「なあなあ!ラインハルト!話が終わったらワタシと戦うのだ!」
「ミリムよ。お前は前にも戦ったであろうよ。今回はワシの番だ」
「それを言うなら俺も戦ってないぞ」
どうして…
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遡ること三日前
「はあ?勇者も交えたワルプルギスだぁ?」
「ああ。俺の発案ね」
また仕事増やしやがった…
「カス野郎め」
「は!?なんで罵倒するんだよ!」
「勝手に仕事増やすな!」
「お前暇だろうが!!」
暇なんじゃなくて、何があってもいいように時間空けてんだよ!事務仕事も算術の加護とかフル活用してな!!
「俺お前嫌い」
「え…」
「仕事増やす悪魔」
「う…」
「ちょっとは考えて行動しろ!!せめて、もっと前から連絡するべきだろうが!!」
「はい…」
全く…このぷにぷにはぁ…!!
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と言ったことがあり、今に至る。
参加者は
「では、魔王の宴…ではなく混沌の宴、ジークハイルの開催を宣言いたします」
ちなみに名前を決めたのは俺だ。
ミザリーさんにワルプルギスの方は勇者たちいるから使えないだろうし、と唆してミザリーさんの案ということで通した。ギィに「良いネーミングセンスだ」って褒められてたよ。
昔にドイツ語を調べた時に知った。
意味は勝利万歳でナチス・ドイツ時代に政治的に使われたスローガンの一つらしい。
しばらく、近況報告を行い、各々の情報を分け合った。
それで分かったことは、星王竜の復活を求めて動いていたらしい。
あと、なぜかヴェルザードも裏切ったらしい。
レインさんに伝心の加護でこっそり聞くと「その、痴情のもつれです」と言われた。
ギィめ…
「取り敢えず、こんなとこか?」
「俺様のところはな」
「ワタシのところは今のところ何もなかったぞ!」
「ワシらの所もだ」
「妾の所もじゃ」
「…私のエルドラドもだ」
「実質的な被害はテンペストだけか…」
そう言えば…
「リムル、天使系能力の話は?」
「ん?ああ…敵さんは天使系の究極能力持ちを支配する能力があるんだが、この中に天使系能力持ってる奴らいるか?」
「ほう?もうそこまで手が割れてるのか」
「ああ。でも、誰が持ってるとかわからんしな」
「それなら俺が主な天使系能力を知っている。」
ギィの解説から
の天使系とそれと対を成す
の悪魔系の能力を教えてもらった。
「この14個の中にあるの持ってる奴は?」
「「「「「「……」」」」」」
黙り込んでても無駄だ。
風見の加護で分かるんだから。
「ギィ、リムル、レオン、ルミナス様、ミリム、ディーノ持ってるな?」
「アタシも知ってるのよさ!ギィは
「ラ、ラミリス!?」
「…ヴェルザードは
「…俺は
「…俺はヴェルダナーヴァ様から
「………私は
「…妾は
「私はグランさんから
皆、渋々話したな。
だが、まだだ。
「リムル、まだあるな」
「え?」
「まだ持ってる情報あるな」
「いや~…なんのことがさっぱり…」
「俺に嘘は通じないぞ。だから蜂蜜を根こそぎ奪えたんだからな」
「え?は?蜂蜜!?」
「うむ!ワタシがリムルから根こそぎ奪ったやつなのだ!」
「いいから吐け」
「…いきなりの新事実に頭痛いから待って…」
「はよしろ」
「あ~…もう!持ってたよ!持ってましたよ!」
「どれを?」
「…うぅ…
「なぜ過去形なんだ?」
「色々あったの!色々!」
その色々を話せっての!
「リムルさん。流石に大事な時に話さないのはダメだと思いますよ?」
「うん。私もそう思う。…先生がなんとかしてくれると思って話したのに…」
「うぅ…」
勇者二人による援護射撃!
いいぞ!
「話せば楽になれるぞ」
「うぅ…それでも話さない!」
「ほう?では、一番情報を持ってる奴が出し渋ればどうなるか教えてやるか」
「…え?」
ギィも援護射撃に参加だ!
「
「…うっぷ」
魔法一つでダウンさせたよ。
何見せたんだ…?
「…天使系能力持ってるやつには話すよ」
よし、クロエから後で聞けばいいな。
蒼海の涙編はイカレ竜種討伐後に書くと思う。