見習い魔女エマの紀行録   作:クエクト1030

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 降り立った地で、ちょっとしたイベントが起きる。


42日目、入学 2/2

 ウィッチウォークに着いた場所は、関所だった。

 テントを張った小屋からは、「移界した者はこちらで手続きをお願いしまーす」って声が飛び交っている。

 ジョフィアさんは私について着てと言うように、手をくるっと回して先に歩いて行ったんだ。

 

 

「アストヒクの入学希望生案内人のジョフィアです。こちらが入学希望生のエマさん」

 

「はーい、書類拝見しますねー」

 

 

 ジョフィアさんは数枚の書類を受付の人に提出する。受付の人は書類に目を通してハンコを押したり、書類に魔力で何かをする。

 

 魔力で何かをする、っていうのは、文字が書かれた帯みたいなものがちらっと現れて、受付の人の魔力がその帯に触れると魔力の雰囲気がちょっと変わった感じ。魔力の雰囲気とか何をしているのかは分からないけど、手続きする機械的な…? なんかそういうアレなんだと思う。多分。

 その後はジョフィアさんへ書類を返却して、「どうぞお通りください」って笑顔で通してくれた。

 

 

「さ、行きましょう」

 

 

 ジョフィアさんが手を出して案内を再開しようとした時。

 カーン、カーン、カーン、カーン、と、高い音の鐘の音が響き出した。

 

 

「まーたー!?」

 

「整備班、あと警備班呼んでー!」

 

 

 関所が騒がしくなる。

 歩いたり低空飛行の魔女が多かった関所は、瞬く間に高空を飛ぶ魔女が埋め尽くして、地上ではこれまた多くの魔女が集まって、さっき受付の人が見せたような文字の帯を次々と広げて何かの作業を始めたんだ。

 

 

「気になる?」

 

「き、気になります……何が起きてるんですか? あと、さっき受付の人もやってたあの帯って?」

 

 

 私が周囲をキョロキョロしながら気にしながら答えると、ジョフィアさんはいい質問だね、と言わんばかりに微笑む。

 

 

「まず何が起きてるのからね。」

「関所の、魔法世界と物理世界を隔てるゲートに不具合が出たみたい」

「結構前からたまーに出るみたいね。私はこれで見るの二回目かな……」

 

「だ、大丈夫なんですか?」

 

「うーん、大丈夫か大丈夫じゃないかで言うと、大丈夫ではないかな?」

 

 

 ほら、と指をくるっと回しながらどこかの方向を指し示す。そこは私たちが降り立った関所とは別、内陸って言えばいいのかな? これからジョフィアさんと一緒に行こうってなった方角。

 

 そこから、大小様々、変な生き物…生き物、でいいんだよね? 多様な存在が押し寄せてくる。

 真っ赤に燃え上がった小さな存在、木で出来た巨人、はたまた縄で出来た巨人、羽の生えたボトル、高速で飛び交う羽根ペン。それ以上にいろんな変なのが関所に押し寄せてくる。

 

 

「面白いでしょ」

 

「お、お化けツナミ…?」

 

 

 ジョフィアさんはくすくすと笑いながら指を鳴らす。すると私たちの周囲にバリアって感じの膜が覆う。

 

 

「じゃ、このまま社会見学してみよっか」

 

「き、来ますよぉ!?」

 

「大丈夫。魔法のバリアが守ってくれるから」

 

 

 社会見学って言うのはいいけど、うわあああお化けのツナミに飲み込まれるーーー! …って思ったら、ジョフィアさんの作ったさいきょーバリアが私たちを守ってくれた。

 

 

「わ、わぁ…!」

 

 

 バリアはさながら全面ガラス張りの水族館の通路みたいだった! 水族館って言うには泳いでる魚は気持ち悪いのとかヘンテコなのばっかだけど、これはこれで面白かったんだよね!

 

 

「あっち見てごらん」

 

「おぉ……おぉー!!! すごいすごい、魔法だ! 魔法使ってるー!」

 

 

 次にジョフィアさんは、関所方面を指差した。お化けツナミのせいでちょっと見辛いけど、そこには空中でさっきの帯から炎を出したり、あるいは魔法陣を出してそこから雷を放ったりする魔女で溢れてた。

 魔女の人たちは魔法でお化けをやっつけまくってて、関所の……多分私たちが通ってきた出入り口があると思うんだけど、そこへお化けが到達しないようにしてたんだ。

 

 

「あそこで細々やってる人も見える?」

「あっちは、今故障したゲートを直す人たちが集まって修理してるところ。」

 

 

 次に指差されたところを見ると、大きい用紙を大勢で覗き込みながら、帯を出したら魔法陣を出したりしてうーんうーん、って何かと睨めっこしてる姿があった。

 ……なんか、こーいう保守点検? とか、修理? とか。現実の世界とあんまり変わらないイメージだったのが正直な感想。こーいうのを世知辛いって言うのかな。

 

 

「あと30分もすれば終わるかな?」

「どうする?まだ見てく?」

 

「えっと…出来れば見ていきたいです!」

 

「ふふ、じゃあお茶飲みながら見よっか」

 

 

 ジョフィアさんが指をくるりと回すと、その場にポンっとテーブルと椅子、ティーセット一式が出現した。

 上の方でお化けと戦ってるのがゲームっぽい魔法だとしたら、今のティーセット魔法は童話とかで出てくるような魔法って感じ!

 

 

「座って。今お茶を淹れるから」

「お菓子も好きに食べていいよ」

 

 

 ジョフィアさんはティーポットの蓋を開けて、ポットのふちを指でなぞる。すると、ポットにお水が出てきて、もう一回なぞると湯気が沸いてきた。

 手を開くとまたポンっていう音と一緒に今度は茶葉を出して、その茶葉を沸いたティーポットに入れて、蓋をしたの。

 本格的なお茶、リーフティー!

 

 

「〜♪」

 

 

 鼻唄を唄いながら、ジョフィアさんは私たちのカップを手に取って、ティーポットと同じように二回ふちをなぞってお湯を沸かしてカップを温めた。

 ここだけ見たら平和って感じの状況だけど、実際は阿鼻叫喚。周りはもうお化けパラダイスに魔女の魔法連打にすごい光景になってる。

 

 

「お化けいっぱい出てるけど、お化けってそんなに現実世界に出たいんですか?」

 

「お化け? ふふ、お化けね。あれは魔法生物っていうのよ」

「そうねぇ、魔法世界より物理世界に逃げてそこで暮らしたい子もいるかもしれないわねぇ」

 

 

 ジョフィアさんはカップのお湯を捨ててお茶を淹れながら話す。

 

 

「かもしれないって言葉にしては逃げるお化けの数多くないですか?」

 

「ふふ、そうね〜」

 

「あとジョフィアさんは参加しなくていいんですか?」

 

「今回はいいのよ。あなたの安全を確保して学園に送り届けるのが私のお仕事だから」

「こうして道中の些細な事を見学してもらって、魔女社会の社会勉強をして貰うのも立派なお勉強だからね」

 

「なるほど……」、

 

 

 こうやって実際にお仕事する事になるのは学校卒業して……そのあとどうするのかな? 分かんないけど、卒業したら多分お仕事に就くんだろうし、確かに貴重な経験なのかもしれない。

 

 

「じゃあちゃんと見ておきます!」

 

「えぇ。さ、お茶出来たわよ」

「熱いから火傷しないように気をつけてね」

 

「ありがとうございます!」

 

 

 私たちは一連の騒ぎが収まるまで、優雅にティータイムを過ごした。

 結論から言えば、現実世界……ジョフィアさんは物理世界? って言ってたけど、現実世界にお化けが出ることはなくゲートの修理が終わった。

 前から何回かあったから、今度本格的にゲートを点検してみるんだって。現実でもここでも、大変なものは大変なんだなぁ。

 

 始終を見届けると、ジョフィアさんはティーセットを仕舞って、「さ、改めて行きましょう」と言って手を差し伸べた。勿論その手を握って、私は魔法学園に向かうのであった〜!

 


 

 道中は思ったよりも何事もない平和な道のりだった。でも変わった事はあって、関所から出て暫く歩いているとかぼちゃの馬車が通りすがったの。ジョフィアさんは御者さんに乗せてもらえないかって言うと、御者さんは快諾してくれてかぼちゃの中に入って馬車に揺られたんだ。

 ただその御者さんというのがまさかの骸骨でちょっと怖かったけど、馬車の中に入ると白いローブを着た女性がいたんだ。

 

 

「こんにちは。道中お願いします」

 

「こ、こんにちは……」

 

「お任せを。あれ…? もしかしてその子、転入生?」

 

「は、はい。アストヒク? に新しく入学しますっ」

 

「なるほどなるほど、それでね。なるほどねぇ」

 

 

 白い女性は感心したような顔をしながら私を見つめてた。

 

 

「あ、じゃあ外のあの子が気になったよね」

「御者やらせてる骸骨がいたよね? あれは私が作った魔法生物でね、ホネホネ君二十三号って言うの」

 

「ホネホネ君二十三号??? か、かわいい名前……」

 

「でしょう!? 性格も素直でいい子でね〜〜〜自慢の我が子なんだ……」

 

 

 すごい感慨深い声で頷いてる。

 

 

「ちなみに魔法生物を自分で作り出す、それもホネホネさんみたいに高度に動けるものを作るには、かなり技術と知識が必要なのよ」

 

「ほえぇ……」

 

 

 ジョフィアさんが私に補足すると、白い女性はすごく自慢げに胸を張って機嫌をよくした。

 

 

「まぁ? それ程でも? あるんだけどね?」

「も〜、そこまで言われちゃったら流石の私も照れちゃう〜」

 

 

 一人でオーバーリアクションしてる……魔女の中にも、変な人は多いのかもしれない。

 

 

「アストヒクまでだよね? よぉし、ホネホネ君二十三号! かっ飛ばして!」

 

「分かりました。アルベル様。」

 

「うわあああああ!?」

 

 

 ホネホネ君が白い女性……アルベルさんに返答すると、馬車はすごい速度で走り出したの。馬車の中はガタガタって言うには優しいのだ揺れて、私は到着するまでマラカスの中の砂みたいに跳ね回るかと思った。

 

 

「大丈夫? えっとアルベルさん。この子まだ力魔法も使えないから、加減してあげて?」

 

「あ。えへん……ごめんなさい、興奮しちゃって……ホネホネ君二十三号、二台が揺れない程度で走行して」

 

「分かりました。アルベル様。」

 

 

 ジョフィアさんが私の肩に触れると、跳ね回る事がなくなって床にお座りする事が出来るようになったんだ。その後アルベルさんに文句を言うと、アルベルさんも我に返ったのかホネホネ君に速度を落とすように言ってくれたの。

 ところでホネホネ君は二十三号まで毎回言うのかな?

 

 

「ごめんね? これからは安全迅速、学園までの旅を楽しめると思うから!」

「道中の景色見ながら馬車に揺られててね〜」

 

 

 アルベルさんがそう言ってからは言葉通り、もう揺れることもないし日が落ちる前に学園に着く事が出来たの。

 

 


 

 

「到着〜!」

 

「ありがとうございました、アルベルさん」

 

「ありがとうございました! えっと、楽しかったです」

 

「えへん。嬉しいこと言ってくれるね!」

「じゃ、私はこれで。また道すがら出会った時はまたよろしくね〜!」

 

 

 私たちは魔法学園に降ろしてもらうと、アルベルさんに感謝の言葉と別れを告げて、アルベルさんはまたホネホネ君に命令して去っていったんだ。

 最後までホネホネ君二十三号って言ってたな……

 

 

「さぁ。入学手続きを済ませましょう」

 

「はい!」

 

 

 私たちは魔法学園に足を踏み入れる。

 魔法学園アストヒクは断崖絶壁で、橋渡しでのみ地面と繋がってたの。しかも、断崖絶壁って言ったはいいけど魔法学園の地盤、砂時計みたいになってて本当にこの魔法学園を支えられてるのか分からない細さ。昔むかしのイギリスではコルセットで腰を締め上げていたって聞いたけど、それを思い出しちゃった。

 

 

「ひえぇ……」

 

 

 地盤がそんなだから、いつ落ちるのか分からない橋をヒヤヒヤしながら渡ると、お城の門まで辿り着いた。門は閉められていたんだけど、ジョフィアさんが私の入学証明書をかざすと、なんと門が開いた。アブラカタブラ?

 

 

「さ、あともう少し。歩くの頑張って」

 

「はい……!」

 

 

 ジョフィアさんが気にかけてくれた通り、私の足は結構限界だった。途中アルベルさんに馬車に乗せてもらったけど、関所から歩いた距離とさっきの橋の長さがかなりあったから、流石にちょー疲れた。こんなに歩くことなんて普段ないよ!

 

 門を潜るとそこには庭園があったの。ど真ん中に噴水があって、周りにはちょっとしたアーチとか、ベンチが置かれていて、そこには透明なヴェールを被った人が私を待っていた。

 

 

「お疲れさま。よく頑張ってここまできたね」

「ようこそ、魔法学園アストヒクへ」

「私たちはあなたを歓迎します、エマさん」

 

 

 その人は立ち上がると、優しい声で私を迎えてくれた。

 

 

「えっと……よろしくお願いしますっ」

 

 

 私が挨拶で返すとその人はにっこりと微笑んだ。優しくていい人かも……! この人が先生だったらいいな!

 

 

「では私はこれで。エマちゃん、またね」

 

「はい、ありがとうございました!」

 

 

 ジョフィアさんは私を送り届けるお仕事が終わったから、さっきの門から出て帰っちゃった。ジョフィアさんも優しい人だから、もうちょっと話していたかったなぁ。

 

 

「さ、こっちへ。校長先生に挨拶しつつ、手続きをするので着いてきてください」

 

 

 ヴェールの人はそう言って、私の次の案内人になったの。

 

 

「そうそう、自己紹介がまだでしたね」

「私の名前はシンユェ。私も物理世界から来たんですよ、ちなみに中国から。」

 

「シンユェさん、中国か〜」

 

 

 シンユェさん。あれ? でも中国人っていうけど……

 

 

「でも……シンユェさん、アジアっぽい顔じゃない?」

 

「ン。いい所に気がつきましたね」

「そう。今の私の顔は魔女になる前の、元の顔とは違うんです」

 

「整形?」

 

「うーん惜しい。一応、同封されてる書類に書かれてはいるんですけれどー……」

「まぁ、全部覚えれるわけないですよね。全部覚えたって物理世界で暮らしてたら信じられるわけないですし」

 

 

 ……実は全部読んでも理解できないことばっかりだった。分からない単語ばっかだし文量多いから疲れるし。

 

 

「魔女はね、自分が望んだ姿になれるのです」

 

「望んだ姿?」

 

「そう。といっても、一瞬で変身するわけではありません。時間をかけて変化していきます」

「それ以外にも、変化……老化の方が分かりやすいですね。老化を望まないなら、一生若々しい見た目でいることも出来るんですよ」

 

「エ! じゃあもしかして、しわくちゃ不気味なおばあちゃん魔女って……い、いないの?」

 

 

 私の言葉を聞くと、シンユェさんは吐き出す。

 いや、だって怖いんだもん! 白雪姫の魔女とかさ!

 

「ふふふ。ごめんなさい」

「そうですね、いないわけではないけど、魔法学園内でおばあちゃんって感じの魔女は数える程しかいないかな?」

「しかも皆んな優しいおばあちゃんですよ」

 

「よ、良かった……」

 

「まぁ、よく"魔女の一撃"には悩んでるみたいですけど」

 

 

 二人でふふって笑う。当人のおばあちゃんには笑えないと思うけど、おかげで緊張がちょっと解れたかも。

 

 シンユェさんの案内で学園を通る道中、黒いとんがり帽子に黒いローブを着た、(多分)魔女の人たちをいっぱい見た。魔法学園なんだから、それが当然なんだと思うけどやっぱり新鮮な感じ。

 

 そのまま階段を登ったり、ずっと歩いて十分くらいかな? やっとシンユェさんは止まって、目の前の扉にノックして、私に入るように促したの。

 

 

「失礼します。新入生のエマ・モルゲヴォーゲンさんをお連れしました」

「……校長先生のお部屋だよ。大丈夫、緊張する必要はないよ」

 

「ありがとうございました、シンユェさん」

 

「どういたしまして。さ、入って」

 

 

 シンユェさんはドアを開ける。

 私は深呼吸をして、「失礼します」と言ってから校長先生の室内に入った。

 

 

「キミがエマちゃん? こんにちは。よくここまで来てくれたね」

「初めまして。ワガソラ・アヤネです。ここ魔法学園アストヒクの校長先生をやらせてもらってるよ」

「あ、エマちゃんの国だとアヤネ・ワガソラの方が姓名の順番は正しいのかな?」

 

 

 校長先生は、私より少し背が大きいくらいの女性……女の子?で、にこにこしながら話しかけてくれたんだ。

 

 

「こ、こんにちはっ! エマ・モルゲヴォーゲンです! よろしくお願いしまーす!」

 

「うん、よろしくね」

「あ、ソファ腰掛けて。楽にしてくれていいからね、今お茶も淹れるから」

 

 

 ワガソラ先生はジョフィアさんみたいにお茶を作り始める。もしかしてお茶を作る魔法って一般的なのかな、便利そうだし。

 

 

「入学にあたって色々あるけど、それはまぁ後で他の先生とやってもらうとして」

「エマちゃんは魔女になって何がしたいとかある?」

 

「何がしたい?」

 

「そう。魔法使ってかぼちゃの馬車を作りたい! とか」

「お菓子のお城を作りたい! とか」

「お勉強していくと、魔法生物とか現象とか色んな物事とあるんだけど」

「こう、興味を持ったものとか。」

 

「えーっと……」

「お茶を作る魔法……を覚えたい、です」

 

 

 お茶を淹れたティーカップを置いてくれた校長先生に私がそう答えると、校長先生はふふって笑った。

 

 

「この魔法を? ふふ、確かに便利だよね」

 

「ジョフィアさんが使った魔法とはちょっと違う……っぽい? し、色々バリエーションがあるのかな、って!」

 

「うん。いいね、確かにバリエーションは豊富だよ。同じ『お茶を作る』ためといっても、魔女によってアプローチは変わるしね」

 

 

 校長先生はお茶を一口含んで一つ間を置くと、遠くのデスクからふわふわと一枚の紙を手繰り寄せて(きっと魔法)、そこに魔法で印を押した。

 そこには、私の入学を認める書類があって。許可の捺印が今されたみたい。

 

 

「ようこそ、エマ・モルゲヴォーゲンさん。これで今日からキミもアストヒクの魔女だよ」

「好きなものを見て、好きに学んで、魔女として楽しく探してね」

 

「……はい!」

 

 

 私は元気に返事をして、お茶を一口飲んだ。




色々と書き方を試行錯誤してるので書き方変わっててもあんまり気にしないでください!
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