リムル視点
テンペストが襲撃されたことを聞いてエレン達がテンペストまで来てくれた。
話していると、その話のなかで衝撃的なものがあった。
どうやら、敵味方関係なく、死んだが炎に包まれて生き返ったらしい。
敵の騎士はアイツが倒しまわったらしい。
テンペストの者でこれを経験したのが200人。
シオンはこれでまだ守れると考えて何度も死んだらしいが、ただ、他の者は死を経験して、また死ぬことがとても怖くなったらしい。
俺も死の痛みを知っているから言えるが、2度目は勘弁だ。
そして、なぜテンペスト側が騎士を倒さなかった理由は主に3つ程ある。
1つ目、俺の作った、『人に危害を加えないこと』というルールだ。
2つ目、
3つ目、アイツが倒すのが速すぎて、テンペスト側が倒す暇もなかったらしい。
また、
それの発生主のミュウランはヨウムと獣王国のグルーシスが見ているらしい。
炎に包まれて生き返った者たちについて知ってることはないか聞くと、死んでも炎に包まれて生き返ったというのは、ある街にも事例があるらしい。
イングラシア王国の王都の隣町で過去にあったそうだ。
その時は、とある異世界人がイングラシア王国の人達を殺し回っており、紅剣の勇者が捕縛に出向いたところ、街の住民を人質にして殺したが、街の住民は炎に包まれて生き返ったらしい。
さらに、エレンから、
「もし次に誰か死んでしまったらって時の予防策に…」
と竜皇女の伝説を聞かされた。
曰く、竜皇女なる人物のペットの竜が殺された時に竜皇女が怒り、人間を大量に殺し魔王となった。その際に竜は生き返ったが、自我をなくした状態で生き返り、暴れ回る竜を竜皇女が封じたらしい。
魔王になると、部下の魔物が生き返るかもってことか…
「でも、それって俺に魔王になれってことだよな?」
「うん…私はこの国のことが好きだからぁ。だから、みんなには生きててほしいなぁって…」
これは嬉しいが、今のところ魔王になるつもりはない。
だが、必要なら容赦なくなってやる…
そう思っていたが…
どうやら、魔王になるという選択肢しかないようだ。
軟禁していたミュウランが突然窓から脱走して、テンペストの住民を殺したらしい。
その様子はおかしいのひと言に尽きる。
殺した後は泣きながら謝罪を繰り返していたらしい。
ミュウランの主はクレイマンで、ファルムス王国の襲撃に合わせて
どうやら、敵はクレイマンらしい。
この戦争を企てたのも、ミュウランを無理やり操りテンペストの住人を殺させたのも…
ただ、竜皇女の話なら生き返っても自我をなくし暴れまわるそうだが、大賢者は、魂が無くなったから自我を無くしたと考えた。そして、結界内なら魂が残っている可能性があるとも。
そして、魔王になるために必要な物は人間の魂、一万〜二万個と推測した。
そして、ファルムス王国の軍勢が二万いる。
ちょうどいい量だ。
俺はファルムス王国を糧にして、魔王となる。
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ラインハルト視点
会議が終わり、七曜が紛れている可能性を考慮して、ファルムス王国の軍勢を見ていたが、リムルに滅ぼされた。
そして、今はリムルの召喚した
「貴方の使う不思議な力、大変興味深いです。今度はぜひ、お手合わせいたしましょう」
そう言い、転移した。
というか、あれって原初の黒だよな?
アイツはなんちゅー悪魔を召喚してんねん…
『なんちゅー?してんねん?』
『なんという』って意味と『〜してるの?』って意味な?
『そうなの〜?でも、意味変じゃない?』
今のを組み合わせると、「アイツはなぜ、あんなに強い悪魔召喚してるの?」になるんだ。
『へー』
興味ないだろ?
『うん!』
とりあえず、帰るか。
『今日はハンバーグがいい〜』
オッケー。
ルミナス様に報告してから帰るから先に材料買っといてくれない?
『わかった〜』
どうする?
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