初めは反発する聖騎士たちもいたが、剣無しで叩きのめしたら言うことを聞くようになった。
天魔大戦まで後120年あるが、基準を上げていかなければならないので鍛え上げ続けた。
現時点では
正直、鍛えすぎたかもとは思ったがまだまだ天使の数の力には及ばないそうなので...
そして、今日ルミナス様に呼び出しを受けたので現在奥の院へ向かっている。
なぜ転移しないのかというと、今は
ルミナス様はロイのメイドに扮して参加しているので、到着したら連絡するとのことでのんびりと奥の院までの道の店を見て回っている。
『ラインハルト、今すぐ奥の院に来い!』
いきなり強めの口調でルミナス様から呼ばれたので転移すると、緑の髪のメイドと扉があった。
「お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
「はあ...」
困惑しつつも従い、扉を通った。
そこには、円卓と10人の魔王+αがいた。
1人目は、赤髪の男で魔力にムラがある。魔力量自体は少ないように感じるがどこか不自然に感じる。
2人目は、プラチナピンク髪の幼女〜少女くらいの歳に見える。興味津々と言った様子でこちらを見ている。
3人目は、小さな妖精だ。2人目と同じように興味深げにこちらを見ている。それに、少し驚いた様子もある。
4人目は、2mくらいの大男で、見定めるようにこちらを見ていた。
5人目は、気だるげな少年といった風貌の天使?のようだ。興味なさげだが、しっかりとこっちを見ている。
6人目は、知り合いのロイ。忌々しそうにこっちを見ている。
7人目は、表情のない仮面を被った男で、見てはいるが他に何か考えている様子だ。
8人目は、
9人目は、白い服で詐欺とかしそうな雰囲気の男。知力は高そうで、じっくりとこちらを見ている。
10人目は、
「ロイ、なんで呼ばれたんだ?」
「こいつらが
「なるほど?普通に鍛えただけなんだが..訓練内容でも教えればいいか?」
「ああ。さっさとしろ」
「はいはい...訓練内容は主に走り込みと連携だな。ある程度、頭が良い奴には兵法とかも教えてるけど基本はこの二つだ。」
赤髪の男が聞く。
「なぜ、その二つなんだ?」
「理由としては、生きていればいつでも反撃できると言う考えとついでに体力も付くから走り込み、連携に関しては、人間は魔物に比べて基本的に身体能力が劣るから翻弄する動きをする奴と隙を見て切り込む奴といつでもフォローできる奴の3つの役割を全て練習させて連携を組みやすくしている。」
さらに赤髪が言う。
「他の人間共も任せられるか?」
「いや、それは不可能だ。走り込みといっても各々のフォームの矯正から呼吸の仕方まで教えているから、人手が足りない。」
ピンクの幼女が聞く。
「うーむ...ならば、基本の型を作れたりしないか?」
「走る時のフォームの?」
「ああ!そうすれば、ある程度の効果はあるのではないか?」
「ある程度はあるが、それなら実践経験の方が早く実力があがると思う」
妖精の子が
「じゃあ、何か他に方法ないの?」
「精霊と契約するとか、戦闘経験の豊富な悪魔を宿らせて体に覚えさせるとかなら...」
「それならいけるかもなのよさ!」
赤髪が仕切る。
「では、精霊を宿らせるという方法を試してみよう。俺の配下の悪魔に街を襲わせる。ラミリスは精霊と契約しやすい環境にする。」
「わかったのよさ!でも、どうやって精霊の棲家に誘導するの?」
「そこは提案者のアイツにやらせる。」
「...噂を流しておきますよ。ラミリス?さん、どこに棲家の入り口を作るのか後で教えてください」
「わかったのよさ!」
とりあえず引き受けたけど、面倒だな...西方聖教会の支部に行ってそれっぽく言っておいたらいいか。
終わったと思いのんびりしていると赤髪が
「さて、お前にもう一つ聞きたいことがあってな」
と言った。
とりあえず聞いてみる。
「お前、ジュラの森に入ってヴェルドラを刺激したそうだな?」
「調査してこいと言われただけで、その責任はロイですのでロイを責めて」
「お前!?」
ロイが文句を言っているが、放置して責任をなすりつける。
だが、赤髪が続ける。
「今は責任云々の話じゃない。お前、襲われた時にヴェルドラの尾を切り落としたそうだな」
「うん。切ったけど?」
「へぇ...じゃあ、俺と戦えよ」
「む!ずるいぞギィ!ワタシも戦いたいのだ!」
「それを言うなら俺もだ」
「あー、うるさいぞ。ミリム、ダグリュール」
「だってー!」
なんか、誰かとは戦う流れになってるんだが?
ピンクの子、ミリムが問いかける。
「おい!誰と戦うのだ?」
「全員、嫌だけど?」
「なんでー!?」
「だって面倒だし...」
「何をー!」
「戦うなら、先に決めてから言ってくれよ」
「むむむ!ならワタシが戦うのだ!決定!」
「おいおい、そりゃないだろ?」
赤髪の男、ギィが文句言っているが、お前も同じなんだが?
「はあ...ミリム、殺すなよ?」
「わかってるのだー!」
「本当にわかってんのか?」
もう決定事項みたいに進んでいる。
非番だったから剣すら持っていないんだが...
無手でもできるけどさぁ...
「早く準備するのだ!」
「剣持ってない?」
「それなら、俺の貸してやるよ」
「ありがと」
ギィがなんかすごそうな剣を貸してくれた。
持てて振り回せるならどんな剣でも良いけど。
「じゃあ、かかってくるのだ!」
「はい、はいっ!」
とりあえず、下から斬り上げて顎を狙う。
当たればダメージを与え、避けられても視線を外せる。
カウンターされても加護の効果で初撃は避けられる。
だが片手で掴まれ、受け止められる。
そのまま殴りかかってくるが剣を使い、上に投げた。
「おおー!なかなかやるな!それに、攻撃を避けられたのだ!」
「初見の加護で初めて見た攻撃は避けられるから、ねっ!」
地面を蹴り、飛び蹴りをかます。
それも受け止められるが、靴紐を操ることで手を足を掴んだままの状態で固定する。
そのまま、顔目掛けて切りかかるが靴紐が引きちぎられ、避けられた。
「靴紐がニョロニョロと動いたのだ!?」
「靴紐の加護だよ。」
「変なのだ!」
「俺もなんでこんなのが加護になってるのかわからないよ」
とりあえず、搦手を使って隙を作り切り込むも避けるか受け止められる。
純粋に身体能力が違いすぎて追いついていない。
どうしようか...死神の加護はどうだ?
「おっと!なんだか危ない気がしたのだ!」
「勘で対処された...」
終わらないんだが?
片方は全部避ける奴、片方は回避の必要な攻撃は勘で避けるからずっと終わらない。
「終わらない...」
「降参するかー?」
「一撃も食らわないのに降参するわけないだろ?」
「ワタシもしないのだ!」
うーん...一回でも攻撃当てた方の勝ちにしないか提案してみるか
「次、攻撃当たったらそいつの負けな?」
「わかったのだ!」
良いらしいのでカウンターで決めようかな。死神の加護も常時オンにしておいて...
「行・く・の・だ!」
地面に足ついて、踏ん張ってから突撃してきた。
かなりの速度が出ているが、早駆けの加護を使っているのでそのくらいの速度なら見える。
というか、カウンターしなくても矢当ての加護で投げつけたら当たるじゃん。
「おりゃぁ!」
「え!?止まるのだ!んーー!!」
「止まったら当たるぞー」
「そうだったのだ!横にー!」
「矢当ての加護で絶対に当たるけど」
「え!?ウグゥ...」
咄嗟に横に避けたミリムをギィの剣が追いかけて、後頭部に直撃した。
「ま、ま、負けてしまったのだー!」
「俺の勝ちだな。」
「普通に戦ったらワタシの勝ちだったのだ!」
「今回のルールにお前も同意したろ?」
「それは..そのぅ...」
元凶のギィに聞く。
「ギィもこれで満足か?」
「ああ。まさかミリムが負けるとは思ってなかったがな。お前、名前は?」
「ラインハルトだ」
「そうか。今度、食事でもどうだ?」
「うまいものならいいぞ」
「なら、とびきりうまいものを用意しておこう」
ならいいか。
「負けたのだ...勇者に、しかもまだ覚醒していない勇者に...」
まだ落ち込んでるよ。
...飴ちゃんでもやるか。
「ミリム」
「なんなのだ?今むしゃくしゃしムグッ!?...なんなのだこれは!?」
「飴玉」
「こんなにうまいもの食べたことないのだ!」
「飴ちゃんやるから元気出せよ」
「こんなにうまいもの食べて元気にならないほうがおかしいのだ!」
子供かな?
オリ主ラインハルトは中身凡人やから気づくの遅いんやで。
選択肢が多いから迷うヤオモモとおんなじや
アンケートは1/5 13時に締め切る予定です
クロエのループにラインハルトの存在はずっといた?(いたが多数の場合、クロノアに認知されます)
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いた
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いなかった