためだったが、それは成就しなかった。
砂嵐を厭ってか鉄蛇は既に退散していたが、同じように二人も見つけられなかった。
砂嵐の中を何時間も掛けて探しても見つからなかった。
『―――ワカモ、定時連絡が無かったがどうした?』
そして、気付けばお互いの無事の確認のために取り決めていた定時連絡の時間を迎えていた。
「あ、あなた様……! ユメさんとホシノさんが……! う、あぐぅうう……!!!」
『……ワカモ、何があった?』
依頼人の意向や仕事の密度の関係で定時連絡の頻度が下がっていたのもあって、この時初めて、あの方も事態を把握した。
『今から戻る。お前は一度戻って休め』
「え……で、ですが依頼期間の途中ですわよね? 中断しては報酬は……それに早く見つけ出さないと……」
『仕事は俺が受けたものだ、こちらで何とかする。お前はとにかく戻って休め。二次被害でお前まで遭難するのは洒落にならない』
「……分かりました。帰りをお待ちしております」
『待たなくていい。難しいかもしれんが寝ておけ』
「…………はい」
完全に見透かされ、釘を刺された私は素直にアビドスへ戻った。
避難誘導した市民へ鉄蛇が去った事と砂嵐に耐えるよう伝えた後、校舎に戻って手早く身を清め、レイトさんが拵えた仮眠室で横になる。
気を張っていたせいで気付かない内に疲れていたらしく、あっという間に眠りに落ち、目が覚めたのは五時間後のこと。
既に日が沈んだ後、夜の帳が下りている時間帯。
窓を叩く雨音に紛れ、遠くから砂嵐の音も聞こえて来ていた。
そして仮眠室脇のソファにはとっくに帰っていたらしい男性の姿があった。
こちらが起きたのを察したらしく、腕を組んで瞑目して休んでいた彼もぱちりと目を開け、私と視線を交錯させた。
「起きたか」
「はい……その、申し訳ありません。留守を任されていましたのに……」
「この人数になってからの鉄蛇への対応を考えていなかった最上級生の……いや、警備関連担当の俺の責任だ。お前が今回の事で責任を感じる必要は無い」
そう言ってから、彼は何かをテーブルに運んできた。
それは両手ほどもある丼だった。器に被せられた蓋を取ると、ホカホカと暖かい湯気を上げるお粥が顔を見せる。
小刻みの具が入ったそれを見て、私はそれを作っただろう人に目を向けた。
「お粥ですか」
「食欲は無いかもしれないが、何か食べておいた方が良い。睡眠不足と空腹は下向きの思考になりやすい要因だ……二人の捜索はそれを食べてから話そう」
「……分かりました」
「残しても構わない。食べられる分だけ、食べろ」
「はい」
有無を言わせない論理に、私は今すぐ駆け出したい衝動をどうにか抑え込んで頷き、レンゲでお粥をよそった。
舌いっぱいに滋味が広がるのを感じてからは無我夢中でそれを食べた。
疲れ同様、自覚なき空腹が私を衝き動かしていた。
……同時に、姉妹のように思っていた人達を喪った哀しみを、お粥の暖かさで上書きしたかった。
そうして無心で手を動かしていった末に、気付けば丼いっぱいにあったお粥を食べ尽くしてしまっていた。
思えば昼食と夕食も食べずに探し回っていたからお腹は空いて当然だった。
あのまま二人を探し続けていたら、気付かない内に限界を迎えた疲労と空腹で私も行き倒れていたかもしれない。
「ご馳走様でした……ありがとうございます、本当に」
「構わない。それだけ食べられたのを見てこちらも安心した。思った通り、さっきよりは顔色も良くなったな」
「……先の提案は、飯屋の息子としての勘から来るものですか?」
「経験則だ」
睡眠を取って、食事でお腹も満たしたからか、彼が言っていたように気持ちがさっきよりも軽くなった自覚があった。
それを経験則と言う私と会う前の彼の過去が気になったが……
今はそれよりも、優先すべき事がある。
「それで……先ほどの口ぶりから察するに、私が寝ている間も二人は戻られていないのですね」
「ああ。街の人にも見かけたら教えてもらえるよう頼んだが、今のところ報告は無い。立ち往生している可能性がある」
「……では二人の分の救援物資も合わせて持つとしましょうか」
「徒歩だと限度がある上に物資を担げば疲労も速い。俺の装甲車を出す」
「良いのですか? 流石に砂嵐の中となるとメンテナンス代が嵩むのでは……最悪買い替えも検討すべきという話ですが」
「ミレニアムのエンジニア部謹製極地仕様装甲車の試作品だ、むしろ使い倒す方が喜ぶだろう。限界まで使った場合のデータも売れる」
「あらまあ……強かですわね」
「そうでもなければ技術屋とは付き合ってられないからな」
お互いに、最悪の可能性は指摘しなかった。
少しでも希望がある可能性に賭けて行動していた。
夜間は危険だという事で翌日の準備に時間を費やして再び眠り、朝になってから捜索を開始。
それから三週間ほど過ぎて、流石に砂嵐も過ぎ去った時―――
私達は、手掛かりを見つけた。
ユメさんが使っていた盾とホシノさんが使っていた銃。
その傍に落ちている、残っているところの方が少ないほどに見るも無残な焼死体を。
ボロボロな遺骸から二人の痕跡となるものは殆ど無い。けれどギリギリ残っている胴体や頭のサイズは、確かに二人の体格と合致した。
「―――ここに、いたのですね……お二人とも……」
砂の上に、ぺたりと座り込む。
足腰に力が入らなかった。
その私の横を、ザクザクと砂を踏みしめながらレイトさんが歩いていった。
「DNA鑑定を掛ける……まだ、"そう"と決まった訳ではない」
その言葉と共に、彼は二つの小さな小さな遺骸を抱えた。
それがどれくらい小さな希望なのか。
どれほど絶望的な可能性なのか。
それらを理解していながら、それでも縋る、私と同じ弱さを持つ方だった。
―――結局、DNA鑑定の結果は黒。
あの二つの遺骸のDNAは二人のもので確定した。
「ごめんなさい……ごめんなさい、ユメさん、ホシノさん……」
私達は、かけがえのない人達を取りこぼしてしまったのだ―――
春、麗らかな時節が訪れた。
私がこの地に来て七度目の春。
この身はアビドスを卒業したけれど、私の心は今も、あの日の過ちに囚われている。
―――だからこそ。
「今度こそ、必ず守り抜いて見せます……!」
タービンが唸りを上げ、エネルギーが限界を超えて充填され始める。
バチバチと静電気が全身を襲い始めた。
空気に熱が伝わり、二度の砲撃で上がっていた室温が更に上がり、ぶわりと汗が噴き出す。
それらを無視し、私はただ彼方で暴れる鉄蛇だけに砲門の狙いを定め続ける。
待つのはただ一つの瞬間だ。
『エネルギー出力95%到達。維持するならこれが限度よ、これ以上はレールキャノンの方が持たないわ』
その時、リオさんから通信が入った。
エネルギー充填の影響かノイズ混じりのその声に、私はマイクに視線を向けずに答える。
「シールド消失を確認次第、即座に上げてください」
『分かっているわ。EMLモジュールも全点接続し、タービンも全開で回してる。3秒もあれば最大出力に到達する計算よ。けれどそのままではあなたは……』
気遣わし気な彼女の声に、私は汗を垂らしながらふ、と笑む。
「この程度、問題ありません。必要であれば一時間でも二時間でも待ちますとも」
言わんとする事を分かっていた私は、それ以上の言葉は不要だと言外に伝えるように言葉をかぶせた。
心配は有難い。
けれど、今は私の身よりも大切な事があるのだ。
「そういう訳ですのでこちらの事は心配無用。お互いにやるべき事を為しましょう、レイトさん―――そのために私達は
『……ああ』
―――静かな
幾度となく聞いた声だ。
静かで、力強いそれに揺らぎはない。
その意志の固さに再び笑みを零しながら、彼方で暴れる鉄蛇の動向へと意識を集中させた。
以下の情報が更新されました
・2年前の事件
・梔子ユメ
・小鳥遊ホシノ
・ワカモ
・彼岸レイト
・2年前の事件
犠牲者が2人出た一件
鉄蛇の襲来と大規模な砂嵐とが合わさった結果、ユメとホシノが行方不明に
後の懸命な捜索で二人分の遺体を発見
DNA鑑定の結果、行方不明になった二人のものと合致したため死亡判定が下された
状況証拠的に二人を灼き殺したのは鉄蛇では、とレイトとワカモは考えている
・梔子ユメ
挙手投票により会長になった先代アビドス生徒会長
ユメが3年に進級して程なく挙手投票による会長職押し付けと生徒転校が発生。更に砂漠化による校舎移転で在校生4人という苦境の中、それでも明るさを喪わなかった
引き取られたワカモを柴大将、レイトの代わりに面倒を見ていた事もあり、姉として慕われていた
・小鳥遊ホシノ
アビドスの新入生の少女
レイトが借金返済で状況打開に動いていた影響で諸々の問題を解決できるかもという希望を原動力にしてレイト、ユメ、ワカモが屯する紫関ラーメンの門戸を叩き、知り合う事になる
これにより原作と関係性に差が生まれて生徒会所属が早まったが、無責任な生徒や前生徒会の無能ぶり*1、アビドスの衰退の深刻さと問題の根深さを早々に直視する事にもなり、結局は原作同様の怒りをユメにぶつけてしまった
・ワカモ
慕っていた人と可愛がっていた子を同時に喪った人
破壊衝動自体はあったがレイト、ユメ、ホシノといったアビドスのために動いている身内の存在で自重していた
二人の喪失をキッカケに大切なものを傷付ける敵に対してはタガが外れるようになった
本質的には喪失を恐れる子供のまま大人になっている
・彼岸レイト
金払いのいい仕事で出張していたら喪ってた人
アビドスを生きる人のために金を稼ぎ、押し付けられた会長職や少人数になって大変だろうからと気を遣って借金返済を一人でやっていたが、そのせいで人を喪ってしまう結果に
失意の後には同じことが起きないよう白銀条約締結に動き、可能な限り長期出張はしないようになった
署名・信任状集めの際にも日帰りで必ずアビドスに戻っていたり、警邏に使っている時間で依頼をこなしたりしないのもこのため