いろいろと案を出して精霊魔法を作らせているとリムルから
「試したいから相手してくれよ」
と言われた。
推測だがさっきの意趣返しに考えついた攻撃をぶつける気だろう。
当たらないけどね?
ついでに契約無視の効果試してみよ。
まだやったことなかったしね。
「ルールは精霊に関するもののみ、でいいな?」
「ああ。精霊魔法の授業だしな」
じゃあ勝てるな。
龍剣レイドも使えるし、統一化もリムルの精霊としたらいい。
どうせ、多属性の疑似上位精霊でも使うだろうし。
―――――――――――――――――
リムル視点
さっきの仕返しに勝負を挑んだ。
智慧之王さんが幾つか良い魔法を思いついたからだ。
大抵の相手は倒せるってお墨付きで。
「審判は私、カリスが務めます」
「ああ」
「頼んだ」
両者位置につき、契約精霊を召喚する。
「では、始め!」
「
「フッ」
避けた!?
智慧之王さん!話が違うよ!
《告:大抵の範囲に個体名ラインハルト・レンツベルクは含まれていません》
えぇ!?それ先に言ってよ!
《…告:現状の改善案として神之怒の大量射出を提案》
俺は智慧之王さんにテンペスト上空で待機していた神之怒を射出させ、空間操作でゲートを作ることで迷宮内に招き入れる。
「神之怒!」
「よっ…ほっ…」
また避けられた!?
流石にスキル使ってるだろ!
智慧之王さん!解析結果は!?
《解:スキル及び魔法の使用は確認されませんでした。純粋な身体能力で回避されていると推測。》
は?じゃあ、どうすんだよ!
《告:行動を解析し、行動予測を実行しますか?YES/NO》
もちろんYesだ!
その間、神之怒を大量に射出させて時間を稼ぐ。
だが、一向に智慧之王さんから解析結果が来ない。
…智慧之王さん?まだ?
《解:行動におかしな点がいくつも含まれており、解析が難航しています》
おかしな点?
《告:はい。主に察知方法や空中での回避と言った方法に不自然さがあります》
察知方法か…精霊力砲は魔力探知として、神之怒は空間操作が引っかかったからか?
《否:神之怒の射出角度を変えておりますが完璧に対応されました。》
じゃあ、経験値による差とかならどうにもできないぞ?
《告:全方向からの包囲射出を推奨》
了解!撃っちゃえ!
「フッ!」
空中で回転しながら光線の間をすり抜けてきた。
「はぁ!?なんだそれ!フィギュアスケーターか!」
「さあ?まあ、そろそろこっちも行かせてもらおうか」
そう言うと剣で斬りかかってきた。
だが、鞘に収まっている。
「おいおい!精霊に関するもののみってルールだろ!」
「ああ…これは精霊武装だよ」
はあ…マジ?
《解:対象の剣から精霊力を確認しました。精霊武装で間違いありません》
「おいおい…精霊武装って鎧だけじゃないのかよ…」
「鎧だけなんて誰かが言ったか?」
それはそうなんだけどさぁ…
今まで見たの全部鎧だからしょうがないよね。うんうん。
「
いきなり撃てなくなったんだけど!?
《!?…告:疑似上位精霊《炎・水・風・地・光・闇》との契約が破棄されました》
はあ!?
それどういう《告!攻撃が来ます!》い…え?
「
「ウワァ!」
チクチクするぅ…
どういうことだよぉ…
《解:個体名ラインハルトに精霊との契約を奪われたと推測。方法を解析…失敗しました。》
契約の強奪ぅ!?
「驚いたか?」
「ああ。驚いたよ、契約の強奪とはな…」
「精霊使役者としてこれくらいできないとな」
できなきゃなの?
そう思いヒナタとシズさんを見ると首を横に振っていた。
どうやら、この技術を知らないらしい。
「シズさん達知らないみたいだけど」
「教えてないしね」
こいつ腹立つな…
「どうせなら、とっておきを見せてあげよう」
そう言うと、俺が契約していた精霊と合体した。
なんか、気分下がるな…
ルベリオスのあの時ほど怖さはないが、それでもかなり強そうだ。
片腕が巨大な砲身となっており、どんどん光が溜まっていく。
「
急いで避けたが範囲が広く死んでしまった。
おお…死んでしまうとは情けない。怠惰ですねぇ?
そして、生き返った後に辺りを見ると迷宮の階層が数階層分がぶっ壊れてしまった。
横方向に撃った砲撃でこれだ。もし上に向かって撃たれたら迷宮全階層ぶち抜かれてたかもしれない…
よかった…
隠れた怠惰を探せ!
この話に1体だけ怠惰がいます!
見つけれたらすごいね!
精霊超新星…精霊力を一気に爆発させる魔法。ミリムのドラゴノヴァから着想を得た。