転生してからはや16年。今日は雄英の試験日。今日まで頑張ってきたんだ。それに、個性を発現してから個性伸ばしを1日も欠かさず続けてきた。余裕で合格できるだろ。
「「人数多いねぇ....。響香/らくや」」
俺の名前を呼んだのは俺の幼馴染であり、世界で1番かわいい彼女の「耳郎響香」。俺の1番の理解者であり、俺も彼女の1番の理解者である。
さてさてさ〜て....試験会場に移動しましょうかね。
〜筆記試験後〜
筆記試験が終わった(めんどくさいんで筆記は全カット)。余裕だったね。
さぁ、問題は次だ。
『リスナー諸君!今日は俺のライブへようこそぉ!!エヴィバディセイヘェイ!!』
シーーーーーン......
(うるせぇ....)
『こいつぁシヴィィィ!!それじゃ、試験内容について説明するぜ!!』
『ルールは簡単!とにかく仮想ヴィランロボをぶっ壊せばOK!ロボは1P、2P、3Pがいるぜ!ぶっ壊したロボの合計ポイントが多いやつが合格だ!』
「なるほろね、要は暴れまくれば解決か。いいね、単純で。」
『質問をお許しください!』
またキャラの濃そうなやつだな。The・委員長って感じだ。
「プリントには計4種類の仮想ヴィランが記載されております!もし誤記載なのであれば日本最高峰たる雄英の恥ずべき痴態!我々受験生は立派なヒーローになるべくここに座しているのです!」
(そこら辺も説明あるだろ常識的に考えてさ....)
「それからその緑髪の縮れ毛の君と純白の髪の君!さっきからブツブツと喋るな気が散る!物見遊山のつもりなら即刻この場から立ち去りたまえ!」
原作だと緑谷が言われてたけどこれ相当イラッとすんな。公開処刑じゃねぇか...。さすがに一言言うか。
「ブツブツ言ってたのは謝るよ。すまん。けど物見遊山ってセリフは聞き捨てならねぇな。俺やそこの緑髪、この場にいる全員が最高のヒーローになるためにこの場にいんだよ。物見遊山のやつなんか誰一人いるわけねぇ。人の覚悟とやかく言うなら......」
その瞬間、会場の音が消えた。そう錯覚するほどの殺気が周りを支配する。今まで経験したことのない、それこそプロヒーローのプレゼントマイクですら感じたことの無い威圧感だった。
「試験会場に着く前にリタイアさせてやるよ....」
「らくや、そこでストップ。周りが怖がってるし、彼もそんなつもりで言ったわけじゃないのはわかるでしょ」
「響香...わぁったよ」
威圧感が霧散する。その場にいる者達ほとんどが呼吸を荒くする。まるで肺から無くなった酸素を1秒でも早く取り戻そうとしてるかのように。
(なんなんだ...あいつの威圧感....。一応これでも相応の修羅場を潜ってきた自覚はある。それこそ死を覚悟したことなんて片手じゃ足りねぇぐらいには....。だけど、それが生易しく感じる....)
プレゼントマイクは冷静に観察する。ハッとして質問に答える
「お、OK、ナイスなお便りサンキュ!質問の答えだが、そいつは0Pヴィラン。要するに邪魔なギミックさ!赤い帽子の配管工のおっさんが活躍するゲームで言うド〇スンだな!ぶっちゃけ倒してもうま味はねぇから逃げた方が楽だな!」
「回答ありがとうございました!」
「受験生諸君に我が校の校訓をプレゼントしよう!!かの英雄、ナポレオン・ボナパルトは言った!『真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていくもの』!
それでは良い受難を! 」
「なぁ、響香、受験会場何処だった?俺はA」
「私はB。多分同じ学校のやつは別々なんだろうね。」
「ほぉん。ま、響香なら落ちることはないだろうし、なんなら次席だろ」
「まぁ、首席は確実にアンタだろうしね.....。ま、やるだけやってみるよ」
「「お互い頑張ろうぜ/ね!」」
そんなことをいいながら響香と別れ、それぞれの受験会場へ向かう。
(さて、なんの能力を使うかな....)
ここで俺の個性『娯楽』について説明しよう。この個性は異世界(異世界ったっておれの前世の世界だが)の娯楽である、ラノベ、アニメ、漫画等といった俺が楽しいと感じる全ての能力を使えるというものだ。例えば『ありふれた職業で世界最強』のキャラ全員の能力やステータス、技術が使える。また、その副産物かいわゆる主人公補正が使える。普通なら死ぬような攻撃ですらボロボロにはなるが生き残るといった多分この世で1番のチート個性だ。また、1度使ったら自らの意思で解除しない限り溶けることはない。先程威圧した際には「ありふれた職業で世界最強」の南雲ハジメの力を使った。ただし、1度変えたら約30分はその力が使えない
(そのままハジメでもいいんだけど、一気にぶっ壊せるわけじゃねぇからなぁ......。ならあれ使うか。周りに被害を与えることもないし、0Pヴィランにも対応出来る。)
『はいスタートぉ!』
試験開始の合図が聞こえると同時に行動を開始する。
『オラオラどうした!?実践では試合開始の合図なんてねぇんだぜ!?なんならひとりはもうバトってるぜ!』
俺はスマホを取り出し魔法を発動する。
『マルチプル』
『ターゲット、1P、2P、3Pヴィラン。グラヴィティを1000倍で発動』
「さて、あとは適当に暇つぶしかなぁ....」
あれから約30分。全部ぶっ壊したと思ったらまた投下されたのか結構な数が出てきた。
(まぁ、俺だけがポイント独占すんのもあれだし、全部で1000体は潰したから首席は確実。なら0Pヴィランが出るまでは他の奴らの様子を見て、やばそうだったらこっから助けるか。)
そんなこんなで10人程助けた。すると遠くの方からなにかデカイロボが向かってきてるようだ。
「おーおーおー、デッケーロボだねぇ?とりあえずあれ捻り潰す前に全員避難させるか」
0Pヴィランの近くにいた受験生約30人程をゲートで受験会場入口近くまで避難させる。
さて、それではお掃除の時間だ。
「まずはハジメの力に変えてっと。こい、ガトリングパイルバンカー!!目の前の鉄クズをぶっ壊してやる!」
ここで質問だ。みなさんは『パイルバンカー』とは何か、知っているだろうか。簡単に言えば馬鹿みたいな火力のロマン兵器だ。金属の杭を馬鹿みたいな速度でぶっぱなす単純なものだ。問題はその火力。下手な鉄板なら余裕でぶち抜く火力がある。
ガトリングパイルバンカーはそんなパイルバンカーを秒間20発ぶっぱなすといういい意味で頭イカれてるとしか思えない兵器。それを巨大とはいえただのロボにぶっぱなすとどうなるか。結論.....
「やべぇ.....やりすぎたか....?」
鉄くずよりも酷い鉄だったナニカになる。
「ま、まぁ!被害は0だからだいじょぶだろ!」
『試験終了!!』
こうして俺の雄英受験は終わるのだった。
受験生が帰った頃、雄英の職員室では受験のことで盛り上がっていた。
「やっぱ今年の目玉はこいつだな!女呉楽 羅玖夜!こいつ1人でほとんどの仮想ヴィランをぶっ壊した上に0Pヴィランが1秒もかからずに鉄クズになっちまった!」
「いや、あれは鉄クズより酷いナニカでしょ....でも残念なのは仮想ヴィランを壊したあとはずっとスマホを弄ってたところね...」
「なに言ってんだ?ミッドナイト。あれは他の受験生を助けてたんだぜ?あいつがスマホを弄ってるシーンと同時刻の他の受験者を見てみろ。ついでにスマホの画面もな!」
そこにはスマホを操作しながら魔法を使ってるらくやと、らくやの使ったグラヴィティによって動きが鈍った3Pヴィランを倒している紫髪の少年がいた。
また、スマホの画面には受験会場全体の地図と、受験生の場所をマークしているだろうピンがあった。
「なるほどね。ならレスキューポイントも100は超えてるでしょう」
やはりいちばんの話題はらくやだった。次に話題に出たのが響香。
「こいつもなかなかだな。ぶっちゃけ個性は戦闘向きじゃないが、個性の使い方が異様に上手い。片耳は常に周囲の警戒。片耳で周囲のヴィランを拘束、すぐさま破壊。この流れがまるで一種の舞だ。さらに周囲で危険な者がいたらすぐさま助ける。索敵、戦闘、救助。その3つが全てハイバランスで整っている」
「たしかにな。しかもこいつも0Pヴィランぶっ壊してる。0Pヴィランをぶっ飛ばしてるのは他にもいろいろいたが、今年はこの2人が異常に強いと感じた」
「とりあえず、この2人は迷うことなく合格なのさ!!」
そんなこんなで雄英教師陣は合否を決めていくのだった....。
あれから約2ヶ月。中学も卒業し、現在は雄英からの合否結果を待っているところだ。
ピンポーン
そんな気が抜けるようなチャイムが鳴った。どうやらようやく来たようだ。
「はいナはいはい。お待たせしました〜」
「あ、こちら女呉楽 羅玖夜さんのお宅で間違いないでしょうか?」
「えぇ。女呉楽 羅玖夜はおれです」
「雄英高校からのお届け物です」
「ありがとうございました」
さて、早速中身を確認するか....。中身はやっぱり小さな端末だった。
『私が投影された!!』
端末を起動すると、ホログラムが投影され、オールマイトが映される。
『なぜ私が雄英の合否結果に登場するか不思議かい?それは今年度から私も雄英の教師になるからさ!! え?時間がない?えぇ、もうちょっと...いえ、なんでもありません。はい。
ん"ん"ッッ。改めて女呉楽少年!君はすごいな!まず筆記テストは全教科100点!また、実技試験の点数、ヴィランポイントは2047P!歴代でもぶっちぎりの1位さ!これだけでもぶっちぎりの首席合格!だが!私たちが見てたのはヴィランポイントだけではない!もうひとつの採点基準!その名もレスキューポイント!みんな見てたぜ!君が誰にも知られずピンチな受験生を助けてたのを!レスキューポイント、103P!合計2150P!余計なお世話!?上等じゃないか!ヒーローは命をかけて余計なお世話をするお仕事さ!来いよ!女呉楽少年!ここが君のヒーローアカデミアだ!』
「っし!!!」
俺は嬉しさを胸に、響香に電話をかけた。
「もしもし響香?合否結果、そっちはどうだった?」
『こっちはヴィランポイント115P、レスキューポイント135Pの合計250Pで次席合格。もちろんそっちは首席なんでしょ?』
「当たり前よ!ヴィラン2047のレスキュー103、合計2150P!ぶっちぎりの首席!」
『アンタ相変わらず規格外だね....?まぁ、そんなところが好きなんだけど....』
「ん?なんか言ったか?」
『なんでもない!』
それから俺と響香は適当に雑談をして、また夜に通話することを約束して1度通話を終る。
「あ、そうだ。響香。」
『ん?なに?』
「俺も好きだよ」
『なっ!?///さっきの聞こえてたの!?///』
「さぁ?どうだろうね?」
最後にからかいを挟み、通話を終える。
さぁて、どんな学校生活になんのかな?
約半日かけても約4300文字....。10000文字以上書いてる人は一体いつ書いてんだ?
ということで、第2話目、どうでしたでしょうか?夜の通話はお好きなように妄想してもらえれば嬉しいです。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=336616&uid=441402
こちらに使ってほしい能力を書いていただければ作品内で使うかも
パソコンとスマホ、どっちが見やすい?
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パソコン1択
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スマホ以外ありえんやろ
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どっちも変わらん