さらっといつに転生したかというとリムルの生まれる800年前に転生させました。
時代は西方聖教会が成立して500年くらいです。
ルベリオスができたのは2000年前ほど前ですので大丈夫です!
この世界に転生してから五年経ちました。
どうもラインハルトです。
親が宗教にどっぷりとハマっているのを見る生活を送っています。
それはそれとして、この国ヤバいです!!
2年前に夜中にトイレに行こうとしたら、吸血鬼が両親の血を吸っていました。
その時聞こえた会話がこれです。
『いや〜、やっぱり幸福を感じている人間の生き血はうまいな〜』
『俺はやっぱり、母親の子供への愛情たっぷりの生き血がさいっこうなんだよな〜』
『苦労して人間守ってる甲斐あるぜ〜』
これを聞いた俺はゾッとしました。
以下その時の考えです。
え...もしかして、マッチポンプ?
吸血鬼の魔王って、確かロイ・ヴァレンタインって名前だったよな?
そんで、法皇の名前がルイだったような...
もしかして、双子!?
いや、2人の顔を見たことあるわけでもないけど、双子って言えば似た名前だろうし
ほら!レムとラムとか、ライとロイ、ルイの三兄弟とか...暴食の大罪司教と同じ名前じゃん!?
絶対悪者じゃん!?明日、教会に忍び込んで確かめてやろう!
まあ、その後冷静に考えて、
(まあ、守ってくれるならいいか)
と楽観的に考えていたのだが...
5歳になる少し前にこんな会話を聞いた。
『そういやそろそろだな、ここの家の子供の誕生日』
『うまうま...ん?そういやそろそろ5歳の誕生日か』
『ここの子供いいやつだからな〜。たまにお菓子分けてくれるし...子供好きの吸血鬼に血を吸われるのかな〜』
『変なやつじゃないといいな...毎月変なやつに会いたくないし』
『それな〜』
と言う両親の血を吸いにくる吸血鬼たちの会話が...
え!?俺の血吸われるの!?いや、まあ血を吸われるのはいいんだけど、吸血鬼たちの素の性格って結構変人寄りというか...エルザみたいな美人吸血鬼ならともかく...いや、腸大好きなサディスティックな子はやっぱり嫌だな、うん
できるだけ普通よりの感性で可愛い子がいいなぁ...
そう思い、次の月の吸血の日(勝手にそう呼んでる)に願っていると
『いや〜まさかアンタとはな』
『俺も驚いたぜ...まさかお前がここの子の血を吸いにくるとは』
『だって、邪な目線を向けてくる人間よりも純粋な子供の方がいいじゃないですか』
普段はシスターをしている、見た目は30歳くらいの女の吸血鬼だった。(以下シスターと呼ぶ)
感性も普通の人間よりだ(ラインハルト視点では)。
吸血鬼でも見られるの嫌なんだな、善処しよう。
子供の体じゃ勃たないから今は虚しいだけなんだけどね...
そしていざ吸血の前に意識を朦朧とさせる魔法?をいつも来ていた吸血鬼たちが両親にかけ始めた。
それに続き、シスターさんも魔法をかけ始めようとしたのだが、全く意識が朦朧とならない。なんならピンピンしているくらいだ。
その場にいる吸血鬼たちと一緒に頭に?を浮かべていると...
「なあ...坊主...今意識はっきりしてるか?」
「うん...もしかして...まずい状況?」
「結構まずい状況だな...」
「3人の上司的な人に連絡入っちゃうレベル?」
「入っちゃうレベルだな...」
どうやら、今までにない事態だったらしい。
なんで俺に魔法が効かないんだ?
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翌日
3人の上司と会うことになった。
その上司の名前がロイというらしい。
魔王じゃね?たぶん魔王と会うこととなった。
その経緯として
昨日の3人が来て、「明日、教会本部に来てくれ」と言われた。
親は「何かしたのか?」と聞いてきたが、俺は何もしていないので「さあ?」と答えた。
何かしたのではないかと心配していた両親だが、俺は
(どっちかというと何かされたが正しいんだけどなぁ)
という思いを隠し、国の平穏を守ることにした。
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さらに翌日
教会本部に行き、3人を待っていると
燕尾服の初老の男性と一緒にガチガチに固まった動きで歩いている3人がいた。
(あの燕尾服の人も偉い人なのか?)
と考えていると
「あの子がそのラインハルトという子ですか?」
とその3人に聞いていた。
そして、3人は頷いていた。
それから、こちらに向かってくる4人。
「この者らに代わり、案内させていただくギュンターと申します。」
そう言われたので、3人に目線で確認を取ると
(なんでこっちを見るの!?)
みたいな顔をする3人がいた。
(仮にも長命種ならなんとなくわかるだろ)
そう思いながら
「ありがとうございます、ギュンターさん。案内よろしくお願いします。」
そう答え、3人と別れギュンターさんに着いていく。
地下への入り口あたりに到着すると、震えていたのがバレていたのか
「魔法が効かなかったことの原因を探るためですので緊張なさらずに」
と言われた。
(魔王と会うかもしれないのに緊張で済むはずないだろ…)
と思いながら、着いていく。
ある程度と広大な地下空間が広がっていた。
「うわぁ」
と声をあげてしまうほどだ。
もちろん、景色も綺麗だからなのだが、それと同時にこんなに吸血鬼いたんだ…というドン引きの混じったようななんとも言い難い気持ちであった。
「こちらです」
ギュンターさんに案内され、城のようなところへと到着した。
そして、さらに奥へ進むと機嫌の悪そうな黒衣の男とその男にそっくりな人に興味がなさそうな白衣の男の2人とその背後にいる、自分は興味ないですよ的な雰囲気を出しながら、こちらをじっくりと観察する銀髪オッドアイなメイドさんがいた。
「えっと、こんにちは。ラインハルトです。本日はよろしくお願いします」
と頭を下げると
「ふん!お前なんぞに時間を使ってやっているんだ。大したことじゃなかったらすぐに殺してやる」
と黒衣の男に言われた。
(なんというか、典型的な悪役というか、舐め腐った相手にやられるタイプの悪役だな。レグルスみたいな。というか名乗れよ。誰だよ」
「なんだと?貴様、よほど死にたいようだな...」
声に漏れていたようだ。
横の白衣の男は興味なさげにこちらを観察している。後ろのメイドさんは愉快そうに見ている。ギュンターさんは能面みたいに表情を変えないためわからない。
状況的に黒衣の男が魔王ロイなんだろうが、部下のギュンターさんも自己紹介を行っていたのに...
こんな短気なやつがほんとに人間家畜国家を作ったのか?
「お名前、お聞かせ願えますか?」
と遜って聞いてみた。
不服そうに
「我は魔王ロイ・ヴァレンタインである。跪くが良い!」
と言い放った。
「それで何のご用ですか?」
と続けて聞くと
「お前、我が臣民である吸血鬼たちから聞いたが、魔法が効かないそうではないか。今回はそれを調べるために呼んだのだ」
と言ってきた。
さらに自分の安全のために
「私の命の保証はされるのでしょうか?それに方法は?」
と聞いたら
「お前に魔法を当てる。運が良ければ生きているだろうよ。まあ、我の心象は最悪だがな...」
と言いやがった。
(まあ、魔王だしな...)
と思いながら、拘束を受けた。
拘束したのはギュンターさんで痛くないけど逃げられないように縛り付けられた。
「
ロイは明らかにヤバそうな技を放ってきた。
今回、始末するためだったんだな〜。そう考えながら
しかし、当たる直前に
《贈与:不死鳥の加護》
と声が聞こえた。
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ロイ視点
ふん!魔法が効かない下等生物がいると聞き、始末しておいたが所詮この程度だったか。つまらん。
これなら、まだルミナス様のために腹踊りでもした方が楽しかったろう。
そう思いながら玉座に向かう
ボウッ
ん?なんだ?ルイとルミナス様の目が見開いている?
何を見ているんだ?
そう思い振り返った。
先ほどまで下等生物がいた所で炎が燃えていた。
誰が燃やしたのか確認しようとすると
「不死鳥の加護に続・不死鳥の加護か...」
先ほど殺した下等生物がいた。
ノリと勢いで3000字超えちゃったよ