英雄にしかなれない男、転スラに行く   作:ちゃがまくら

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待たせたなぁ…

話が思いつかなかっただけだよ。
忘れてたわけじゃない。

完結まで頑張るし、蒼海の涙もやるんだから…!


ゴブタはチョロい

俺は一つ確認したいことがあるので、少しの間だけ休暇をもらった。

その期間は一週間。

 

俺はその間に進化する必要がある。

能力的にも、種族的にもだ。

 

そこで、俺はリムルの能力改変能力を模倣する必要があると感じた。

 

なのでオベロンに模倣の加護をもらって、リムルに能力改変を見せてもらった。

盗み見しただけだがな。

 

なんか偶々だけど、ランガに能力改変するタイミングで来れたので助かった。

だって、言っても見せてくれないだろうし。

 

前にカイエン国へ行った時にゴブタにランガと魔狼合一していた時に能力を閲覧の加護で見せてもらったのだが、ランガとゴブタの2つの能力と合体時の能力を確認できた。

 

なので能力の比較も出来るため、これから能力を見せてもらって、どれだけの効果の変化・成長の幅があるのかを確認する。

 

もちろんゴブタと魔狼合一してもらい、その時に確認する。

ゴブタはチョロいからな。

 

なので今はテンペストの迷宮内にいる。

 

「ゴブタ、少しいいか?」

「あれ?ラインハルトさんじゃないっすか〜!どうしたんすか?」

「少し、相手してくれるかい?」

「ええー!?嫌っすよ!?ジジイも敵わない相手にオイラが勝てるわけないっすよ〜!」

「剣の勝負じゃない。何でもありの喧嘩だ」

「オイラなんかしたっすか!?謝るっす!謝るから見逃してくださいっす!」

「いや、君の力を見るためだよ。さっきランガが新しい能力を手に入れたらしいから、君も魔狼合一(ヘンシン)するときに慣れておかないとダメだろう?」

「…え?そうなんすか?それなら仕方ないっすね…」

 

よしよし…うまいこと誘導できたぞ。

あとはランガと合体させて、その時に能力を見て、どんなふうに変化させたのかを確認するだけだ。

 

「ランガさん!来てくださいっす!」

「なんだ?ゴブタよ」

「ラインハルトさんから聞いたっすよ!リムル様から新しい力もらったって!」

「ああ、貰ったが…」

「試運転しとかないと、またミリム様に扱かれるっす!それは嫌なんで先に試しておかないっすか?」

「うっ…それはそうだが…相手がラインハルト殿か…」

「安心しなよ、ランガ。今回は動きに慣れてもらうことと、合体後の能力を見てアドバイスをつけるくらいの軽いものだ」

「そうか…だが良いのか?仕事は…」

「休暇を取ってきたから大丈夫だよ」

「そうか…やるしかないか…」

 

やったぜ…!

________________________

リムル 視点

 

うちの悪魔王(デヴィルロード)たちの配下の能力改変(オルタレーション)を行い、能力の確認とその能力を使って俺の能力改変(オルタレーション)を終わらせて休憩にシュナの作ったカップケーキと紅茶を楽しんでいると…

 

『我が主!ゴブタと共に、ラインハルト殿と迷宮で模擬戦をすることになってしまいました…!』

 

ブッー!

 

思わず紅茶を吹いてしまった。

シエルさんが飛び散った紅茶を虚数空間に取り込んだので書類などには掛からなかったが、何でいきなり?

 

そもそも、ディアブロとかゼギオンじゃなくてゴブタとランガなのもよく分からない…

 

『どういうことだ!?何があった!』

『どうやら、我が主に能力を強化されたことが気づかれたようで…ゴブタの魔狼合一(ヘンシン)の練習が名目のようです』

『んー?それならいいの…か?』

 

《いえ、ダメです。ラインハルトなら解析鑑定くらいなら持っているでしょうから、究極能力の無いゴブタでは抵抗(レジスト)できずにランガの能力まで解析される恐れがあります》

 

ええ!?それはマズイ…か?

味方だしな…

 

《私が懸念しているのは能力を見られることではなく、能力改変(オルタレーション)の結果を、能力改変前の状態を知っている存在に見られて能力改変を再現される可能性です!》

 

能力改変を再現?

出来るわけないだろと言いたいが…ラインハルトだしなぁ…

 

よし!妨害するぞ!

シエル先生!二人を解析されないようにしてくれ!

 

《はい!マスター!》

________________________

 

「かなり速くなったなゴブタ」

「これでも…!まだ制御しきれてないっすよ!」

「並の天使相手じゃ全然相手できるよ。熾天使レベルはキツイだろうけどさ」

「それを軽く流すアンタは何なんすか…!」

「今はただの剣士だ」

「!!?…こっわ!?今のなんなんすか!?曲がるはずのない方向から切られたっすか?!」

「まだ1割も出してないとは言え、避けたか…成長してるな」

「これでまだ1割なんすか!?」

 

そんな雑談しながら喧嘩をし合い…

 

「ふぅ…いい汗かいたっす…」

「んじゃ、講評する前に能力見ていいか?」

「いいっすよ!」『おいゴブタ…!』

________________________

個体名:ゴブタ+ランガ

究極能力:『星風之王(ハストゥール)

特殊能力:『偽賢者(テンサイ)』『魔狼召喚(オレニチカラヲ)』『魔狼王(マロウノオウ)

耐性:物理攻撃無効,自然影響無効,状態異常無効,精神攻撃耐性,聖魔攻撃耐性

________________________

 

「なんすか?ランガさん?」

『今は味方とはいえ、外部の人物だぞ…!?それを簡単に…』

「んじゃ、講評を始めるか。まず1つ目はお前らの強みである速さを殺す相手の対策が出来てないことだな。お前らよりも速い奴が相手だったり、減速を行う奴ら相手ならそれなりに居るだろうから対策はしとけよ。」

「うっす!」

「2つ目は、ランガ側の能力を活かしきれてないこと。ここは迷宮内だから天候操作は向かないが音風支配で風の膜とか追い風とか作れるだろ。なんなら、耳元で大音量を出して気絶させたりとか色々取れる手段は豊富だ」

「ランガさんそんなこと出来るんすか!?」『う、うむ…』

「それで最後に、ゴブタ…まだ慣れてないとはいえ、力任せに動くのはやめろ」

「はいっす…」

「以上。初めてにしてはうまく動けてたとは思うから、あとは慣れろよ?」

「はいっす!」

 

クックック…これで出来る…!

俺の強化が…!

________________________

シエル 視点

 

これは…一時的にパスが…?

興味深い現象ですね…!

しかし、マスターの要望は遂げられませんでした…

やはり、この男の力は獲得する必要がありそうです!

このパスから逆に感知すれば…

 

ーーープツンッーーー

 

あっ…切れちゃいました…

だが、現象は確認したので反対につなげてしまえば…!

 

シエルの暗躍は続くが全て失敗した。




なお、強化後の力は国を守るためにしか使わない模様

最終のラインハルトの究極能力は《オド・ラグナ》の予定。漢字は決めてないので募集します。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=330505&uid=494816
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