(´・ω・`)「ボクが父親に?」   作:名無ナナシ

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第80話 裁判

1992年1月30日

 

ジェフの裁判が始まった

ボクとシェリは法廷へ向かった

その途中、マスコミと野次馬が殺到した

容赦なく浴びせられるフラッシュ、突き出されるマイク、口々に叫ばれる怒号

 

「ジェフリーにあったんですか!?」

「ジェフリーはなんと言っているか!?」

「犠牲者の家族と席を並べてどんな気持ちか!?」

 

そんな連中は無視してボクたちは裁判所に入った

中には金属探知器や警察犬、防弾ガラスに護衛の保安官と

ものすごく厳重な警備態勢が敷かれていた

 

法廷内に進んだ

あらかじめ決められていた席に座った

ボクたちの左側には犠牲者の家族がすでに待機していた

 

(;´・ω・` )………

彼、彼女らはジェフが殺した人たちの

父親であり、母親であり、祖父母であり、兄弟であり、姉妹であった

それらの顔には恐怖、蔑み、憎悪が浮かんでいた

 

ぎゅっ

シェリがボクの手を握ってくれた

 

ξ゚⊿゚)ξ「大丈夫、私がそばにいるわ」

(;´・ω・` )「うん、ありがとう」

 

そらからしばらく

2人の保安官に両脇をはさまれて、ジェフが法廷に入ってきた

 

彡(゚)(゚)…………

 

(;´・ω・` )…………

ξ゚⊿゚)ξ…………

 

ジェフはしわの寄った茶色のジャケットを着ていた

サイズが合ってなく小さすぎてみすぼらしく、だらしなく見えた

髪はくしゃくしゃでひげも剃っていなかった

しょげているみたいで、気おくれしている感じだった

それになんとなくだけどボクの目には恥じ入っているように見えた

 

ジェフが席についた

そしていよいよ審理が始まった

 

「陪審員のみなさん、みなさんはこれから長い旅に出ようとしています」

 

ボクはジェフの殺人についてマスコミに公表されていることしか知らなかった

弁護士のボイルも細かいことはなにも教えてくれなかった

ボクも詳しく調べようと思わなかったし、聞こうともしなかった

でもそれはそれでよかったのかもしれない

 

審理が始まり、ボクはジェフが行った

ただ人を殺すよりも恐ろしく歪んだ行為の数々を聞かされることになった

もしもこれらの非道な行為を事前に知っていたら

ボクは正気でいられなかっただろう…………

 

※注 本編から少しそれます

 

さて、裁判で明らかとなったジェフリー・ダーマーの悪行を

筆者は書こうと試みたがただただ不快であり

ここまでひっぱいておいて申し訳ないが書くことを避け、省略したい

 

それでもなお知りたい方は

 

ジェフリー・ダーマー(Wikipedia)

彡(゚)(゚)で学ぶミルウォーキーの食人鬼 ジェフリーダーマーの生い立ち(5ch)

死体しか愛せなかった男 ジェフリー・ダーマー(原書房)

 

を参考にされたし、ただし注意されたし

とある哲学者も警告している

「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」と

 

 

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