ヒナタ視点
七曜の試練を突破し、ルミナス様に
「お主を
と言われた。
私は
「妾の専用部隊じゃ。まあ、基本的にルイに貸し与えておるがの?」
とのことだ。
更には、
「隊長は精霊術師の頂点で勇者じゃ。ルベリオス最強と言っても差し支えないぞ?」
とまで言われた。
どのような人物なのか気になり、挨拶がてらどこにいるか聞いて行ってみた。
ノックすると
「入れ」
と静かだが、威厳を感じるような声で許可を出された。
「失礼します。この度、
と入室してから答えた。
「ルミナス様から聞いている。
と返された。
挨拶とどのような人物なのかはなんとなく分かったので退室しようとすると、
「少し待て。お前の実力を見たい」
と言われた。
断る理由もないので受けることとした。
__________________________
結果から言うと、ボロ負けした。
スキルを
そのうえ、剣技だけで圧倒された。
だが、そのあとは解散というわけでなく知識の面も見られることとなった。
簡単な常識のテストに、ルベリオスの今の問題などの時事問題、最後に模擬戦の際に考えていたこと、反省点まで聞かれた。
「もちろん、スキルの詳細は書かなくてもいい」
と言われた。
だが、これから同じ部隊になるのに話さないわけにはいかないだろうと思い、『
そして、悩みなどの精神面の問題の有無を聞かれたが、あまり話したくないと思ったので誤魔化した。
先生にも話していないのに、初対面の人に話せるわけがない。
最後に一緒に晩ご飯はどうかと言われた。
異世界の料理…それも日本食を作るらしいので行くことにした。
なぜ、そんな物を作れるのか気にはなった。
だが、800年近く生きていると聞いていたので、異世界人から聞いたのだと思い、納得した。
トンカツ定食が出てきた。
トンカツ、キャベツのような野菜、味噌汁、米のセットだ。
食べてみると食堂なんかで食べるような、質素な味だ。
だが、それ以上の味はいらず、そのままでも全部食べられる。
食感に関しては衣がサクッとしており、だが中はしっかりと火が通っており良い歯応えだ。
更には、トンカツソースまで再現されていて、半分ほど食べてからソースもつけて食べる。
ソースはからしの風味があり、ツンとくる。
だが、それが良いアクセントとなっており米と味噌汁が進む。
もう食べられないと思っていた食事…それだけなのに涙が出てくる。
それはそれとして、なぜかテーブルには3人分のトンカツ定食がある。
そして、3人目の椅子には魔鋼製の人形が置かれている。
うちの隊長は人形趣味なのかと引いていると、人形が変質し始め、少年の姿になった。
その少年はトンカツを上品かつ冷静に、噛み締めるように食べ始めた。
食事会なのに3人とも黙々と食べ進めた。
お礼を言うと、
「たまに知り合いの異世界人が来るから慣れている。」
と暗に気にするなと言われ、気が楽になった。
________________________________________________
2年後
「なぜ隊長ではなく、私なの?」
と聞くとルイは
「彼は魔物狩りをあまりしないからね」
と言われた。
「なぜ、しないか知っているの?」
と尋ねるとルイは
「西方聖教会が魔物と亜人の違いを明確に区別していないからだよ。だが、敵対的なら殺すことにしているそうだ」
と返された。
亜人と魔物の違いなんて考えたこともなかった。
だが、ドワーフやエルフは人間と同じように扱われているのに、なぜゴブリンなどを一方的に魔物としているのかを私は知らなかった。
いや、知ろうとしなかったが正解だ。
そこまで悩むことでもなかったから。
潜在的な人間の脅威ならば排除するべき、という考えで行動していた。
これは
だから隊長も同じだと思っていた。
だが、隊長は他の考えを持っていた。それは衝撃的な話だ。
だが異世界人の私に気を遣って定期的に日本食を作ってくれるような優しさを持つ隊長ならばという納得もあった。
だから、魔物狩りは私が…人殺しの私が担おうと思う。隊長の手を悪人以外で汚させてはならない。
「ヒナタ?」
「なんでしょうか隊長」
「何か考え事か?」
「はい。ですが、あまり気にしなくても良い内容です。」
「そうか。困ったなら言え」
「はい。頼らせてもらいます」
この人には清く生きていて欲しいから。
_________________________________________
オベロン視点
やっぱり、ヒナタに勇者の卵あるのに気付いてないよね?
これは成長が楽しみだな〜。
それに、ヒナタもヒナタの周りにいる精霊も良い子ばっかりだし!
話聞いてる限り、トラウマ乗り越えたら確実に覚醒すると思うけど…あの子が頑張らずに覚醒してもあんまり強くならなさそうだから干渉しないでおこ!
自分の試練は自分で乗り越えないとね!*1
ラインハルトの記憶にあるマンガ読も!
楽しみ〜!
『またリゼロ見るのか?』
『うん!プリステラのところ!』
『そこはいいな!スバルの成長してるところが見れる良いところだしな!』
『ポロッとネタバレしないでね?』
『これから書類仕事だから、しばらく話できなくなるよ』
『それは大変だね!がんばってね!』
『おう!後で感想教えてくれよな?』
『うん!』
早く読も〜!
え〜…レグルス、カスじゃん!
自分の花嫁を道具みたいにさぁ….
アンケートは次の話書く時に切ります!
しばらく忙しくなるので!