英雄にしかなれない男、転スラに行く   作:ちゃがまくら

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明かされし心中

ヒナタ視点

 

「えっと…はい?」

 

今、なんて言った…?

地球…しかも日本?

 

でも長生きしてるらしいし…そういう冗談の可能性も…

こんな状況になるなんて思ってなかったし…

とりあえず、日本でしかわからない事を聞けばいいの?

 

「えっ…と、日本の県を全部どうぞ…?」

「え?都道府県を?」

 

県しか言ってないのに都道府県が分かるなら地球出身だ…*1

 

「北海道、青森、秋田、岩手…(以下略)」

 

普通にペラペラ話してる…

今までの口数を最低限にした話し方と違ってフランクに話してるから、とても違和感があるのに…それを超える情報をぶっ込まないでほしい…

 

「他には…あっちのアニメと言えば?」

「日本のアニメか…みんな知ってるって言うんならドラえもんとクレヨンしんちゃん、アンパンマンとか?ちなみに俺が好きなのはリゼロね」

 

リゼロ?が何かは分からないが、日本出身なのは間違いないだろう…

今抱いてる疑問を聞こう…

 

「なぜ…私に?」

「気分!」

 

え…

 

「…は冗談だよ。ホントはリムルのせい」

 

彼の?一体どういう…

 

「説明するからそんな顔しないで?」

 

どうやら私はおかしな顔をしていたらしい。

とりあえず説明を聞こう。

 

「リムルは異世界人と魔王を理由に好き勝手してるじゃん?俺達は出来てもやらないようにしてたのに。それで、迷惑を被るのはアイツの国だけじゃないのにも関わらずだよ?もちろん文明を進めるのはいいとも。でも、急な文明の加速には面倒事もついてくるわけで…なのに何も考えずに文明加速させるアイツ見てたら腹立ってきてね、愚痴りたいのよ。でも、いきなり俺が異世界人って情報を出されてもヒナタも驚くだろ?だから話したってわけ。」

 

愚痴交じりだったが言いたいことは分かった。

今のを要約するなら…「迷惑かける奴のことを愚痴りたいから話した!」ってことらしい。

 

私も言いたいことは分かる。この世界の料理ははっきり言って美味しくない。まず素材や文化から違うのだ。

変に文化を貶すような事も出来ない。それが原因で食いっぱぐれる事になる人物もいるのだから。

その点、リムルには感謝はしている。美味しい料理を周りを気にせずに食べられるようになったから。

 

だが、リムルが生まれてから世界各国の情勢も簡単にコロコロと変わるようになったのも事実であり、その事態を解決するためだけに、あらゆる国の国教であるルミナス教が巻き込まれることもあるだろう。

 

それは内政干渉であるが影響力が大きい私達は意図せずに干渉することもあれば、やらなければならないから干渉することもあるだろう。

 

その手間は省きたいものだ。

そして、その原因であるリムルを愚痴りたい気持ちは私も同じだ。

 

言って止まるならいいが、止まらないのがリムルだ。

なんなら、話を聞いていないんじゃないかと思うこともある。

 

隊長がリムルを嫌いなのははっきりと分かった。

隊長にとって彼は仕事を増やしてくる悪魔だからだ。

リムルが良い人なのは間違いないが、手間を増やす厄介な相手であることに違いないのである。

そして、仕方ないとも思っているから愚痴りたいのだ。

 

私達は入隊以来の握手をした。

 

「頑張りましょう」

「おう」

「僕らも〜」

 

2人と精霊たちで手を乗せて決意表明した。

仕事()には負けないと…

*1
ヒナタは"こんらん"している!わけもわからずじぶんをこうげきした!




以上、ラインハルトがリムルを嫌う理由でした。

書くネタが無かったからこれにしたよ〜
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