1年近く経った。
リムルは召喚された子供たちを助けるためにイングラシア王国へ向かった。
静江ちゃんを模した人の姿をしていたが、どうやら彼女の分身を食べて擬態できるようにしていたらしい。
クロノアの仮面もその時にもらったようだ。
静江ちゃんは今も生きており、イングラシアに戻ってイフリートと喧嘩しながらも先生と冒険者を兼業しながら暮らしているらしい。
そこに合流して子供を救うつもりらしい。
俺はその間、ルベリオスに一時帰還してお土産とテンペストの事を報告する事にした。
その内容を大雑把に言うなら
『滅ぼすよりも共存のほうがメリットが大きい』
ルミナス様は
ヒナタはラーメンを見て、何かを察していたようだった。
まあ、俺でもわかるから。
リムルがいない間は俺がテンペストを守る!
見返りは食べ物と服ね?
あと、リムルが居ないからか、テンペストでは少し暗い雰囲気だったが、幹部達が「そんなんじゃリムルさまに心配される!」的なことを言い、街は再び活気づいていた。
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3カ月後、ファルムス王国が攻めてきた。
建前としては、悪しき魔物が国を作るなど言語道断だそうだ。
西方聖教会も認可しているとも言った。
...ふむ、まずは確認だな。
『ルミナス様?テンペスト襲撃のお触れとか出しました?』
『いや?出しておらぬ』
『テンペストにファルムス王国が攻めて来て、西方聖教会も認可しているってのたまってるんですけど…』
『妾は何も命じてないぞ?』
『ルイ達が何かしてないか聞いてもらえます?こっちはヒナタに聞くので』
『分かったのじゃ。何か分かれば伝えよう。』
ルミナス様は関与してない。
『ヒナタ?』
『隊長?なんですか?』
『テンペスト襲撃するように言ったか?』
『?いえ、言ってませんが?』
『いきなり、すまんな』
『いえ…もしかして襲撃されてますか?』
『ああ』
『こっちで調べておきます』
『頼んだ』
ヒナタも関与してない。
『ラインハルト。ルイ、ロイ、ギュンターは関与しておらぬ。』
『ありがとう御座います。七曜にも聞いておいてくれますか?』
『七曜か…分かった』
テンペスト襲撃なんて指示を出せるのは間違いなく幹部級以上だからな。
とりあえず、兵士全員、斬るか。
『
オベロンはどうする?
『今日は戦いたい気分〜』
精霊召喚でオベロンを呼び出して実体化させる。
「遠くにいる奴は任せた」
「まかされた〜!」
オベロンは飛んでいった。
すぐに倒して戻ってくるだろう。
「お、お前!何をするっ!これは人間のための戦いだ!」
と抜かす、アホがいたので
「俺はラインハルト・レンツベルク。ルミナス神直属の騎士だ。それとも、紅剣の勇者と言ったほうが分かるか?」
精霊覇気を気絶しない程度に出して、話しかけた。
「ルミナス様の騎士なら何故!?」
「これはルミナス様が望んでおられないからだ。それに、どうせ私欲を肥やそうとしたファルムス王の仕業だろう?そんなことに、西方聖教会の名を使われては困る。」
リムルの秘書をしているシオンちゃんと巫女をしているシュナちゃんが困惑した様子でこちらを見ている。
まあ、当たり前だろう。
西方聖教会の名のもとにと言われたあとに、その教会の神は認めていないと言われたのだ。
俺でもたまったもんじゃない、と思う。
だが、指示を出さなければならないので出させてもらう。
「そこで見ている二人は、他の場所でこの国の人を守れ。アイツらは、この国の王が不在なのは分かっているから来たのだろうから。」
二人は困惑しつつも理解したのか、すぐに他の場所向かった。
だが、驚くべきことにテンペストには
これは西方聖教会が作った魔法だ。
だから、西方聖教会が関与していることが明らかになった。
ルミナス様の名を勝手に使い行動している不届き者がいるようだ。
独断で殺しはしないが、痛い目は見てもらおう。
『オベロン、街にいる生物すべてに、不死鳥の加護を共有してくれ』
『いいよ〜。怒ってるね?』
『ルミナス様の名前勝手に使われてるからな』
『へ〜…それは僕もキレるよ。ルミナス様ってなんだかんだ優しいからね〜』
『ああ。それじゃあ、よろしく』
『うん!』
さて、痛い目に遭ってもらおうか。
この日、テンペストの被害は0だったが、ファルムス王国兵、ファルムスの召喚者、西方聖教会の騎士たちは死にはしなかったが、精神がぼろぼろになった。
リムルの言いそうなことこれでいい?(駄目が多かったら書き直します。自分もなんか変な感じだと思うので)
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いいよ!
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駄目!