英雄にしかなれない男、転スラに行く   作:ちゃがまくら

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覚醒後のラインハルトのステータスはそのうち書いておきます


仮面の勇者

新田誠一を倒して一日経った。

 

真なる勇者に覚醒したことで新たに力を得たが...

 

よくわからん!

 

ということで、オベロン!

 

『はいさ〜』

 

解説よろしく!

 

『オッケー。じゃあ、まずは思考加速!これは思考する時に、思考速度を最大で1万倍にできるよ〜』

 

ふむふむ...

 

『森羅万象はね〜、世界中の表に出てる情報を全て知ることができるんだ〜』

 

辞書みたいな?

 

『そうそう!次は万能感知だね!これは、魔力感知の強化版だと思ってくれたらいいよ〜』

 

ふむふむ...

 

『次の多次元結界はね〜、体の周りに常に発動してる次元のズレでね、こっち側に攻撃を通さないんだよ〜』

 

ズレ?空間を分断して防御するってこと?

 

『そういうことだね〜。次は空間操作転移とか転移門とか作れるようになるよ〜』

 

へ〜。移動が少し便利になったな。

 

『加護は今まで通りの獲得能力に共有、簒奪、譲渡が追加されたんだ〜』

 

へ〜...あれ?加護履歴は?

 

『あ...見れるようにしておくね〜』

 

《加護履歴を復元・・・完了しました。》

 

『そして僕こと!精霊意思!今まで君に力を貸していた精霊たちを一体の精霊にして、話せるようにしたんだ〜』

 

ほ〜ん...じゃあ、いろんな属性の混ざった精霊ってことか?

 

『うん!精霊召喚でいつでも僕のこと呼び出せるよ〜』

 

サポートだけじゃなくて、バトルもできるのか!

マジで助かる!

 

『えっへん!...あ!解説、解説!精霊覇気だね!これは精霊の覇気としか言いようがないね。圧を出せるくらいに思っておいて!』

 

了解。

 

『次は精霊世界。これは契約した精霊に限らず、あらゆる精霊を領域内に呼び出して一緒に戦えるんだ〜』

 

ほ〜。じゃあ、多対多の時に重宝するなぁ。

 

『そんで、いちばんの強化要素の精霊支配だよ!まずは、契約無視について説明するね!』

 

よろしく!

 

『契約無視は相手の契約精霊の契約内容を上書きする形で契約できるんだ!』

 

相手の契約精霊を寝返らせて、って戦法が取れるのか...強いな!

 

『でしょ〜?そんで、精霊統一!これは精霊を僕に統一、つまり合体させられるのさ!』

 

お〜。オベロン強化ってことか...

 

『それだけじゃないよ!ラインハルトもシンクロ率100%でできるよ!』

 

シンクロ率?高い方が強くなるんだろうが、どれくらい?

 

『5〜10倍くらいは強くなるよ!』

 

うーん、オベロンと統一したら?

 

『今の僕なら100倍くらいは頑張れば行くよ!』

 

それなら価値あるな!...今の僕?

 

『精霊としては僕生まれたてだからね!あと200年もすればかなり強くなってると思うよ?』

 

統一も込みで?

 

『統一なしでも強くはなるけど、統一があった方がかなり強いよ?』

 

じゃあ、頑張ろうな?

 

『うん!...あ!また止まっちゃった!最後に精霊武装権限はね、精霊武装を自分だけが使えるようになるよ!』

 

自分だけが?相手の精霊武装を解除とか?

 

『違うよ!ラインハルトがレイドって呼んでたアレをラインハルト専用武器にするんだ!』

 

レイドを俺だけがか...ますますいいな!

 

『かっこいいもんね!』

 

龍剣だぞ?かっこいいに決まってるだろ!

 

『あはは!』

 

じゃあ、ヴェルドラ封印されるまで修行しようぜ?

 

『うん!』

_________________________________________________

 

ルベリオスに転移すると...

 

ルミナス様が仮面をつけた誰かと話してる?

 

報告しないとなんだが...顔が、ね?

 

めっちゃ嬉しそうな顔してるんだよ。

それこそ、長年会えなかった恋人に会ったみたいな...

 

入りずれぇ...どうしよ

 

まあ、待ってるか。

 

空気の読める男は、こっそり待つに限る。

うんうん!

 

ついでに、闇の下位精霊たちと統一化して気配を切っておこう。

オベロンも一緒にやろうぜ?

 

『うん。やる〜』

___________________________________________________

 

1時間経った、まだ話終わらないようだ。

 

ルベリオスで今まで生きてきて450年近いがあんな仮面の女子なんて見たことないから、500年分は最低でも話すのだろう。

 

『遅いね〜』

「500年分くらいは最低でも話すことあるだろうからな〜。数時間で終わらないんじゃないか?」

『先にご飯食べる?』

「そうだな。ハンバーグでも作るか」

『おー!ハンバーグ食べてみたかったんだ〜』

「他には、何か食べたいものあるか?」

『カレーってやつ!』

「じゃあ、明日はカレーにしよう」

『わ〜い』

 

その日は、ハンバーグを作って食べた...チーズをたっぷりとかけ、その上に目玉焼きを乗っけて食べた。

とても美味かった。特にチーズが魔牛王*1の乳で作ったから格別でした。

 

オベロンは食べたら本当にほっぺが落ちました。*2

____________________________________________________

 

翌日になった

 

流石にもう話終わってるか、ひと段落ついているだろうと思い、ルミナス様の元へ向かう。

 

すると

 

「...貴方がラインハルト?」

「えっと、どうも?」

 

昨日のルミナス様の話し相手に話しかけられた。

どうしよう、とても気まずい。

 

『うん?ねぇ、ねぇ!この人なんか嘘ついてる!』

 

嘘?なんで?

 

『さあ?風見の加護あげるから、一緒に探らない?』

 

いいけど、分かっても追及はしないからな?

 

『うん!』

 

《贈与:風見の加護》

 

確かに...

なんか初めましてなのに、あっちは知ってるっぽいな。

 

「初めましてですよね?」

「うん...」

 

嘘ついたな。

だが、俺の記憶にはない。

どういうこと?

 

『あっちは初めましてじゃないって思ってるってことだもんね?』

そういうことだよな?

 

もしかして、俺たち記憶処理されてる?

 

『悪夢の加護とか対魔の加護があるし...違うと思うけど』

 

俺もそう思うんだけどなぁ...直接聞いてみる?

 

『さっき追求しないって言ったのに?』

 

だって、気になるじゃん?

 

『それはそうなんだけど...』

 

「本当に初めましてですか?」

「...初めましてです」

 

違うっていう割には嘘の風が吹いてるんだよなぁ?

 

『どうする?』

 

どうしよっか?

 

『え〜、決めてなかったの?』

 

だって、仕事と究極能力について報告に来たら、初めましてって嘘つく女の子がいるんだもん。

こんな状況予想してないし。

 

『普通に問い詰めたら?』

 

問い詰めても何もなさそうだからなぁ〜

それに、彼女は仮面の勇者クロノアだろうしなぁ。多分

ルミナス様の味方らしいし、ほっとく方がいいよ。多分

 

『それも、そっか』

 

「変なこと聞いてすみません。では...」

 

「えっ...うん」

 

________________________________________________

 

クロエ&ヒナタ視点

 

『あっ...隊長だ』

(隊長?...ラインハルトくんが?)

『うん。もしかして知らなかった?』

(知らない。ラインハルトくんはいつも強いけど、何かの隊長とかにはなったことないよ?)

『じゃあ、今回のループに何か異変あったってこと?』

(そうかも。話しかけてみるね)

『今回は初めましてだからね?』

(分かってるよ?)

 

「貴方がラインハルト?」

「えっと、どうも?」

 

『昔の隊長ってこんな感じなんだ』

(いつもこんな感じだったよ?)

『...ねぇ、なんか怪しまれてない?』

(うん、眉間に皺寄せてるね)

『何か変なことした?』

(してないよ!)

 

「初めましてですよね?」

「...うん」

 

『今何かボロ出した!?』

(何も出してないよ?出してなかったよね!?)

『私じゃわからないわよ!今までこういうのなかったの?』

(今までも勘が鋭いとかあったけど、ここまでは初めてだよ!?)

『確実に何か変わってるってことね』

(でも、これが要因でリムルさんが救われたのかも?)

『じゃあ、ここで無理に干渉するわけには...でもかなり怪しまれてるわ』

(どうしよう...ここで変わりすぎたらリムルさんも死んじゃう未来に逆戻りかも!?)

『ええ、どうすれば...』

 

「変なこと聞いてすみません。では」

「『えっ』...うん」

 

(『なんで、いきなり!?』)

 

2人はしばらく混乱した。

*1
ジュラの森にいるとてもでかい牛。オリジナルモンスターです。

*2
正確にはほっぺから地面に落ちました

ヴェルドラ封印に関与・・・

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