英雄にしかなれない男、転スラに行く   作:ちゃがまくら

39 / 47
剣聖&新星VS灼熱竜&一桁数字(ダブルオーナンバー)

時は過ぎ、迷宮内にて子供とヒナタ、静江ちゃんに統一化を教えていたら…

 

天井が…いや迷宮が抉り取られ始めた。

 

熱をすぐに感知したため火避けの加護と火遊びの加護の効果で火が効かない自身を盾にして防ぐ。

 

「ヒナタ、静江は子供を連れて最下層へ転移しろ」

「はい!」

 

伝心の加護でルミナス様とオベロン、ヴェルドラ、ラミリスに連絡しておく。

 

『ヴェルグリンドが迷宮を攻撃し、5層階までが破壊された。俺は対処に当たる。ヴェルドラはラミリスと迷宮の修復に当たってくれ。オベロンはルミナス様と共にルベリオスを守れ。あと、リムルへの報告は任せた』

『う、う、うむ!あ、姉上の相手は任せたぞ…!』

『迷宮はこっちに任せておくのよさ!』

『りょ~かい』

『苦労かける。こっちは任せておれ』

 

じゃあ、斬ろうか。

死神の加護+先制の加護+矢当ての加護+蒼天の加護+『神魔斬り(ディバルスラッシュ)

 

おっ、尻尾切れて倒れたな。

 

『ウガァァ!?』

「よう?ぶっ殺しに来たのか?」

『お前ぇぇぇ!!!』

「お前が見下してたヴェルドラとお揃いだな」

『ウッ…絶対に殺してやるぅ…!!!』

 

じゃあ、空を飛ぼうか。

水、炎の精霊魔法を合わせて蒸気を出し、雲の加護でその上を歩く。

 

「ほらほら、大丈夫かぁ?」

『もう!しつこいわね!!』

「お前じゃい!」

 

しつこいのは間違いなく竜種だよ。

普通の魔物は今ので死んでるし、勇者も殺した技なんだが?

ヴェルドラが溜め込んでた魔素を解放したから周囲に魔素が再び満ちている。

 

「とっとと倒すか…」

『それはこっちのセリフよ!』

「『神魔斬り《ディバルスラッシュ》』!!」

「当たらなければどうということはないのよ!灼熱竜覇加速励起《カーディナルアクセラレーション》!!」

 

人型になって高速で動いているヴェルグリンド。

まあ、斬撃は遠距離攻撃扱いだから確定で当たるんだが…

 

「なっ!?ぐわぁ…!!」

「無駄だから、諦めたら?」

「ただの人間に…負けてたまるものか…!!」

「あっそう。じゃあね」

 

このヴェルグリンドは殺すとして…あっ、最後にスキルだけ聞いておこう。

 

「君のスキルって分身体作る能力で合ってるよね?」

「誰が…教えるか…!」

 

分身体を作る能力。もしくはそれに類似する能力なのは確定だね。

 

「じゃあね」

「絶対に…殺すからな…」

「頑張ってね〜」

 

よし、1体目のヴェルグリンドは殺せたな。

 

『通達。ヴェルグリンドは殺したが、分身体、もしくはそれに類似のスキルを持ってる。まだヴェルグリンドは来るぞ。』

『了解なのよ!』

『うぅむ…まだ来るのか…。何か対処法などはあるか?』

『取り敢えず、竜種の死後に時間かけての復活はないから常に構えておくこと。あとは直線の攻撃ばかりだったからリムルがいたら何とかなると思う』

『!そうか!そうか!ならば、適任のリムルに任せるとしよう!』

 

スキルで放出系の魔法は全部食べれるらしいから、大丈夫だろう。

 

さて、あとは…飛んできてる飛行船を墜落させるか。

船頭にヴェルグリンド居るし…

無策すぎだろ…

 

『すまん!ちょっと遅れた!』

『構わんぞ!ついでに良いところに来た!実はラインハルトが…』

 

リムル来たな。ヴェルグリンドは任せて、飛行船で来てる奴ら落とそうか。

 

「リムル、他のとこは?」

「色々任せてきた!」

「ヴェルドラから聞いてたみたいだから、任せるよ?」

「おう!他の面倒くさそうな奴らは任せた!」

 

取り敢えず、魔力を込めた居合で大事そうなとこに穴開けよ。

 

お〜…落ちてきたな。

ん?数人が飛び込んだ。

 

ヴェルグリンド入れて9人だな。近藤もいる。

 

「やっほ。ちょっとぶりだね」

「ああ…」

 

返事と同時に撃ってきたな…

テンペストに張りっぱなしの対魔属性結界が壊れた。

 

「辞めとけよ。負け戦だしな」

「…かもな。だが、諦めるわけにはいかんのだ」

 

しょうがない…

一応聞いておくか。

 

「他の奴らも、近藤と同じ意見か?」

 

見ると、真面目そうな奴(ダムラダ)は真剣にこっちを見て頷き、偉そうな奴(グラニート)気持ち悪い笑みでこちらを見る奴(ガードナー)アホそうな奴(ガルシア)虫型魔人の女(ミナザ)眼鏡(マルコ)橙色の髪を持つ若い奴(フェルドウェイ)は不機嫌そうにこちらを見て当たり前だろう、といった雰囲気で頷いた。

 

「そうか、じゃあな」

 

全員の首を斬った。

何とか耐えたのは近藤、真面目、橙色の3人だけだった。

 

「近藤、なんだアレは…!」

「神聖法皇国の勇者だ」

「一勇者があそこまで強くなれるわけないだろう!」

 

うるさいな…

近藤と真面目はリムルに投げつけよう。

 

「お前に」

「は…?」

 

真面目と近藤は投げつけたら、リムルがノータイムで捕食した。

この橙色は取り敢えず、喉だな。うるさいからね。

 

「お前、精神生命体だな?」

「…ッ!?」

「話さなくてもわかるから、お前の心核を破壊する。良いよな?」

 

不死鳥の加護を共有して

 

《加護共有を発動します。共有する加護は不死鳥の加護、続・不死鳥の加護。》

 

「じゃあ、たくさん死のうか」

「…ッ!」

____________

 

数時間後

 

真っ白になった橙色と何故か竜種みたいな覇気を出すようになったリムルが居た。

 

橙色はこれが目的だったから良いんだが…

リムルは何故!?




精神生命体は精神的に殺すに限るよね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。