英雄にしかなれない男、転スラに行く   作:ちゃがまくら

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前提
・マサユキはまだユニークスキル
・ラインハルト戦以外はカット
・天使系能力は能力改変済み



混沌の宴 後編

 

それから話が進みギィがこんな事を言い始めた。

 

「そういえばラインハルト、前に結局なあなあになった戦いの再開は何時になるんだ?」

「前?ヴェルドラ封印前のやつか?」

「そうだ。結局それから会うこともなかったしな」

「ふむ…それな「ワタシも戦いたいのだ!」

「それならミリムは戦ったであろう!今度はワシが「おいおい、割り込むなよ」

 

と言った感じで喧嘩好きがワチャワチャし始めた。

こっそり、ラミリスに近づき話す。

 

「ラミリス、ラミリス。」

「なあに?」

「ここって迷宮にできるか?」

「迷宮にぃ?たぶん?」

「じゃあ、一時的にでもいいから迷宮にしておいてくれ」

「いいけど…何するの?」

「どうせなら喧嘩祭りにでもして相討ちさせようかと」

「うわぁ…卑劣だね…面白そうだから良いけどね!」

 

迷宮になったら、合図してくれるらしいから全員巻き込んで戦う。トーナメント形式でいいだろう。マサユキはラミリスとサポートで参加してもらう。

 

「注〜目!」

「なんなのだ!」

「喧嘩祭り、やります。今から、ここで!」

「いいのか!」

「ラミリスとマサユキ以外は全員参加な!」

「うむ、構わぬぞ。それに、最近身体がなまっておったからの」

「私も構わない。新たな力の試運転に丁度いい機会だ。」

「え…?めんどくさ…」

 

トーナメントをくじで決め、こうなった。

 

クロエ(シード)

 

第一試合

ミリムVSリムル

 

第二試合

ディーノVSラインハルト

 

第三試合

ルミナスVSダグリュール

 

第四試合

レオンVSギィ

 

________________________

ディーノVSラインハルト

 

第一試合はミリムの勝利だった。

殺す気ならリムルの勝ちだったろうが、喧嘩祭りだからミリムに勝ちを譲ったようだ。

 

俺の出番だ。

相手はディーノ。

 

武器は剣らしい。

 

試合が始まり、しばらく様子見でお互い打ち合う。

 

「流石熾天使だな」

「そりゃ、どーもッ!」

「だが、サボりすぎたな」

「うおっ!?」

 

あとは、撃ち合いしつつ様子をじっくりと見ていたら動けば動くほど弱くなっている。

 

それにしても…

 

「お前、何か隠してるな?」

「うぇ!?い、いや~、な、何も隠してないよ〜?」

「これはお互いの能力確認の場でもあるんだから、晒してくれ、よッ!」

「うぉ!?…っとそうだな…」

 

そう言うと、ディーノは大剣を捨て、両手に白と黒の2本の剣を出した。

 

「良い剣だな」

「そっちも、鞘から抜けよ」

「それが自由にできたら、どれだけ良いか…」*1

「お、おう…」

 

しばらく戦い

 

「あぁ…疲れた…降参!降参!」

「まあ、乗り気なのはデカブツと幼女と赤いのの三人だけだし、いいぞ」

「「「誰がデカブツ(幼女)(赤いの)だ!」」」

「お前らじゃい」

________________________

二回戦

トーナメント表

 

第1試合

クロエVSミリム

 

第2試合

ラインハルトVSダグリュール

 

ギィ(シード)

 

こんな感じになった。

まあ、妥当だな。

 

________________________

 

第1試合はミリムの勝利だった。

クロエは能力確認を全て行った後、ミリムには攻撃しても直ぐに立て直してくるからか、ミリムを褒めながら降参した。

 

「うむ!当たり前なのだ!」とか言って喜んで降参を受け入れてたので、良かった。癇癪起こされたら大変なことになるからな。

 

それはそれとして俺の出番だ。

 

「よろしくダグリュール」

「ああ。よろしく頼む」

 

試合が始まり、しばらく攻撃し続けていたがこちらのは当たっても怯まないし、相手の攻撃は全て避けているため、進展がない。

攻防を続けながら話す。

 

「進展ないな」

「そうだな」

「どうする?」

「ふむ…では、互いに大技を撃つのはどうだ?」

「同時にか?順番で?」

「同時に、だ」

 

じゃあ、死神の加護以外を全部乗せて聖魔斬り(カオススラッシュ)をするか。

 

「『集極壊震激』ッッ!!!!!」

「『聖魔斬り』!」

 

互いの技が激突し、煙が晴れると右腕が縦に真っ二つになったダグリュールがいた。

 

「ハッハッハ!こりゃ参った!」

「参ったじゃねぇよ!!!」

 

リムルが急いで完全回復薬をダグリュールにぶっかけてた。

ダグリュールに手を差し出し起こす。

 

「大丈夫か?」

「ああ、もう生えたぞ!」

「なら良かった」

________________________

 

第三回戦のトーナメント表はどうするか割れた。

どうせなら一気に3人同時にするのも良いと思ったが、2人はタイマンで戦いたいらしいので公平にジャンケンで決めた。

 

《贈与:三拳の加護》

 

…なにこれ?

まあ、能力見るか…

 

三拳の加護:ジャンケンに必ず勝てる。三竦みの戦いに強くなる。

 

ほんとに何これ…

人生楽しくなくなるよ?

 

まあいいか…

 

「「「ジャンケン、ぽん!」」」

 

ギィとミリムはパー、俺はチョキだ。

 

「じゃあ2人が喧嘩して、勝ったほうが俺と喧嘩ってことで」

「「ああ(うむ!)」」

 

相打ちでもいいぞ。

________________________

 

勝ったのはギィだった。

 

ディーノの技やリムルの技をふんだんに使って嫌がらせをし、ミリムが逃げに徹するように誘導してから追撃をした。

 

はっきり言うと性格悪いな。

 

「ギィ、性格悪いな」

「アレくらい普通だろ」

 

レイドも抜けたしな…

 

「取り敢えず、斬る」

「ああ。掛かってこい」

 

十分後

 

「お前…ほんとに何のスキルなんだ…」

「知るか。あと人の技を一目見て盗めると思うな」

「…俺は解析してちゃんと使えるようにしてるだけだ」

 

盗人魔王め…

 

________________________

リムル視点

 

終わらない…

どうなってんだ…?

 

ギィが俺らからコピーした権能で対処してるのは分かるが、ラインハルトの権能はコピーしてないし…

そもそも権能なのか?

 

《はい。究極能力には究極能力もしくは源流能力のどちらかしか対処出来ないのが基本的なこの世界のルールですから》

 

うーん…ほんとに何なんだ?

何か見逃してるのか…

 

シエル先生!見逃してるとしたらなんだと思う!

 

《…不明です。可能性だけなら特異体質か基軸世界とは違う世界のルールを適応している可能性がありますが…妄想の域を出ません》

 

違う世界か…後で問い詰めてみるか

 

シエルさん。誘導尋問の文言考えておいてくれ!

《はい!》

 

2人の試合は勝敗が決する前にこの空間が危うくなったので引き分けとなった。

*1
遠い目

楽しい!楽しい!○○○○だよ!

  • ヴェルザード戦
  • ミカエル戦
  • ゼラヌス戦
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